2008年10月19日(日)
近江大橋LSD [ランニング]
JR湖西線「大津京」駅に降りると、粟津さん、細井さん、外峯さんが待っておられた。外峯さんは、私と同じ、9時7分着の電車に乗っておられたようだ。
「おはようございますじゃなくて、外峯さん、よかったね。」
「それ、誰もゆってくれはらへんねんけど・・・。」
「えー、そんなことないでしょう。ボクのまわりでは、みんなゆってはるよ。まあ、これからボクがはやらすから、心配せんとー。」
駅から今日の拠点になる「やまとの湯」まで、およそ10分間、外峯さんとしゃべりながら歩いた。
「藤井さんのブログ、すごいね。鴨川ゆっくりランのことがすごくくわしく書いてあって、私もそこで走っているような気分になりました。」
「ちょっとやりすぎかなあとも思ったんですけど・・・。」
「私は知ってる人がいっぱい出てきておもしろかったけど、知らない人はどうなんやろね。」
「そら、何をダラダラ書いとんねんっていう感じやろね。うちのヨメさんに、そうゆうていっつもおこられてんねん。」
「『ビッグ・ピーチ』もよかったよ。」
「えっ、意外。自分でも『あー、しょうもなー』と思いながら書いてたんやけど・・・。」
「話は変わりますけど、『大会レポート』って知ってはる? それに福井マラソンの大会レポートを書いている人がたくさんいたんやけど、そのほとんどがよくなかったって。スタート地点に仮設トイレが全然なかったとか、ゴールからスタートまでのシャトルバスがなかなかこなくて、おまけに有料やったとか。」
「そうなんですか。私はバタバタしていてあんまり感じへんかったけど・・・。」
「でも、結果が出たからよかったですやん。松田さんも、わざわざ応援に来てくれはったし。」
「そうなん。松田さんが、そこまでしてくれる人やとは思ってもみなかったし。」
「あの人、剣道何段とか言ってはったし、ちょっと男っぽい系の人かと思ってたけど、情の深い人やったんや。」
「今回も走ってみて分かったんやけど、やっぱり最後の方に腹痛がきてしまって。腹筋をきたえなあかんね。いい課題が見つかりました。」
「一般のオッサンランナーの代表として言わせてもらいます。・・・いっぺん腹がいとなるほどのスピードで走ってみたいわ。」
「えー。藤井さんは、今はもうレースでいいタイム出したろとか思わはらへんのですか。」
「そら、思いますよ。こないだ京都ランナーズの記念誌が見つかって、前は御所2周どれくらいで走っとったんかいなーと思って見てみたら、28分55秒でしたわ。」
「えっ。(絶句)」(このオッサンは絶対口から出まかせを言っているという表情。でもこれは事実なのです。)
「結婚の前の年やから、28歳かな。ボクもけっこう速い時あったんですよ。」
「また、がんばらはったらいいのに。」
「最近、外峯さんのがんばりを見て、ボクもちょっとがんばってみようかなという気持ちが出てきました。」と言いたかったけど、その言葉はのどにひっかかってしまいました。「がんばる」は、私に最も似合わない言葉。これからも、おちゃらけで、外峯さんの気分転換の役に立てるような人間でありたいです。
「やまとの湯」に着くと、谷村守茂さんがおられた。(谷村さんについては、4/14のブログ参照)
「谷村さん、谷村さんとは今日この世の別れになるかも知れんし、いっしょに写真とっときましょ。」
「なんやなあ。」
あれ? 谷村さんはニコニコと笑っているだけ。前の元気な時の谷村さんやったら、ボクの言葉を3倍にも4倍にもして返さはったやろに。こら、ほんまに危ないぞ。
5年前、三途の川を渡りかけてから、人間変わってしもたんかな。
来年の京都シティーハーフを目標に、ぼちぼち走り始めておられるらしい。がんばれ、元サブ3ランナー。
まず、目指すは、近江大橋。スタート地点から6kmと聞いたが、いやに遠い。
公園を通ると、人だかり。
全国スポーツ・レクリエーション祭(スポレク滋賀2008)が開催されている。この公園は、ウォーキングの会場になっているようだ。
私が通り過ぎようとした時、ゲストの早狩実紀さんがあいさつをされていた。
近江大橋に着いた時、タイムを見ると33分50秒。何ぼなんでも、ちょっとゆっくりすぎたかな。
めっちゃかわいいワンちゃん発見。
ロープにつないでなく、うれしそうに湖畔を走っている。
「写真撮らせてな。」と、一応ワンちゃんに交渉。いやがってなかったので写真を撮っていると、その横をスーと抜いていく外峯・細井コンビ。
「この写真を撮ってる藤井さんを撮りたいわ。」とは、外峯さんの言葉。
この二人をまた、横から抜き返すワンちゃん。
「何かいやなことしたんちゃいますか。」とまたまた外峯さん。
「ちゃうて。うれしくなって走ってんにゃん。」
後ろから自転車の女性が追いついてきたので聞いてみた。
「飼い主さんですか。ワンちゃん、何ていう名前ですか。歳は?」
「はい。名前は、わんです。4歳です。」
ワンちゃんの名前が「わん」やてー。これは、今日はがんばって走れます。
もう少しで近江大橋東詰というところで、またまたかわいいワンちゃん発見。
「ワンちゃんの写真撮らせてもらっていいですか。」と聞くと、ちょっととまどっておられた。
「犬、大好きですねん。」と言ったら、ちょっと飼い主さんの表情がやわらいだ。
「お名前と歳を教えてください。」と言うと、
「名前はりゅう、歳はちょっと・・・。捨て犬を拾ってきたから・・・。」
「そうなんですか。子犬で拾わはったんですか?」
「いや、今とおんなじくらい。もう、大きかった。拾ってから5年半です。」
ああ、ええ人や。
りゅうちゃんは、すごく人なつっこく、私にもお手しまくり、ペロペロしまくり。もうちょっとかまいたかったなあ。
(注)まだまだ、続きます。
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2008年10月15日(水)
第12回京都鴨川ゆっくりラン・おまけ [ランニング]
ゴール後、すごく気になったことがあったので、矢瀧さんに聞いてみた。
「あのー、すごいでっかいぼうしかぶって走ってはる女の人いやはりますやん。あの人、写真撮らしてくれはりますかね。」
「さあ、どうかなあ。でも、あの人ね、ここで初フル完走しやはったんよ。」
「へー、そうなんですか。あの人、毎回来てはりますよね。前から、気になって気になって。めっちゃ、かっこいいですよね。京都の人ですか。」
「そう、西の方の人みたいよ。写真撮ってもいいですかって、聞いてみたら。」
よっしゃー。待ち伏せして、並走。
「すんませーん。写真撮らせてもらっていいですか。」
「えー、かなんわー、はずかしい。」
「あのー、めっちゃかっこいいし、私のブログにお写真載せたいんですけど・・・。」
「何がかっこいいもんですかー。かっこ悪い。日に焼けんのがかなんから、こんなかっこうしてますねん。」
「お名前教えていただけますか?」
「そんなん、あきません。」
お名前公開はNG。でも、写真はいいでしょう。
私が、心の底からかっこいいと思っている事が、きちっと伝わったでしょうか。私は、オリジナリティーを持っている人が大好きです。(この重装備でフルに挑戦はすごい。)
矢瀧さんは、数少ない私と同い年の女性ランナー。最近は走ってられるところはお見かけしませんが、今や「ゆっくりラン」の顔と言ってもいいですね。この大会で、矢瀧さんとお話できるのも楽しみです。同い年ということだけで、すごく親しみがわきます。
残念ながら、次回の12/23は万博クロスカントリーの出張販売と重なり、「ゆっくりラン」には参加できません。4回連続参加させてもらっていたのにねえ。
そういえば、太田さんが、「ゆっくりラン」の日を決めるのに苦労したとおっしゃていた。
第1、第3日曜は京都走ろう会、第2、第4日曜は京都ランナーズ。それにぶつからんようにするには、祝日しかない。それで、春は昭和の日(4/29)、夏はお休み、秋は体育の日(10月第2月曜)、冬は天皇誕生日(12/23)に決定したということだ。
ああ見えて、けっこういろんなところに気を使っておられる。
この写真は、出さないほうがよかったかな。
いつも私を見つけては声をかけてくださる○○さんです。今日は、ヒザの調子がよくなく、後半はとぼとぼと歩いておられました。
いつも楽しそうに走っておられるのに、今日はちょっとつらそう。無神経にカメラを向けて、ごめんなさい。でも、何も下を向くことありませんって。鴨川のそよ風を胸いっぱいに吸って、気持ちよく前に進みましょうよ。
ゴールした時、荷物置き場のあたりをぐるっと見回してみたが、水野さんがいない。私より先行していたので、20kmでやめたのなら、このあたりにいるはず。ということは、まだ走っとんのかい。昨日、御所2周8.2km走ってんのに、今日またなんぼ走る気なんやろ。
とボーとしていると、私の少し後ろを走っていた松田発世さんがゴール。
私に向かって、いきなり、「外峯さん、よかったね。」
京都ランナーズ会員のあいさつは、一週間前から、「こんにちは」ではなく、「外峯さん、よかったね。」になっています。(外峯陽子さんは、福井マラソンハーフで、大阪国際女子マラソンの出場資格をクリア。)
「ほんま、よかった。松田さん、応援のためにだけ、福井まで行かはったんでしょう。すごいですやん。」
「外峯さんの一生懸命な姿見てたら、いてもたってもいられんようになってね・・・。」
「そんなんもあって、がんばらはったんやと思いますわ。」
「そう、あの人は、そういうことを全部自分の力にしていける人なんやわ。そうそう、藤井さんからもメールもらってうれしかったって言ってはったよ。送らはったんでしょう。」
「へへへ、こそっとね。」
「こそっと?」
「あっ、丹後ウルトラはどうやったんですか。」
「へへー、またまた71kmの峠でアウトです。8回連続の収容です。そんな簡単に完走してしもたら、おもろないでしよ。楽しみは先に取っとかな。」
「うーん。やっぱり、そうゆうもんなんかなあ。」
「うそうそ。完走したいに決まってますやん。練習もせんと完走は無理ですわ。」(松田さんが、私のいいかげんな話をマジメに聞いてくださって、ちょっと恐縮。口からでまかせは、ダメ!)
「ボクね、ウルトラの後半になると、気持ち悪くて何にも飲み込めへんようになるんですわ。水まで気持ち悪くなってね。胃とかがあんまり強ないんかもねえ。」
「あっ、それやったら、ガスター10いいよ。私の知ってる人は、みんなウルトラのスタート前に飲んではるよ。」
おお、これは新情報。今度、試したんねー。
松田さんとしゃべっていると、水野さんが南側から戻って来た。
「もう、しんどいですー。」
「そしたら、そこ、ぐるっとまわって、写真だけ撮ってもらい。」と松田さん。
「はーい。」
けっきょく、23km。2時間4分くらいかな。昨日の今日やのに、よう走った。若い子が元気に走ってくれると、大会が盛り上がるね。
エイド前をウロウロしていると、水野さんから、「私のデジカメで写真撮ってもらえますか?」
昨日初対面の、自分の父親よりより年上であろうおっちゃんに頼むなんて、おもしろい。
「タテで・・・。」
構図の注文も、・・・おもしろい。
普段、これくらいの歳の子としゃべったことがないので、ひと言ひと言がおもしろい。
北大路橋ときれいな青空をバックに、かわいい写真が撮れました。京都のいい思い出の写真になったかな。
そうや、チャンス!
ゴール写真係としていそがしくされていた水戸さんにお願いし、水野さんとのツーショットを撮ってもらった。(こんなへんなおっちゃんと、すまんなー。)
水野さんを見ていると、うちの真樹が5年後にこんななんのかなあと思ってしまう。丸顔はちょっとにてるけど、こんな愛想よくなれるかな。
どこで暮らすことになっても、彼女のようにまわりの人からかわいがられる子になってな。
着替えていると、フルのトップランナーがゴール。
私も走ってる最中に何べんも見せてもらったけど、フォームがきれいでかっこいい。3時間10分くらいでゴールされたそう。
この暑さ、この走りやすいとはいえないコースで、このタイム。ゴールされたあとも、ケロッとした顔で私にしゃべっておられました。強い!
お名前は、三宅さん。京都の人だそうです。あんまりかっこいいので、写真を撮らせていただきました。また、どこかでお会いしましょう。
ビブレ駐車場に車を取りにいったあと、ゴールタイムを書き忘れたことに気づき、また会場へ。(この大会は、ゴールタイム自己申告制です。)
ちょうど吉川さんが本部前に。
「ここで、やめときますわー。」
「えー、フル行くゆうてはったんちゃうんですか?」
「33km走ったし、もう十分。来週、試合やから。網野八丁浜のハーフ出るんです。もう、無理せんときますわ。」
吉川さんは、ごく最近親しくなった人です。お顔は前から存じていたのですがお名前が・・・、という感じだったのが、「いつも、ブログ見せてもらってます」のひと言から親しくさせていだくようになりました。今や、京都ランナーズの中で最も信頼している人と言っていいかもしれません。私のブログは、全部チェックしてくださっているようで・・・。
それにしても、レースのことを「試合」という人はおもしろい。きっと、体育会系上がりなんやろね。
あー、満腹。盛りだくさんの「京都鴨川ゆっくりラン」。私は、大満足です。
写真は撮れなかったのですが、鴨川通学橋折り返し地点でランナーに声をかけ続けてくださっていた久保田さん。
鴨川のおそうじの仕事をしておられた八木さん。
ベンチにすわっておられた頭がピカッと光った元花一中・数学のI先生(通称・イタさん)。
レースに参加しているランナー以外にも、たくさんの方に会えました。
このブログを見ていただいて、また参加者が増えればうれしいですね。
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2008年10月14日(火)
第12回京都鴨川ゆっくりラン・続き [ランニング]
今日は、走っている間、いろんな人とおしゃべりし、いろんな人の写真を撮らせてもらった。
しかし、私の足の状態があまりよくなかったせいか、写真も半分くらいが失敗だった。走りながら撮った(つもりの)写真は、ほぼ全滅。しっかり静止し、落ち着いて待ち構えて撮ったものだけが何とか見られるものだった。
スタートして南へ約1.5km。加茂大橋の折り返し付近で、後ろから、「こんにちは〜」のさわやかな声。
「あっ、水野さん。昨日のブログ用の写真、かわいく写ってましたよ。今日も、ご迷惑でなければ写真撮らせてください。」
「はい、ありがとうございます。」
「昨日、吉川さんから聞いたんですけど、岐阜の高校の陸上部で短距離やってはったとか。」
「はい、短距離じゃなくて、800と1500なんですけど・・・。」
「ああ、そうなんですか。訂正しとかなあかんね。そら、速いはずやね。御所1周17分で行かはったんでしょう。私、今日、ゆっくりしか行けへんし、遠慮せんと先に行ってください。」
「はい。」
見る見るうちに、彼女の背中は小さくなってしまった。
さあ、いっぱい写真撮るぞー。
最初に出会ったのは、川橋さん。醒泉ランナーズの代表です。楽しそうに走ってはるとこがいいね。私と同い年ですが、私よりはるかに軽快です。
次は、谷角裕之さん。
この大会には、毎回必ずお父さんと共に出場されています。
(この写真の後ろの方に小さく水野亜美さんの姿が。谷角さんのすぐあとだったので、撮影に失敗しました。)
出ました。山嵜松若コンビ。
このゆっくりランナーお二人は、この大会の趣旨にぴったり。大会のふんいきを、すごくいい方向に盛り上げてくれています。
土手の上の道に、口のまわりの黒い犬が。写真、写真。
「すんませーん。ワンちゃんの写真撮らせてください。」と言いながら土手に上がっていくと、飼い主さん(女性)は、ちょっとビビッておられた。
「口の周りが黒い犬に、悪い犬はいませんから。」と言うと、ちょっと安心されたようだ。
「三四郎、オス、7歳」
めっちゃ上等な雑種です。
いつも思うことだが、雑種の飼い主さんは協力的。
「こっち向いてー。」とワンちゃんに頼んだら、必ず、「○○ちゃん、こっち向いて。」と指図してくださる。
今回も、「さんちゃん、おすわり。はい、こっち向いて。」で、いい写真が撮れました。
1周して本部に戻ると10km。53分23秒。これは、今までの鴨川ゆっくりランのペースに比べると、かなり遅い。でも、今日はなぜかそんなことが全然気にならない。
多くの人が、声をかけてくださる。たいていは、「藤井さん、がんばってはりますやん。」
私には、「がんばらない人」というイメージが定着してしまったのかな。そんなこともないんですけど・・・。
本部の前に谷角慶之さんの姿が。
「谷角さん、今日は・・・。」
「ちょっと手術してなあ、今は走られへんにゃわ。」
「そうなんですか。待ってますし、また戻ってきてくださいね。」
「はい。」
谷角さんは、この大会を毎回楽しみにしておられた。ゆっくりではあるが、着実に前に進んでおられた。今回は走れずに悔しかったであろう。次回は何とか戻って来てくださいね。
京都走ろう会の田村さん。
「丹後100、どうでした?」と聞いてくださった。
「あきません。また、碇高原手前の峠でアウトです。71kmですわ。」
「がんばらはりましたやん。私は、申し込みもできませんでしたわ。ジムで3、4km走ってるだけやしねえ。」
昨日会ったばかりの保坂さん。
「ブログに、昨日の保坂さんのヨレヨレのゴール載せときましたし。」
「角南さん、ニッコリ!」
いい笑顔です。今日は、30km走られるそうです。
角南さんは、いつもこの大会の受付を手伝っておられます。えらい!
大阪城公園(10/4)で会った藤村さん。
「藤村さーん」と声をかけたら、それまでヨレヨレだったのが急にシャキーン。カメラを向けると、帽子まで取って・・・。なかなかやりますねー。
またまた出ました、山若コンビ。大文字の舟形をバックにゆうゆうの走りです。
こちらも昨日あったばかりの吉川さん(写真左)。
サングラスをしておられたので、最初誰か分かりませんでした。今日は、フルの予定だそうです。
またまた、昨日会ったばかりの池田さん。今日は、30kmの予定です。
けっこう長い間、私と並走しながらしゃべった石田さん。
「向こう岸もなんかの大会やってはりますなあ。」
「暑うて暑うて、汗が目に入ってたまりませんわ。」
「今日もたくさんの人の参加になりましたね。」
「ブログ用の、しゃしーん!」
北の折り返し地点から、水野亜美さんが下りてきた。それまでいい写真が撮れているかどうか分からなかったので、必死。
松田さん、発見。サングラスが似合っています。
松田さんと井上さん。二人のツーショットを撮るために、私はコースを引返しました。
鴨川の土手には、こんな小さくてかわいい花も咲いています。
最後の下り約3.5kmは気持ちよく走れた。20kmゴールは、1時間44分25秒。今までの3回に比べると、およそ9分遅れ。(後半10kmは、51分2秒。後半はええがな。)
でもゴールタイムが遅かったことは、別にどうって言うこともない。いろんな人といっぱいしゃべれたし、たくさん写真も撮れた。かわいいワンちゃんにも2ひき会えたし。
ゴール付近に、あの山若コンビが。なにやら協議している模様。
「もう、やめるわー。」(山嵜さんの高い声)
「えー、40kmまで行くんちゃうん? まだ、弁当も食べてへんやろにー。」(山嵜さんは、毎回弁当持ちで、途中弁当を食べて40km走ってはります。42.195ではなく40。)
「無理せんとくわ。あした、仕事やし。」
「やめとくわー。」(松若さんの低い声)
「そうやねえ。今日は、ちょっと暑すぎるもんね。二人の写真は、バッチリ撮れてるし、また送りますわー。」
「たのむわー。」
このお二人は、いつも私の写真を楽しみにしてくださっている。へたな写真でも、こんなによろこんでもらえたらうれしい。
(注)まだ、続きます。
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2008年10月13日(月)
第12回京都鴨川ゆっくりラン [ランニング]
今日のトップ写真は、敬意を表し実行委員長の太田武志さん。
スタート前に声をかけられた。
「藤井さん。藤井さんのブログ(4/29)を見て申し込んでくれはった人が何人もいやはんねん。ありがとうな。」
「いやー、そうなんですか。そうゆうてくれはったら、ボクもうれしいです。」
「それから、デコボコ道のことやけど、土木事務所、土入れるて約束したのに入れとらへんねん。これは、最初に参加者の皆さんにあやまっとかなあかん。」
「あらー、そうやったんですか。8月でしたっけ、『土木事務所にかけあいに行ってきたわー』ってボクに電話くれはりましたよね。」
「そうや。その時はええ返事もろたんやけどなあ・・・。」
「そら、なかなか動きませんて。でも、こんなたくさんの人が利用してる場所やのにねえ。」
「ほんまや。わし、また、言いに行くわ。」
第10回(昨年12/24)はあいにくの雨で、その時出雲路橋の南側に水たまりがたくさんできていた。走り終わったあと、そのことを太田さんに言っておいた。その事後報告の電話を私にくださったのだ。
私やヨメさんは、大会に出たら、できるだけ自分の気づいたことを主催者さんに伝えるようにしている。どの大会でも、それをありがたがってもらえる。中にいる自分たちではなかなか気づかないことを、よくぞ指摘してくださったという感じなのかな。そういう姿勢を忘れない大会は、参加者の評判もいいように思う。
受付の横には、太田さんの、「参加者のみなさま」というチラシが置いてあった。私は、朝、それにまったく気づかず、帰り際太田さんに言われてもらって帰った。特に告知がなかったようなので、見ないまま帰ってしまった人もいるかもしれない。そんな人たちのためにも、一部を紹介します。
「〜〜太田の雑感、独り言〜〜」の4番目
私は今年、参加した種目→200M、5K、10K、ハーフ、フルマラソン、50K(来年は100Mと100Kがメイン)。サロマ湖100Kは、約20年前3回走りました。楽しくなかったから、随分、サロマ湖は走っていません。今年は、遊び半分で50Kに参加しました。
10Kを過ぎて、横道を逸れて、高い所からサロマの北の大地を眺めました。雄大で、とても美しかった。コースに戻り、景色ばかりを見ながら走りました。のんびり走って楽しかった。
39Kを過ぎて、後11K、さあ、頑張って走ろうと思った瞬間、狭い橋で行き交うランナーに押されて、転倒、出血。消毒をしたが、出血で貧血。しかし、自分に負けてなるものかと、フラフラになりながらも、必死にになってゴールイン。
京都に帰って、年代別4位と解る。3位迄が入賞、表彰。何となく、悔しくなった。しかし、押されるのも実力、転倒も実力、まさかは、いつも、どこにもある。全ては実力-日常が全てと思いました。
私は、この夏、よくトレーニングしました。やっと、800×10回、200×15回、走れるようになりました。来年は楽しいサロマ100Kとなるよう、京都の名所旧跡(2000ヶ所)を、朝から夕方迄、明るい間に訪れて、見物しながら走るのを楽しみにしています。〔サロマ湖100Kの為、〜Kを走っておかないといけないとか、何時間走っておく必要があるとか(雑誌に載っています)そんな義務感や必要感で走ると楽しくない〕私は、義務感や必要感で走るのではなく、走るのが好きだから、故障もなく、楽しく走れるのでしょうね。
ちょっと私に似ています。(ただ、私の一まわり上だけあって、いろいろなことに拍車がかかっています。)
上の文から、太田さんがどんな人なのか想像してみてください。私が知る限り、自分だけでなく、多くの人に楽しく走ってもらいたいと常々思っておられる方です。
さあ、もうすぐスタートと言う時、土手の上にかわいいワンちゃん発見。写真、写真。
「ミュウちゃん、メス、4歳」
おばあちゃんがシベリアンハスキー。その血を受け継いで、背中にシルバーの模様。目も青かった。
スタート前のランナー紹介。
今回は、北海道札幌市の酒井さん。お歳は75歳を越えられている。
以前から太田さんのことを知っておられ、今年のサロマで感激の(?)初対面だったそうだ。
「前からワシのことは知ってくれてはったらしい。」
「あー、京都に変わったオッサンおるでーってですか?」
「いやいや・・・。サロマでおうた時、『太田さーん』ゆうて、抱きついてきやはったんや。びっくりしたで。今日は遠いとこ、よう来てくれはったわ。」
一部の人は、1時間前の9時スタート。
私も含めその他大勢は、10時一斉スタート。
スタート前から、たくさんの人としゃべった。昨日京都ランナーズの例会であったばかりの吉川さん、池田さんともお話した。
「藤井さん、昨日の子も走りに来てるし。」と吉川さん。(例会初参加の19歳のめっちゃかわいい人のことです。)
おお、これは走る楽しみが増えたわい。
今回も、水戸さん、矢瀧さんが、しっかり太田さんを支えておられる。
私たちの目には直接見えない準備段階から、当日の運営、後かたづけまで。本当に頭が下がります。これだけ人数が増えた大会を、少人数で運営されているところがすごい。
太田さんがコース全般の安全管理、水戸さんが本部付近の管理とゴール写真、矢滝さんがエイドステーションの管理という感じの役割分担であった。
この3人がお元気なうちは、この「京都鴨川ゆっくりラン」は安泰であると思う。
(注)まだ、続きます。
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2008年10月12日(日)
京都ランナーズ例会(10月第2日曜) [ランニング]
御所、梨木神社前でスタートの準備をしていると、ウォーミングアップ組が戻って来た。
「藤井さん、ちょっと・・・。」吉川さんから、声をかけられた。
「あの子うちの近所の子で、『一回来てみる?』ってさそってみたんや。」
「いやま、かわいい人ですやん。」
「うん、19歳で、うちの娘と歳変わらんにゃけど・・・。まあ、それはどうでもええことで・・・。」
「いや、そこ大事なとこですよ。」
「あの子、新しいランニングシューズが欲しいらしいんやけど、どこで買ったらいいか分からなくて。キャロットさんで見てあげてくれる?」
「はい。ありがとうございます。あとで、名刺渡しときますわ。」
走り終わったあと。
「吉川さん、彼女速いですやん。」
「そう。高校の時、陸上部やったらしい。短距離やけどね。」
「あー、そうなんですか。そら、例会にもじゃんじゃん来てもらわんと。」
「でも、京都にいるのはあと半年なんや。学校卒業して、岐阜に帰るんやわ。」
「そら、残念。ブログに、『こんなかわいい人も時々来られます』って書こうと思ってたのに・・・。」
その時、横から、「時々じゃなくて、『いつも来られています』って書いときなー。」
「いや、それしたら、『おとり広告』になってしまうし、あきませんでー。」
「京都におられる間に、また例会に来てくださいね。」
「はい、ぜひ。」
まあ、なんてさわやかな。(彼女は、平成生まれだそうです。)例会に、こんな人たちがどんどん増えていってくれたらいいのになあ。
秋晴れのいいコンディションであったが、ちょうど地域や学校・保育園などの運動会と重なった人が多かったようで、参加者はさほど多くなかった。(冨田会長も、お孫さんの運動会のため、例会はお休み。)
今日は、申告タイムレース。御所一周の申告タイムに近い人から6人くらい、商品が出ます。
こういう時は、できるだけあとだし。自分のレベルに近そうな人の申告タイムをカンニングしてから、自分のタイムを申告。
今日は、木村さんの18分30秒を追いかけてっと。100mほど遅れの18分50秒でどうかな。
スタートすると、あっという間に最後尾あたりに置いていかれてしまった。とりあえず木村さんを探し、視界から消えないように追う。
中間2km地点あたりでは50mくらいの差。これは思惑どおり。ただ、木村さんが一周18分半のペースで走ってくれているかどうか。まったく分かりません。
1周目ゴールは、80mほどさきに木村さんと保坂さん。木村さんが18分半なら、私は18分50秒くらいのはず。バッチリやん!
2周目に入ると、少し体が軽くなってきた。
寺町今出川を左折したところで、前を行くお二人に追いつく。木村さんをかわし、保坂さんの背後にぴったり。
烏丸通りに入り、KBS京都前くらいで保坂さんも追い抜く。やっぱり先週の5時間走が効いているのか。あまりしんどくならない
そのまま、軽快にゴール。タイムは、36分55秒。中6日あけると、足もかなり回復するもんや。8.2kmをキロ4分30秒平均で行けたことになる。上出来。
今日は1周の方が多かったようで、けっきょく木村さんが最終ランナー。レベル高! 40分で、全部終わってしまいました。
最後に、申告タイム賞の表彰。
木村さんの1周目は、18分14秒。私はその15秒遅れの18分29秒。
木村さんとの差はバッチリだったが、木村さんがちょっと早すぎた。でも、おかげさまで二人とも入賞。私は、かわいいタオルとソックスをいただきました。どうもありがとうございました。
「藤井さん、ブログ用の写真!」の声。
「すんませーん、写真撮らせてもらっていいですか。」
「はい、ありがとうございます。」
「吉川さん、紹介者ということでいっしょに。」
「かなんわ、藤井さんのコメントがこわい。池田さん、いっしょに入って。」
ということで、3人並んでパチリ。いい写真になりました。
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2008年10月05日(日)
京都走ろう会例会(10月第1日曜) [ランニング]
今日、京都走ろう会の井上さんから声をかけられた。
「木彫りの展覧会があるし、よかったら来て。この入場券で入れるし。」
井上さんといえば、ハンコ屋さん。そのお仕事も、70歳を区切りに去年やめられたそうだ。以前は、愛犬ルルちゃんを連れて来ておられたが、最近はお一人で役員さんのお仕事に来られている。
その井上さんが、木彫りを趣味にしておられるとは知りませんでした。私も、若い時木彫りが好きでちょっとだけやっていた。そのにおいがして、わざわざ声をかけてくださったのかな。
井上さんの作品は、3点出品されるそうだ。
ぜひ、行かせてもらおう。
「第15回 キツツキ会木彫工芸展」
とき 平成20年11月6日(木)〜10日(月)
午前10時〜午後5時、但し10日は午後3時まで。
ところ 相国寺 承天閣美術館 2F
京都市上京区今出川通烏丸東入
電話 075-241-0423
朝、いつものようにビブレの駐車場に車を置き出雲路橋へ。
鴨川を見ると、ビブスをつけて走っている若き男女が。一人もランシャツランパンではないが、けっこう速い。どうも駅伝をやっているようだ。
後で聞いて分かったが、京都のスキー部の交流駅伝だった。そういえば、うちの廉も、中3の時オープン参加で出してもらった。(廉は、花背第一中スキー部のクロカン選手で全国大会に何度も出ています。)
その後ろからは、視覚障害者のランナーと賀茂川パートナーズの二人連れ。
前から思ってるんやけど、バイクを入れんなとか、バーベキューすんなとかというしょーもない鴨川条例。何でもかんでも禁止にしたらいいちゅうもんちゃうで。
「視覚障害者のランナーのみなさんが、気持ちよく走れる鴨川にしましょう。」くらい条例に入れられんか。
府会議員さん、一度日曜日に鴨川を走ってみてください。いろいろなものが見え、認識を新たにしますよ。
今日は朝から雨模様。
ヨメさんが、「今日は、走ろう会、行かへんの?」
「行くにきまってるやん。走りに行くというよりもしゃべりに行くねん。走ろう会の人はええ人ばっかりやから。なんかなあ、温泉につかってるみたいやでー。」
「そうやろなー。」
さて、温泉のようなランニングクラブとはいったい・・・。興味のある方は、ぜひ一度来てみてください。
今日は7、8、9月とお休みだった10kmが再開。
私は、昨日の大阪城5時間走で45km走ったので足がメロメロ。でもせっかくなので10kmを走ることにした。ゆっくりランナーの松若さんも走られることだし。
「みんなでゆっくり10km走りましよう。」と呼びかけたら、初めは私と松若さんだけだった10kmの参加者がちょびちょび増えていった。
走り出すと、やっばり足が重い。足に重りをつけて走っているみたい。今日は、1時間切ったら良しとするか。
加茂大橋西詰に大勢の人だかり。何かと思えば、「京都鴨川おこしやすマラソン」。雨だというのにすごい人数だ。
丸太町橋を折り返し戻ってくると、またスキー部の団体に出会った。かなりの人数だった。マラソンに直接関係ないクラブでも、こうして駅伝を楽しんでもらえたらうれしいことだ。
いろんな人がいろんな目的で走る。中にははっきりとした目的もなく走っている人もいる。それはそれでいいでしょう。人それぞれですから。
出雲路橋に戻ったころ(4.8km地点)は、3人グループに。先頭梅村さん、2番手阿加井さん、3番手私。
この時点で、27分13秒。これは10km55分越えるかも。
御薗橋の折り返しは、いつもの塚本さん。
スタート前の話。
「昨日なー、西京極で小学生の陸上競技大会があってなー。朝8時から夕方6時までびっちりや。監察でな。しんどかったわー。女の子は少ないんかなと思たら、このごろは女の子も男の子とおんなじだけ出とるな。そんでまた、親が必死で。西京極の客席にあんなぎょうさん人がおんのん初めて見たわ。」
今日も私の大好きな平田邦子さんが来ておられた。
スタート前、「ボクの一番好きなランナーは平田邦子さんです。」と告白した。
「いやー、ありがとうございます。でもね、8年前に母が倒れてからほんんど走ってないの。どうしてもそんな気になれなくて。」
「でも、こういう場に顔を出してはるってゆうことはいいことですよ。また、走りたくなるかもしれませんやん。」
平田さんのダイナミックなランニングフォーム、また見てみたいなあ。
松若さんとすれちがうたびに、「松若さん、にっこり!」と掛け声をかけた。見事、成功。
松若さんだけでなく、平田さんやそのほかの人たちもにっこりしてくれはった。ええやんねえ、このふんいき。
さて、レースのほうは・・・。
阿加井さんはなんとかかわすことができたが、梅村さんは二度追いつきまた離されてしまった。特に御薗橋(7.4km地点)の折り返しのあと、すごいスピードで、あっと言う間に背中がどんどん小さくなってしまった。
けっきょく、ゴール地点では200mくらいの差。やられてもたー。
私のゴールタイムは、54分44秒くらい。1時間切れたらいいと思ってたので、まあいいか。
梅村さんは53分台。やりましたねー。
さあ、最終ランナーの松若さんの応援に行かねば。
「来たー!」
京都走ろう会名物、最終ランナーといっしょにワッショイワッショイ。
私も、一回はこれを経験してみたい。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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