2010年10月26日(火)
宇治陸協記録会・男子5000m(10/23) [陸上競技]
前の選手を必死で追う廉。その廉に届けと応援の声をふりしぼるかあちゃん。
また、廉の陸上競技大会の記事です。
赤の他人さんにとっては、何の興味ももてない記事であると思います。でも、このブログは赤の他人さんのために書いているわけではない。全部自分のためにです。
以前、野村監督が言っていた。
「試合時間が長いと批判する人があるがそれはおかしい。おもしろい試合はもっともっと見ていたいと思うもの。私は、息子が出ている試合はどんなに長くてもあきない。」
そのとおり。
私も廉が走っているレースは、見ていてどれも楽しい。たとえいいタイムが出なくても、つらいだけのように見えるレースでも、初めから終わりまでしっかり見ていたい。
その試合(ゲーム、レースなど)がおもしろいかどうかは、自分がそこにどこまでのめり込めるかにあると思う。
廉が出場したのは、5000m全4組中の3組。
前の組では、いつもの練習相手、京都工繊大の「まーくん」が大学歴代ベストの記録を出した(15分26秒12)。京都の公立高校出身の同い年。今はかなりのレベルの差があるが、いい刺激にはなったことだろう。
16分40秒29。
「公式記録で16分台」という目標どころか、自己記録16分42秒5(手動・未公認)も更新。
よかったな。
いいレースを見せてもらった。特に、最後の2周(800m)でギアが切り替わったように力強い走りになった。きっといい感じでゴールできたと思う。( しっかり目で追っていたので、ギアが切り替わった瞬間も見ることができた。その瞬間、「ドキッ!」とした。)
またな。
また、いいレースを見せてくれ。
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2010年10月23日(土)
宇治陸協記録会 [陸上競技]
今日、廉は太陽が丘で宇治陸協記録会。9時半ころから、5000m4組のどこかの組に出場する。
私たちは今日から「諏訪湖マラソン」の出張販売に出かけるのだが、宇治によって廉のレースを見てから長野に向かおうと思っている。
廉は、9月15日の「関西六公立大学競技会」で5000m16分42秒5を出しているが、あの大会は未公認。今日は公式記録になるとのことなので、ぜひ16分台を出してほしい。
くわしくは、「諏訪湖マラソン」から帰ってからご報告します。
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2010年09月20日(月)
第48回京都スポーツ祭典陸上競技大会・京都府立大編 [陸上競技]
10000mを走る廉。それを見守ってくださっている塚本政琉さん。そして、その二人がうまい具合に写真に入るように苦心している私。
いい写真でしょ。
後で廉に「塚本のおっちゃん、知ってるやろ」と聞いたら、「知ってる」とのこと。
な、知らんとこで応援してくれてはる人いっぱいいるんやで。それ、忘れたらあかんで。
「京都キャロット」のお客様の中に、京都工芸繊維大学陸上競技部の女子選手がおられ、「工繊大と府立大はいっしょに練習してますので、ぜひ来てください」と言ってもらったのがきっかけ。(今となっては、それがどなたであったのか分からないのだが・・・。)
大学入学式の2ヶ月も前に、「陸上競技部に入部させてもらった」と言ったときは正直ビックリ。「大学入ったら陸上やるかも」と言ってたんは、パオパオをぬか喜びさせるためじゃなくて本気やったんや。
どうせなら、「陸上競技未経験者がどこまでやれるか見せたらんかい!」と、パオパオは思っています。
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さて、今日も京都府立大学陸上競技部の宣伝を。
まず先陣を切るのは、三須選手(2年)の女子1500m。
三須さんは、いつも部のホームページに大会のスタートリスト(タイムテーブル)をアップしてくれている。そのおかげで、応援する私も予定がたてやすい。いつも、ありがとね。
ラストのスプリント勝負、すごかった。おしかった。でも、大学ベスト。
「よかったね」と私が言った時の微笑返しがステキでした。
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2番手は、有山選手(2年)の男子400m予選。
スタートダッシュも見ごたえあり。
予選は軽く2位通過。
400mはスタートからゴールまで呼吸しないと聞いたことがあるが、本当にそれで持つのだろうか。
決勝が楽しみ。
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3番手、青木選手(1年)の女子100m予選。
これぞ「横綱相撲」というレース。体の張りが他の選手とちがうように見えた。
レース前、上り坂ダッシュをくり返していた姿がかっこよかった。短距離が苦手な私は、ガッガッガッと進むあの姿にあこがれてしまう。
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4番目は、男子4×400mリレー。
1走、内海選手(1年)。
2走、小林選手(1年)。
3走、佐藤選手(1年)。
4走、有山選手(2年)。
アンカー有山選手は、さすがに400mの専門。見事な追い上げで2チームを抜き去ってゴール。これは、個人としての400m決勝も期待できる。
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5番手、庵原選手(1年)の女子800m。
「でっ、でたー」と思わず叫んでしまった。先頭走ってるじゃないですか。
残り100mでも2位以下にかなりの差。「これはいける!」
かなり追い詰められるもトップでゴール。
「やったー、表彰台!」と思ったが、もう1組あり、全体では6位とのこと。でも、ワクワクドキドキさせてくれるいいレースでした。
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6番手は、大竹選手(4年)の女子走り高跳び。
最初のほうはずっとパスをしていて、私が見たときはすべて失敗だった。「まさかの記録無し?」と心配だった。
跳躍系は、本番で急に跳び方が分からなくなるというということもあると聞いたことがある。オリンピックや世界陸上などでも、有名選手が記録無しというのもめずらしくはない。
「まさか、まさか」と思っていたが、私がたまたま目をはなした時に一度成功していたようだ。しかし、記録的には不本意で、2位とはいえ本人は喜べないものであったようだ。
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7番手、有山選手(2年)の男子400m決勝。
好調持続で力強い走り。弟3レーンの選手とデッドヒート。
僅差の2位。
しかし、いい勝負をみせてもらった。
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8番手、佐藤選手(1年)の男子5000m。
佐藤選手は、廉と同学年で廉より速い長距離選手。シーズン当初は、いつも廉のだいぶ前を走っていた。しかし、現在故障からの回復途中で本来の走りができていない。
「早く本来の調子を取り戻して、廉といっしよに強くなってくれ!」
そんな思いで佐藤選手のひたむきな走りを見つめていた。
力を振り絞ってのゴールは、自己ベストから1分以上遅いものだった。でも、今回のレースは次へのステップだと考えて・・・。
しかし、この後、不可解なことがあった。
三須さんが全員の記録を控えてきてまとめてくれていたのだが、佐藤選手の5000mの記録が「17′30″44」になっていたというのだ。
私が撮った写真では、ゴール数メートル手前で「17′20″」。三須さんたちが独自で計測していたもので、「17′22″」であったらしい。
「うちは写真判定を採用しているから・・・」というのがこの大会の主催者さんの自慢である。しかし、これではそれ以前の問題と言わざるをえません。大会主催者さんがミスしてはいけない最大のものは、「記録計時と記録発表」であると思うのですが・・・。
(※ もしこの部分が私のかんちがいでしたら、おわびして訂正します。)
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9番手、内海選手(1年)の三段跳。
この種目は、目の前で見られることはめったにない。せっかくなので連続写真で。
見ているだけでもおもしろい。ワクワクドキドキ。自分もやってみたくなった。
この後の私と廉の会話。
「三段跳、やってみようかな。」
「なんで?」
「出場者少ないし、全国行けるかも知れん。」
「ムリムリ。三段跳ってな、踏み切り板から砂場まで10mあんねん。砂場に入れへんかったら記録なしやで。」
「そっかー。そら知らんかった。」
陸上競技も奥が深い。
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10番手は、青木選手(1年)の女子100m決勝。
(動画撮影に成功したのですが、アップの仕方が分かりません。動画から切り取った静止画で。)
結果は、後半の伸びがすばらしい見事なブッチギリ優勝。
「おめでとう!」
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さて、満を持しての登場(?)。
藤井選手(1年)の男子10000m。
このレースの見所は、藤井選手が目標としていた6位以内に入れるかどうか。(もう一つの目標「34′30″以内」は気温が上りすぎ、かなりきつい。)
6位以内に入るには、まず、いつもの合同練習の仲間・京都工繊大のメンバー5名の中の上位に食い込まなければならない。
初めはやや控えめな位置取りだったが、次第に前へ。自分たちのグループ内では2番手、全体の中でも5番手くらいの位置を走っていた。
それまで雲に隠れていた太陽が、こんな時に限って顔を出してきた。このレースの時だけ30℃を超えていたのではないだろうか。
「廉、水取れよ!」
これだけは何度もくり返し叫んだ。
やはり暑さのせいで、目標にしていた34分30秒にはとても届きそうにない。
残り2周。
後ろに迫っているのは、ゴールを迎える工繊大のS選手。なんとか2周抜かれを免れた。
ゴールは、35′31″10 。
4位で全国大会出場決定。11月3日の千葉での全国大会では、34分30秒以内をめざせ!
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2010年09月16日(木)
関西六公立大学競技会・続き [陸上競技]
セミファイナルの5000m。
どしゃ降りの雨の中、廉はしっかりと走っていた。
私は雨をしのぐため、木陰から廉を見ていた。しかし、廉の走る姿を見ていると2歳の時の初レース(2km)の姿がダブってきた。真冬の武庫川河川敷を泣きながら走っていたあの姿・・・。あの時も、最後まで泣きっぱなしだったけど、決して下を向かずしっかり走ってたっけ。
ああ、こんなところでのんびり見ている場合じゃない。競技場には入れないが、せめてもっと近くへ行こう。
そう思い、最も近くで声がかけられそうな弟1コーナーの近くに走って降りていった。
「れーん、しっかり前を見て・・・」
陸上競技未経験の私は、どんな声をかけていいか分からない。でも、絶対に下を向かず、最後までしっかり前を追ってほしい。
どうかこの声が届きますように・・・。
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【5000m】 佐藤(1年)、藤井(1年)
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【スウェーデンリレー】 (女子) 大竹・青木・三須・庵原
(男子) 川本・小林・佐藤・有山
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【閉会式】
※ 京都府立大学陸上競技部のホームページ管理人さんに、このブログからのリンクの了解を得ました。(リンク集からどうぞ)→
部の発展のため、みなさんからの応援をお願いします。
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2010年09月15日(水)
関西六公立大学競技会 [陸上競技]
今日は、大阪府堺市の金岡公園陸上競技場で「関西六公立大学競技会」がありました。六公立と言っても、今年は大阪府立大学、兵庫県立大学、京都府立大学の三校だけでした。
この競技会の特徴は、各種目の得点の合計で学校対抗戦となることです。そのため、部員が少ない学校は自分の専門種目以外の種目にも出場しなくてはなりません。
上の写真を見れば一目瞭然。左端の大阪府立大と真ん中の兵庫県立大は部員あまり気味。右端の京都府立大は、一人で何種目も掛け持ちということになります。
でも、その京都府立大も去年まではもっと少なかったのです。そのあたりの事情が、京都府立大学陸上競技部のホームページに書かれています。書き手は、唯一の4回生で、私が美人ハイジャンパーと呼んでいる大竹さんです。
「六公立を控えて」
おおたけです。
いよいよ明日は六公立ですね。
2年前、まだ陸上部を立て直す前に私ははじめて六公立へ参加しました。
そのときの参加者は立て直す前のいわゆるジョギング部の先輩と3人でした。
先輩方は「うちは部員いないし、どうせ勝てないし、仕方ないよ」という感じでした。
正直、腐ってるなと思いました笑
そして1年前、部を立て直してはじめての六公立。
人数は少ないながらも、私はすごく嬉しかったです。
しかし、いざ試合を前にして相手の強さ・多さにビビってしまった1年生(現2回生)の姿を見て
私はすごく悔しい、もどかしくなりました。
私はこのチームをすごく誇りに思っていたし、どこにも負けないと思っていたけど
後輩はまだまだそういう風には思えていなかったんだなと思いました。
なので去年の六公立から、
「自分たちが誇りをもてるようなチームづくり」をするよう努めてきました。
パーフェクトには至ってないけど、去年よりもずっと素敵なチームになりました。
うちの部は小さいし、まだまだ弱いかもしれないけど、
でもみんなが仲良しで、強くなろうとしてる気持ちはどこにも負けない。
まだまだ発展途中のチームだけど、私はうちのチームが最高だと思ってます。
みんなで喜びを共有できる素敵なチームです。
なので、明日も、誇りを持って精一杯競技してきてください!
なんと今年は女子100&1500がポイントになったおかげで、
部員10人が全員ポイントをとりにいける=チームに貢献できます。
すこし強引にだけど、ポイント枠をすべて埋めることもできました。
2年前には想像もできなかったことが現実になりました。
府大Tシャツ、通称ポジTには「We are Positive team!!」とかいてあります。
「Positive」には、「好ましい方向に進んでいる,上向きの,有望の」という意味もあります。
これからも前向きに、そして常に上を目指してがんばっていこう!
まだまだまだまだ、上を目指せるはずです。
わたしにとっては、最後の六公立。
胸を張って競技に取り組んでる姿をバッチリ見せてください!
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ということで、こんなマジメなクラブに敬意を表し、いつもの私のおちゃらけ解説は封印。今回はたくさんの写真をアップすることにしました。(廉の写真が多いのはかんにんしてください。)
「今時の子」に対してあれこれ言われる方が多いですが、自分の課題に一生懸命取り組んでいる若者の姿も見てやってほしいです。写真を撮りながら観察させてもらった表情は、みな生き生きしていました。
今日は丸一日、ワクワクドキドキの連続でした。私にもいい刺激になりました。本当に、廉はいいクラブに入部させてもらったものだと思います。
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【開会式】
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【男子1500m】 藤井(1年)、小林(1年)
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【女子1500m】 三須(2年)、庵原(1年)
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【走幅跳】 内海(1年)、藤井(1年)
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【400m】 有山(2年)、内海(1年)
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【やり投げ】 内海(1年)、佐藤(1年)
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【男子100m】 有山(2年)、川本(1年)
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【女子100m】 大竹(4年)、青木(1年)
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【走高跳】 川本(1年)、小林(1年) 女子オープン・大竹(4年)
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【砲丸投】 有山(2年)、川本(1年)
京都府立大学の全選手の全競技を写真に撮るつもりでしたが、砲丸投げの川本選手のみ撮りそこねてしまいました。その時、私は公園内のジョギングコースを走っており、競技開始時刻に遅れてしまいました。
さて、残すは5000mとスウェーデンリレー。
続きは明日へ。
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2010年08月18日(水)
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