パオパオだより

　心が重いまま。
　リアルタイムで競走馬の死を目の当たりにしたショックは大きい。人間でいえば、高校や大学の陸上競技部の選手がトラック種目のゴール直後に転倒して息を引き取ったようなもの。やはり、老衰死と若者のアクシデントによる死は全然ちがう。
　(８チャンネルの「競馬BEAT」のダービー中継で、ゴール後転倒したスキルヴィングをなでるルメール騎手の姿が映し出された。私には、スキルヴィングがまだ息をしているように見えた。)

　体のあちこちの痛みがやっとましになってきたと思ったら、今度は心。こちらの方が、ある意味重症かもしれない。

　今日はちょっと多めに走るつもりで、午後から地下鉄に乗って京都駅へ。

　平日なので人は少なめ。
　烏丸通の歩道を北上。

　東本願寺前はきれいに整備されていた。

　私もガードマンとして携わった(改修工事)東本願寺御影堂門。
　この北側の小さな門の前にはいつも猫ちゃんがいたのだが、今日は見つからなかった。

　COCON烏丸まで約１.９ｋｍ。
　京都シネマの会員更新をしなくては。

　ついでに久しぶりの映画鑑賞。

　「波紋」。
　筒井真理子さん、光石研さん、磯村勇人さん、みなよかった。(筒井さん、光石さんはうちのヨメさんの同世代。)
　癌になった光石さんの最後は、私の今の姿に重なった。私もああなるんですかね。

　これは、映画館に見に行く価値のある映画です。

　２時間の映画が終わり、再スタート。

　烏丸通をさらに北上。
　京都御苑前通過。

　同志社前で３ｋｍ、２５分４０秒。
　信号待ちも含めてこのペースですから、キロ７分くらいで走れている。

　いつもお世話になっています、京都鞍馬口医療センター。

　だいぶ疲れてきたので、北大路バスターミナル前からバスで帰ろうと思った。ここまで４.７ｋｍくらい。
　ところが直通バスは本数が少なくてダメ。向かい側にわたって「京産大前」行きに乗車。

　乗ってきた人は少なかったが、京産大前バス停に待っている人はいっぱい。

　ここから我が家までちょうど１ｋｍ。

　旧京都キャロット前を通過。

　着きました。
　今日は全部で８ｋｍ弱。

　どこも痛くならなかったのはよかったが、心は沈んだまま。
　気持ちがぱっと晴れるようなことって、ないかなあ。

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◎中野勇人さんのfacebookより 4月24日

高知市議会議員選挙、1,477票と及びませんでした。
　「こんどこそ」の思いで、4年間、全力で走ってきた結果ですので、何も言うことはありません。
　高校卒業後、国鉄入社と同時に国鉄労働組合に加入して、途中、24年間「不当解雇撤回・JR復帰」の闘いも経験しながら、この社会の理不尽を問題にし、42年間、労働組合運動一筋に歩んできましたが、レールは、ここで、終着駅となっていたようです。
　これからは、昨年2月に鬼籍に入られた、濱田嘉彦前後援会長が「君は、誰も経験したことのない人生を歩んできたんだから、自叙伝を書くべき」と、言われていました通り、三好市で、執筆を進めながら、パートナーと共に、孫の成長を見守っていきたいと思います。
　これまで、地域の中で、温かく接してくださった皆さま。国鉄闘争、県平和運動センターでの闘い、選挙闘争を物心両面にわたり、支えていただいた、多くの皆さまに感謝を申し上げます。