パオパオだより

　昨日の夕方からずっと雨。
　今日の例会には「二条城ラン」のメンバーも参加される予定だったが、降り続く雨でみなさん自重された。
　
　グループラインに「私は雨でも参加します」と送ったら、ちょっと意外だったようだ。
　「じゃじゃぶりでもやってます。たいてい５人くらいですけど」と送って、５人ちゅうのは自分と吉田康彦さんと佐藤光一さん・・・、あとが思い浮かばなかった。

　川向いから、望遠で出雲路橋の下を撮ってみた。
　誰でしょうね、お三方。

　近くまで行くと吉田さんの姿が確認できたので、「佐藤さん、来てはらへんの？」とお聞きした。「来てはるよ、今トイレちがうかな。」

　「おー、これでこそ『雨の京都走ろう会』やね。」
　「今日は一応例会としては中止ということで、各自で走ってもらうことにします。ここに最後までいますので、いくらでも走ってください。」
　「いやいや、待ってもらわんでいいですよ。どんなじゃじゃ降りでも走ったろうと思って来てるんで、自己責任で走りますし。」

　とりあえずトイレに行って、「さあ、一人でも走るで」と意気込んで帰ってきたら、ちょっとだけ人が増えていた。
　それでもランナーは５人。いつのまにか役員さんも４人に増えていて、だいたいいつも通りに走らせてもらえることになった。
　いつも雨の時はこんな感じ。こんな贅沢な状態で走らせてもらうのが、実は気が引けている。雨の時は、役員さんなしの「勝手走り」でもいいように思いますが。

　今日は雨が降り続く予報だったので、カッパを着て走るつもりだった。
　ちょっとだけアップジョグをしたのだが、カッパを着ていてもそれほど暑い感じもしなかった。

　スタート前、皆さんがおられるところで「カッパ着て走ろうと思ってるんですけど、どうですかね」と聞いてみた。
　すると佐藤さんが、「藤井さん、それは暑いと思いますよ。走りにくいから、脱いでいった方がいいと思うけどなあ」と。
　「わかりました。佐藤さんのアドバイスを受け入れます。タオルも置いていこうかな。」
　すると、今度は沖野さんが「持って行った方がいいですよ。顔が濡れたら気持ち悪いし」と。
　「わかりました。沖野さんのアドバイスも受け入れます。」

　最初は出雲路橋東詰からスタートされるつもりだった佐藤さんも、「向こう岸からスタートします」と言っていつもの場所へ。
　「お一人で寂しいですね」と言ったら、「全然だいじょうぶ」とのこと。

　５ｋｍのお二人も、出雲路橋上流２００ｍのいつものスタート地点へ。

　１０ｋｍは私一人と思ったら、安本さんがアーリースタート。
　私は、安本さんの３分後くらいに一人でスタート。

　葵橋までの８００ｍで、５ｋｍの二人に抜かれるかと思ったがギリギリセーフ。
　佐藤さんのアドバイスを聞き入れてよかった。やっぱりカッパを脱いだら走りやすい。

　今日の目標は１０ｋｍ５５分台。下りはキロ５分２０秒、上りはキロ５分４０秒で走りたい。

　丸太町折り返し２.４３ｋｍ、１３分２１秒。

　出雲路橋に戻って４.８６ｋｍ、２７分２７秒(１４分０７秒)。

　上賀茂橋を越えたところ(７ｋｍ地点)で安本さんに対面。
　安本さんに追いつこうとがんばって走っていたつもりが、余計に離されていた。
　でも安本さんのおかげで、「二人で走ってる感」が味わえてよかった。

　やっと御園橋到着。この区間が一番しんどい。

　来週の月曜(5/15)が葵祭です。

　御園橋折り返し７.４０ｋｍ、４２分２２秒(１４分５５秒)。

　「最後に踏ん張って、ゴール５５分台を！」

　貸し切り状態の鴨川河川敷。
　コンクリ舗装が滑りそうでこわかったが、最後は精一杯がんばった。

　今日の最終ランナーは私。
　多くの人に迎えてもらって必死のゴール。

　９.９４ｋｍ、５６分２０秒(１３分５８秒)。

　うーん惜しい・・・、惜しくもないか。
　まあまあのタイムで走れたのは、佐藤さん沖野さんの大先輩のアドバイスを聞き入れたから。

　今日は右アキレス腱が痛かっただけで、ほかのところはだいじょうぶだった。
　これで来週の、２.５＋７＋２１.１の３レース連続は行ける！
　しっかり走るでー。

　スタート前はかなりきつい雨だったのに、走っている間は小降りになってよかった。カンカン照りの暑い日よりよっぽど走りやすかった。
　ちょっとだけダウンジョグをし、役員さんにお礼を言ってコインパーキングに向かった。

　出雲路橋の上から南に向かって、ツルツル走路の写真を撮っておいた。
　日曜なのに、人は一人も歩いておられなかった。

　後ろから「藤井さん」と呼ぶ声。
　完全装備の佐藤さんだった。

　「注意報とかが出てたら別やけど、普通の雨くらいやったら例会は来んとねえ。もうそういう習慣になってるから、休んだらかえって調子が悪くなってしまう。」
　「ボクもいっしょですわ。また、次の雨の時もよろしくお願いします。」

　走るのもいいことだが、こうしてお仲間とおしゃべりするのがいいんですよね。
　体はびしょぬれでも、心は晴れやか。

　誰もいない河川敷を、ワンちゃんの散歩の方がゆっくりゆっくりと歩いておられた。たいていのワンちゃんは外でしかシッコをしないので大変。
　うれしそうなワンちゃんの姿が見られて、心が和んだ。


※今日のラップ

5:22 5:35 5:47 5:47 5:47
5:44 5:56 5:47 5:35 4:56(0.94)