パオパオだより

2018年09月08日(土)

走って走って被災確認2 [ランニング]

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 雲ケ畑小学校卒業生のちいちゃんからのリクエストで、台風21号の被災地である雲ケ畑へ。もちろん自動車通行止なので、昨日の別所訪問に引き続き走っての訪問。

 今日一番ショックだったのは、鉄筋コンクリート製の電柱がポキポキポキポキと4連続で折れていたこと。電柱が立っていた同じ場所に立て直すことは無理だろうし、また一から(土台作りから)ですか。その電柱が立ってから、電線を引き直す。ということは、雲ケ畑の停電が解消されるのはだいぶ先のことでしょうか。

 昨日別所に帰る道で倒れていたのは電話線の電柱。別所の電気は、鞍馬側からではなく京北側から引いている。多鶴子姉情報によると、電線が垂れ下がっているところはあったが、電柱ポッキリはなかったような・・・。(あくまでも不確かな伝聞です。)
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 市原の我が家からちいちゃんの実家がある雲ケ畑出谷町までは12kmほど。これを往復となると、昨日と同じくらいのランになる。昨日の峠越えランで足腰のダメージがひどく、少しでも短縮できないか考えた。

 「そうや、通行止の手前まで車で行って、そこから走ったらええやん!」

 十三石橋の手前に車を停め、200mほど走って雲ケ畑街道へ。しかし、そこに立ってられたガードマンさんに止められた。
 「この先は重機が入り、倒木の撤去作業をしています。危険なので、関係者以外は車も人も入れません。」

 実は、昨日の花脊峠越えでも止められそうになった。
 「別所に実家があって、その近くの老人ホームに父が入ってるんです。連絡が取れなくて心配で・・・」と言うと、何も言われなかった。たぶん本来は人も通ってはいけなかったのだろうが、黙認してくださったのだろう。

 今日もその手を使おうかと一瞬思ったが、そうすると昨日黙認してくださった方たちまで裏切ってしまうことになる。ここは自重。
 「たいていの作業は午後5時に終了するはず。それくらいにもう一回出直すか。」

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 十三石橋から見える鴨川と鞍馬川の合流地点。
 昨日の夜の雨で、また水かさが増している。

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 500mほど走って、いったん撤収。

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 午後5時過ぎ、あらためて自宅スタート。
 今度は車ではなく、自宅から走って。

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 また、恵光寺さんのありがたいお言葉を見てから。

 「白髪の頭になったから 長老なのではない
  年を重ねただけならば ただただ老いた人といわれる」
                     法句経(一六〇) 

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 市原バイパスを通らず、下の「川島織物」前を通る道で。

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 十三石橋到着。3.2km、21分。

 予想通り、ガードマンさんの姿はなかった。
 ここから行けるところまで行こう。

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 山幸橋から川を見下ろすと、かなりの急流。
 こんなに降ったかなあと意外だった。

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 雲ケ畑に入る道は道幅が狭く、川に沿っているので、水かさが増えるとさらに道路が削られてしまう危険性あり。

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 花脊峠の南側斜面で見た大量の倒木と同じ風景が続く。

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 谷が狭く、突風の通り道になってしまうと、次々と木がなぎ倒されてしまうのもうなづける。

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 立派な電柱が、ボキっと折れて倒れていた。

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 道路に覆いかぶさっていた倒木は、かなり撤去されていた。

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 またもや、ポッキリ折れてしまった電柱。

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 ここは7月の豪雨で崩れて通行止だったところ。応急処置でやっと通れることになったのに、また通行止めになるかもしれない。

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 通行止が解除されても、、ここはランナーやサイクリストもよく訪れるところなので要注意。

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 やっと大岩に到着。
 ここで自宅から5km弱。

 雲ケ畑の口まで、あと約5km。出谷町までは約7km。

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 「さあ、行けるところまで行こう」と思って進んだとたん、工事車両やガードマンさんの姿が見えた。どう見ても、ここを突破できそうにない。

 今日は無理せずここまで。
 4.95km、33分。

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 十三石橋から大岩までわずか1.8kmくらいなのだが、場所によって被害状況が全然ちがった。
 被害が大きいところを強調しすぎると、もう誰も近づかなくなる里になってしまうかもしれない。本当は、雲ケ畑の住民がこんな中でもしっかり暮らしておられるところを確認したかった。それができなかったのが残念です。


 このあと、あらためて「4連続電柱倒壊」写真を撮っておいた。

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 本格復旧するまでに相当の日数がかかりそう。
 それまで緊急用の電源とか、なんとかならないんでしょうか。

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 道路わきのガードレールにカメラを置き、自撮り。

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 帰りも「川島織物」の横を通って。

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 往復で9.9km、1時間06分。

 しばらくして落ち着いたら、別所も雲ケ畑ももう一度訪れないとあきません。

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【今日のきく】

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 いつものように長代川に沿った土道を散歩中に、小型犬くらいの動物に遭遇。その動物はきくに気づき、ピョンピョンと逃げて行った。

 「ピョンピョンて・・・、カンガルーか?」

 まさかねえ。でもあの動きは、ワラビー(カンガルーの小型類)そのもの。
 逃げて行ってくれたもんやから、きくは大はりきり。それからしばらく「ふぇふぇふぇふぇふぇーん(捕まえたんぞー)」が止まらない。
 向かってきていたら退散していただろうに。

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 オバサンといるときは、叱られるからあんまりいちびらない。でも、イチビリのオッサンといるときはいちびりまくり。困ったやつです。

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コメント

 どういたしまして。
 また見に行きますね。

パオパオ 2018年09月09日 20時55分 [削除]

ありがとうございました!

ちい 2018年09月09日 19時56分 [削除]

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