2009年02月08日(日)
ホエールウォッチング〜「鯨」沖縄〜 [沖縄]
午前中はレンタカーを借り、渡嘉敷島を一周。昨日走っていない久比里原林道にも入ってみた。
海岸沿いの道路はアップダウンがきつかったが、絶景だった。桜やつつじまで咲いているのには驚いた。
「今、何月やったっけ?」
きついコースなのに、島一周の部が人気なわけが分かった。海や花を見ながら、ポカポカしたところを気持ちよく走れるわけですね。
昨日の3kmコースを走っている時、犬の鳴き声がしていた。レース中で見られなかったので、確かめに行くと、いましたー。かわいいかわいいワンちゃんたち。
一応、資材置き場の番犬だと思いますが、人なつっこくて番犬失格かも。(両方オスでした。)
お昼12時ちょうど、「フェリーけらま」が出発。このフェリーは毎日泊港を往復している定期船。
普通ホエールウォッチングは5000円ほどとられるのだが、この特別便は2000円。渡嘉敷港の受付で2人分4000円を払おうとしたら、「○○のご厚意により、無料になりました。」
「ラッキー、ポン!」
港から東に向かって30分ほど。ここが、クジラ目撃情報が入った第1ポイントらしい。
しばらく停泊して海面を観察したが、潮吹きが見られず。もう、すでにどこかへ去ってしまったようだ。
今日は昨日に比べると、曇り空でやや肌寒い。船に受ける風も強く、もっと服を着てきたらよかったと後悔した。
船は、続いて第2ポイントへ。
いきなり見える白いしぶき。いましたいました大量に。
ただし、写真に撮るのがめちゃくちゃむずかしい。何の目標もない広い海面にいきなり出てくる鯨を撮るって・・・。これはデジカメじゃなく、昔風ののぞきながらシャッターを押すカメラの方がいいのかも。
なんか、写真ではようわかりませんが、とにかくいっぱい鯨を見ました。一回だけ大ジャンプ(ブリーチングとかいうらしい)も見ることができ、よかったです。(写真には撮れなかったけど。)
鯨を見ながら思ったこと。
「京都盆地に、水族館はいりません。」
今、京都市の梅小路公園に水族館建設が計画されている。動物園は仕方ないにしても、海に囲まれた日本なら海の生物はできるだけ海に行って見てほしい。
今日も、「見れるかどうか」とドキドキしながら待つことができた。いつもいつもガラスの向こうにいる海の生物なんか、京都盆地で見てどうやろうと思ってしまう。
「京都市に水族館はにあいません。」
もしこれを強行したら、前市長が強行しようとした「鴨川のフランス風の橋」の二の舞になるのでは。(結局あれは集中砲火を浴び、ポシャリました。)
去年の8月、沖縄本島の海でシートレック(海中散歩)をした。直接、海の中で魚にエサをやることもできた。
そしてその翌日、あの有名な「美ら海水族館」へ行ったのだが、前の日の印象が強すぎてあまり感動がなかった。
そんなもんなんですね。
この時期、ほぼ100%鯨を見ることができるそうだが、もし見えなかったとしてもそれはそれでしょうがない。ここは水族館じゃなくて、自然の海なんやから。
2時過ぎに船は渡嘉敷港に戻り、そこからレンタカーで阿波連の宿「シーフレンド」へ。
おそいお昼ごはんは、「沖縄そば」。船で冷えてしまった体に温かい沖縄そばはしみました。おいしかった。真樹もぺロリンとたいらげました。
お支払いを済ませ、宿の送迎車でまた渡嘉敷港へ。
帰りのフェリーで、またダーデンちゃんといっしょ。
たった二日だが、いい思い出ばかり。何とか来年も来たい。
午後3時30分発の「フェリーけらま」で、那覇泊港へ。
そこから那覇空港までタクシー。午後7時30分発の飛行機で石垣へ。
泊港からタクシーに乗った時、渡嘉敷島から石垣島へ行くことを話すと、「ハードスケジュールで、奥さんもたいへんですねー。」やって。
真樹は、今まで小学生にまちがわれることはしょっちゅうだったが、「奥さん」はねえ・・・。
真樹が成長した? それとも、私が若く見えた?
「真樹が20歳、私が40歳に見えた」でどうでしょう。
「ちがうか?」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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