2016年08月06日(土)
墓そうじ2016 [雑用]
今日は朝帰り。
7時20分ごろ家に帰ってくると、ちょうどきくがお散歩に行くところ。
「きくちゃん、きくちゃん!」と呼ぶと、すごく喜んでくれた。
今日のお昼はエビカレー。
ヨメさんは追試に行ったのだが、カレーを作って行ってくれた。
今日はいなかの墓そうじに。
お昼すぎ、とんでもない気温になった。3時ごろにやっと出発。
うちらへんが38℃、そこから北へ上がるごとに36、34、32と下がり、花背峠南側は31℃、北側は29℃。こんなに温度差があるんですね。
別所の在所に入ると、また31℃。それでも京都の街中より7℃も低い。
毎年恒例、小谷屋のおばさんにおみやげ。6月末鳥取に行ったとき買ってきた「梨ゴーフレット」。
「こうじさん、ありがとう、ありがとう。仏壇にお供えしてからいただくわ。」
うちの家によって、窓を開けて空気の入れ替え。
そして父の家へ。
兄からそうじ道具一式と長靴を借りお墓へ。
お墓のある福田寺は、うちから南へ1km。
京都の街中とちょうど正反対で、南に行くと峠側に行くことになるので坂を上る。クワやバケツなどもいるので、墓そうじはいつも車で行っている。
兄から聞いてきたが、倒木で大変なことになっていた。うちの近所の庄一郎さんが、チェンソーで1mずつくらいに切っておいてくださった。そうじの前に、まずこの倒木を撤去しなければならない。
うちの部分はこんなもの。
墓石に影響はないとのことだったが、一番小さなのが転がっていた。たしか、これは幼くして亡くなった父の妹。ちきっと元に戻しておいた。
うち以外のところに転がっていた倒木も撤去。これだけでだいぶ時間を食ってしまった。
そのあとはいつも通り、落ち葉を集めたり、崩れてきていた土を平らにならしたり、墓石を磨いたり・・・。
毎年なら一時間あれば作業終了なのだが、今年は1時間15分かかってしまった。
私が集めた倒木はこの通り。
腐っていたからよかったものの、生きていた木ならとても一人では運べなかったでしょう。
お寺の横の保育園跡を通り、また父の家へ。
お茶を飲みながら1時間ほど兄夫婦としゃべった。話は全て父のこと。
私が病院に行くときと兄たちが行くときとでは、父の様子がかなりちがうことが分かった。兄たちが行くときは、親せきやいなかの人たちの話がほとんどで、ほとんど父一人がしゃべりっぱなしらしい。
私の時は親せきもいなかの人のことも出てこない。一番多いのが雪道の話。次に父の目の前に見えている景色(これは私には見えない)の話。あと、なぜかいなかの学校の先生の話。もううちいなかには学校はないのに。それと、私のこともよく聞いてくれる。「こうじはここに勤務しとんのか」とか。
先週の土曜に真樹と行ったことも、翌日兄が聞いたらちゃんと覚えていたらしい。それはよかった。たぶん1週間もたったらもうすっかり忘れているとは思うが、いい刺激にはなったでしょう。
私が墓そうじに行っている間に、小谷屋のおばさんから電話があったらしい。さっきしば漬けをもらったのに、気を使ってまた何かを渡そうと思っておられるようだった。
帰りに寄ってみると、「こうじさん、前に山椒の炊いたんも好きやゆうてたし」と言って冷蔵庫から出してこられた。
ありがとうございます。
私のおみやげはたいしたものでもないのに、しば漬けに山椒までいただいた。3倍返しくらいですかねえ。明日の朝のお茶漬けから、ありがたくいただくことにします。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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