2015年07月10日(金)
名桜大学3年 [時事]
◎朝日新聞7月7日朝刊
「予定調和で終わった」沖縄の安保質疑、傍聴の大学生は
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画などについて、若い世代で語り合う活動を続ける名桜大(名護市)3年の玉城愛さん(20)に那覇市での質疑を取材席から傍聴してもらい、感想を聞いた。
安保審議へ沖縄の注文「まだ議論を」「また捨て石」
■名桜大3年・玉城愛さん(20)
実のある議論を期待していたのですが、予定調和で終わったという印象です。自民、公明両党の国会議員は、自分と考えが同じ参考人にだけ質問していました。野党側は逆の立場の人にも聞いていたが、もっと具体的な事例に踏み込んでほしかった。安全保障関連法案や普天間移設について、考え方が違う人たちが向き合わないと、理解は深まらないと思いました。
私が住む沖縄県うるま市には米軍基地があり、米兵の交通事故を何度も見ました。母校の宮森小学校ではかつて、米軍のジェット戦闘機が墜落して、多くの児童が亡くなりました。
基地が集中する沖縄と今回の法案がつながっていることは、質疑を聞いて改めて実感しました。自衛隊の活動範囲が広がれば、米国の戦争に巻き込まれ、沖縄が狙われかねない。私自身はそう思うので、法案には反対です。参考人として出席した石垣市の中山義隆市長が「石垣はアジアの交流拠点」と言う一方で、法案には賛成を明言していました。近隣国の脅威を強調していましたが、それで交流が成り立つのか、やや疑問に感じました。
「基地があるから沖縄の経済は成り立っている」「基地がないと中国が攻めてくる」。普天間の辺野古移設賛成の人からは、こうした意見をよく聞きます。私はそうは思いません。きょうの質疑を通して、安保法案の是非とともに、そうした議論も深まればよかったのですが、残念です。(聞き手・泗水康信)
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昨日の夜11時から今日の夜11時まで、また24時間寮の管理代行のバイト。
いつもどおり朝日新聞のチェックをしていると、目を引く記事があった。
「戦争法案」の地方参考人質疑を傍聴した玉城愛さん(20)。名桜大学3年といえば、真樹の同級生じゃないですか。こじんまりした大学やから、真樹は愛さん知ってるかなあ。
若い人たちが「戦争法案」を自分の問題として考えてくれていることがうれしい。愛さんと同級生の真樹にも真剣に考えてもらいたいものだ。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
あんぱんまんバイキンマンさん、コメントありがとうございます。
こんなに多くの人が反対しているのに、もし「戦争法案」が強行採決されたら日本も終わりです。手続き上の問題で言えば、採決はもう避けられないのではないかと思います。次の選挙で「戦争反対派」の議員を過半数にし、「戦争法案」撤回法案を出すしかないのではないでしょうか。
明日の「反核平和マラソン・兵庫」には行けませんが、参加されるみなさんによろしくお伝えください。私も地元で少しは走ろうと思っています。
真剣に考える とは こういうことですね。時間だけつかって充分審議したとは それはない。これからの時間を真剣に考えます。強行採決は だめ。いらんことばかり書きました。