2013年07月03日(水)
83歳の女子野球選手 [雑感]
◎朝日新聞7月1日朝刊「ひと」
上中別府 チエさん(83)
83歳で定時制高校に通う女子軟式野球部選手
6回裏、1死満塁のピンチ。背番号12を付け、伝令役としてベンチから軽快に駈け出した。
6月23日、全国高校定時制通信制野球選手権大会の神奈川県予選決勝。孫のような仲間のお尻をポンとたたき、「落ち着いて」と励ました。最後に敗れて泣き崩れたバッテリーには「よく頑張ったね」。小学生の時の健康優良児表彰以来となる準優勝メダルを首に「いい勉強」と笑顔を見せた。
鹿児島県出身で15歳で敗戦。芋のツルを食べるほど困窮し、勉強できなかった。夫と上京し、子ども2人、孫5人、ひ孫4人。9年前に夫を見送り、「英語を勉強したい」と76歳で川崎市の夜間中学に。進学した高津高校定時制では華道部、書道部にも所属する。
野球部員は17人。週3回、授業後の夜間練習で、球拾いのほかキャッチボールやノックにも参加。「チエさん」と慕われ、手作りのお菓子やパンを差し入れる。歴史の授業では戦争体験を語り、やんちゃな男子もチエさんの言うことは聞き、おとなしく席に着く。
バレンタインのお返しに、部員から赤いグラブを贈られた。夫と息子がキャッチボールをしていた多摩川の河川敷を思い出す。好きな言葉は「生涯現役」。試合に出たのは大会初戦の1イニングだけで、左翼の守備についたが、打球はこなかった。「寿命が3歳縮んだ。100歳まで生きるつもりなのに」
文・写真 竹野内崇宏
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今日は水曜だが、臨時のバイト。また、昼の11時半から夜の11時半。
昼の1時から4時までは電話番のみ。暇なので、朝日新聞チェック。そこですごい「ひと」を見つけた。
83歳の女子野球選手。1イニングだけだが、ライトの守備にもついたそうだ。いくつになっても「ドキドキ感」は忘れずにいたい。あー、かっこよすぎる。もう、ただただうらやましいかぎり。
65歳で死んでしまった私の母も、きっとこんなことをやりたかったでしょうね。(今生きていれば87歳。)
57歳の私もまだまだ。もうちょっとがんばらねば。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
まっするさん、コメントありがとうございます。忘れてました。まっさするさんも、「パオパオだより」の愛読者さんでしたね。
私は去年やり投げに初挑戦し、少しずつですが記録を伸ばすことができました。次に挑戦したいのは「棒高跳び」です。いつか挑戦したいと思ってるうちに、死んでしまうかも知れません。
「はようせえよ」っていうことですよね。
実に素晴らしいことではなかろうか
少子高齢化の時代になってますが・・平均寿命はのびても高齢者の医療費?介護費などは年々莫大なものになっています・・なにを節約って・・これを節約しないでどーすんの・・元気な老後を積極的にするはこのような元気な人こそ国民栄誉賞にするべきでしょう・・
老化は足から・・車イスや電動イスは止めましょう・・
自分の足で歩かせましょう・・歩けるのに歩かせない
ディーサービスなんていらない・・でしょう