2012年12月02日(日)
京都走ろう会例会〜同年最強ライバル〜 [ランニング]
「ついに、来たなー。」
例会10kmコースの4km地点あたり。私を追っていた同年最強ライバル・北出吉弘さんについに追いつかれた。北出さんのスタートからの出足がゆっくり目だったので、私が先行し飛ばしに飛ばした。
「あれ? ひょっとして、北出さんに30年目の初勝利?」と勘ちがいしてしまいましたわー。世の中そんなに甘くなかった。2.5km地点で10秒ほど先行し、5kmで5秒ほど逆転。7.5kmで16秒離されるも、最後の下りで追い詰めようと思っていたのに・・・。
結果、北出さん39分14秒、私40分01秒と47秒の大差。最後の2.5kmで逆に31秒も引き離されてしまった。本当に力のある人は、最後の踏ん張りがすごい。
でも、つい最近まで話にもならんくらいの差だったことを思うとまあまあよかったんじゃないでしょうか。
出雲路橋の下流では、「第32回京都市小学生駅伝競走記録会」。
このため、京都走ろう会例会はコース変更。5kmは出雲路橋〜御薗橋往復、10kmはそれを2往復。ただし、御薗端の下まで行くと5kmよりちょっと長くなるので手前で折り返し。このあたりは、塚本副会長のさじ加減にお任せ。
集合場所に着くと、塚本さんと吉田康彦さんが横断幕張り。
「写真を1枚。」
「それより、手伝い!」
「おっしゃるとおり。」
すごいスピードで走っていくきくちゃん・・・、ではなくシェパードでした。
上流にアップに行くと、いつもの賀茂川パートナーズさん。
もう1組。
みなさん、いつも楽しそうに走っておられます。
準備運動担当の八田努さん。
「昨日はお店に来ていただいてありがとうございました。宇治から自転車でしょう。ヨメさんがすごいなあってゆってましたわ。」
「いやいやそれくらいは・・・。新しいシューズの全サイズがそろえてあって、幅も普通とワイドとスリムと3種類そろえてあったでしょう。あれはよかったわ、いろいろ履き比べられて。」
準備運動のあと、「京都キャロット」のセールとためし履きの宣伝をさせてもらった。そしたら、さっそく「行きたい」と言ってくださる方があった。
今日は下流が使えないので、5kmと10kmは上流に向かって同時スタート。
今日の目標は、「5kmのスピードで行ける所まで押す」。もちろん本気モードなので、カメラは封印。
北出さんがおられたので、とりあえずつけるところまでついていこうと思ってスタート。ところが、北出さんはゆったりとした出だし。これでは私の今日の目標には合わないので、気にせず先行することにした。
御薗橋までの約2.5km、後ろに足音も聞こえなかったので、北出さんとは少し離れているだろうと思いながら気持ちよく走った。
御薗橋の手前で、10分04秒。2.5kmよりちょっと短い感じだが、なかなかいいタイム。折り返すとすぐ北出さんが見えたが10秒くらいは離している。
折り返すと下りなのでスピードアップ。しばらくは北出さんの足音も聞こえなかったが・・・。
北大路橋の手前300mあたり。後ろから力強い足音が。
「ついに、来たかー。」
「藤井さん、10km行く?」
「行く行く。(負けへんでー。)」
1往復目の出雲路橋(約5km)で、19分47秒。いい感じ。北出さんに抜かれたとはいえ、まだ5秒差くらい。あと5kmで、また追いつくぞー。
2往復目の御薗橋まではよくがんばった。目の前に目標があると走りやすい。
御薗橋で30分08秒。北出さんとは16秒差。残りの2.5kmをしっかり走れば40分が切れる。
しかし、下りに入ってから思うように足が上がらない。北出さんもスピードアップしたようで、背中がどんどん小さくなっていく。ラストスパートしようと思ったが、左足になにかひっかかっているような・・・。
ゴールは40分01秒。北出さんとは47秒差。やっぱり最後が強かった。
北出さん 19分42秒+19分32秒=39分14秒。
私 19分47秒+20分14秒=40分01秒。
あとで北出さんにお聞きすると、トータルで約30秒分ほど距離が短いだろうとのこと。それで修正すると、北出さん39分44秒、私40分31秒。確かにこれくらいだと思う。
このあとは、いつもどおり10kmをいっしょに走った仲間の写真撮り。
間に、賀茂川パートナーズさん。
毎度おなじみ最後尾。
めっちゃ楽しそうですやん。
ゴール後、北出さんを探して久しぶりのおしゃべり。
北出さんは30年近く前、私が防府マラソンに出たことを知り、いつかそんなランナーになりたいと思って練習をがんばったそうだ。(全然知らんかった。)
しかし、35歳のとき「第1回福知山マラソン」に4時間近くかかって以来フルマラソンを封印。長いのは自分には向いていないと思い、それからは5kmや10kmのレースばかり出ていた。
2年前「京都マラソン」が開催されると聞き、そこに向けてフルマラソンに19年ぶりの復活。何度かフルに出たあと、今年の「第1回京都マラソン」には息子さんと親子で出場。練習の結果、今はフル3時間10分〜20分くらいで走れるまで戻ってきたとのこと。
いろいろと問題の多い京都マラソン(北出さんの指摘は、ランナーストップ・河川敷の走りにくさ・ゴールがスタートより高い位置など)だが、第2回の抽選にも当たったので、今はそれを目標に練習に励んでおられるそうだ。
そんな話を聞いてビックリ。
35歳と言えば、私がウルトラマラソンを始めた年。そして2年前と言えば、5kmレースにシフトを変えた年。私と北出さん、ちょうど真逆ですやん!
北出さんがますますフル対応の走りに徹すれば、短いほうは知らず知らずおろそかになるはず。今日は4kmで逆転されたけど、これはいずれ夢の初勝利の可能性も・・・。おー、またやる気がわいてきたぞー。
※今日の京都陸協記録会で、廉が5000m15分47秒77の自己ベスト。今までの記録を8秒短縮。よう、がんばった。
パオパオも負けへんでー。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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