2012年08月18日(土)
第13回ひろしまクロスカントリー [ランニング・出張販売]
「えー!!! トイレからスタートかい!」
ヨメさんがトイレに並んだのはスタート2分前。やっとトイレに入れたのは15秒前。「さあ、やっと・・・」というころにスタートの号砲。超スピードで用を済ませ、スタートラインを通過したのは号砲から45秒後。最後尾のバイクのおにいちゃんを追えー。
去年朝ゆっくりしすぎて、着いてからバタバタしてしまった。今年は朝ごはんを30分早くしてもらい、会場到着は7時15分ころ。
受付は9時半からだというのに、8時過ぎからお客様が来られ、9時ごろにはやっぱりバタバタしてしまった。
私が受付に行ったのは10時。
この大会も参加者が大幅に増え、臨時駐車場からのシャトルバスが間に合わず、スタート時間が15分ずつずれることになった。
受付横のテントでは、招待選手のサイン会。地元の企業の6社の陸上部から、12名の選手がサインをしてくださっていた。その中の一番人気は、JFEスチールのディランゴ選手。
でも、私は一番端の女性選手が気になっていた。エディオン所属で、去年のこの大会の5km優勝者・比嘉由里選手。女性お二人が並んでおられたが、名札をつけておられたのですぐに分かった。(一番手前の小柄な選手は、地元西条農高出身の渡部裕子選手。)
「比嘉さん・・・、ですよね。」
「はい。」
「沖縄の方ですよね。」
「はい、そうです。」
「沖縄は比嘉という名前が一番多いって聞きましたけど。」
「そうなんですよ。」
「沖縄のどちらですか。」
「糸満です。」
「実は、うちの娘、今高3なんですけど、沖縄の大学受験するってゆってるんです。」
「そうなんですか。それは、ぜひ・・・。」
笑顔がすごくかわいくて、穏やかな表情が魅力的な比嘉由里選手。丸いお顔が、うちの真樹ともちょっと似ているような・・・。もう、これから絶対応援し続けます。
ヨメさんの3kmと私の5kmガ続くので、ちょっと早めのウォーミングアップ。
会場の手前1kmほどのところのワンちゃにごあいさつ。毎年恒例です。
「ちょっと変なおっさんやけど、そんな悪い人でもなさそうやし・・・」ペロペロ。
「でも、やっぱり番犬としてはちょっとはほえとかなあかんやろうな」うぉんうぉん。
このあと芝生も走り、全部で3kmほどアップ。
ヨメさんが3kmのスタート地点に向かおうとするとき、うちのバイトさんから電話。「ほっといて行き」と言ったが、責任感の強いヨメさんは電話に応対。気がつけばスタート2分前。
そのままスタートラインに並ぶと思い目で追っていると、なんとスタート横のトイレへ。「間に合わへんちゅうのに・・・。」
スタート直前にトイレの中へ。
「ハーン」と号砲。
「えー、用を足している間にスタートかい!」
あとで聞いてみると、汗でタイツが引っかかりはくのに苦労したとか。あーあ。
しかしそこからだいぶ追い上げたようで、残り700m地点の丘の上も軽やかに走っていた。
いや、ちょっと腰曲がってますか・・・。
まっ、今日は明日の三瓶クロカンの前座試合みたいなもんですから。21分44秒もかかったけど、これで十分。トイレスタートの割にはしっかり走りました。
ヨメさんのゴール3分後に、私の5kmがスタート。
去年は、同じ5kmが24分12秒もかかってしまった。去年は小雨で涼しかったのにこのタイム。今年は今まで一番と言っていいくらいに暑い。しかし、めざすはキロ4分半切りで、22分半。これくらいで走らんと話にならん。
1km 4分23秒
2km 8分46秒(4分23秒)
3km 13分22秒(4分36秒)
4km 18分00秒(4分38秒)
5km 22分25秒(4分24秒)
やりました。目標達成です。
この調子で、明日の三瓶クロカン3kmを13分切りしたいんですが・・・。上り坂きついし、ちょっと無理かな。
もう店はヒマなので、8kmの部の観戦。
エディオンの比嘉選手を探したが分からない。エディオンからは4名出場で、サングラスをしている選手が多く見分けられない。
いったんうちのテントに戻って、比嘉選手のナンバーを確認。これで見つけることができた。
でも、サインをしておられるときのにこやかで穏やかな表情とは一変。レースに臨むときの表情はかなり厳しいものだった。「かっこいい!」
うちの通販のお客様・児房さん。
スタート前に声をかけてくださった。「キャロットさんで買わせてもらったフェザーファインで隠岐の島ウルトラに出て、年代別で2位に入れました。シューズの具合がすごく良かったです。ありがとうございました。」
こんなふうに言っていただくとほんとにうれしい。
2周目に入る手前の障害。ほとんどの選手が飛ばずに横をすり抜けているのに、トップの岡本選手(中国電力)は堂々たる飛びっぷり。
比嘉選手もいい位置で帰ってきた。
「ひがさ〜ん!」と応援したかったけど、声が出ない。次の機会に・・・。
「こぶささ〜ん!」 こっちは大声が出た。
「ありがとう!」 気がついてもらえてよかった。
次に戻ってくるまで時間があるので、急いで昼食。毎度おなじみの手打ちそば(500円)。冷たくておいしかった。
ゴール直前の比嘉選手。きれいにストライドが伸びている。
児房さんもしっかりとしたいい走り。
きっと、60歳以上の部て入賞でしょう。
閉会式の抽選会では、「京都キャロット」提供のシューズ券が小学生男子と中学生女子に当たった。そのシューズでいっぱいいっぱい練習して、成果が出たら報告に来てね。
後片付けもスムーズにでき、例年より早く会場を出ることができた。次にめざすは、島根県の三瓶高原。以前は南回りで時間がかかったが、最近は北周りで行って時間短縮。2時間ほどで、毎年恒例「お楽しみワンちゃん」のところに着いた。
うちのきくににてるでしょ。
でも、このワンちゃんは絶対にかみません。
小屋の中には立派なリードがいっぱい。
白いほうのワンちゃんもいました。
何か事情があって、ゲージから出せへんのでしょうね。
きく似のワンちゃんは恐がりのようだったので、私が車の陰に隠れてみた。そしたら、ちょびちょびと出てきたらしい。
「お楽しみワンちゃん」のお向かいには、新しくできた「満壽の湯」。
一回入ってみたいなあ。
きく似のワンちゃんもやっと落ち着いたようだ。
三瓶高原の手前にある「民宿おおうえ」さん。
ここは、自家栽培のお野菜がいっぱい出てきます。
京都では夕立があり、きくが逃走しててんてこ舞いだったらしい。真樹と廉、ご苦労さまでした。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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