パオパオだより

2008年05月22日(木)

「ヤッチンたら・・・」と「金三封?」 [私の好きな人]

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ふざけすぎの私とちょっと怒っているヤッチン

 「ヤッチンたら・・・」

 中学のクラス会をして、久しぶりに同級生に会った。
 私の右どなりに明美ちゃん、左どなりにヤッチンがすわった。
 明美ちゃんは中1の一年間いっしょに過ごしただけだが、大事な大事なクラスメイト。私は久しぶりに会えたのがうれしくて、かまいまくり、からかいまくり。
 そんな様子を反対側でにがにがしく見ていたのが、ヤッチン。

 でも、会場に着いた時、ヤッチンの顔を見てほっとした。ああ、変わってない、あの表情。笑っているような、怒っているような、両方が混在していてそれがビミョーに変化していくような・・・。
 中学時代、私はなぜかヤッチンの顔が好きだった。そして、さっぱりした性格。突然発する短い指摘も的を得ていて、よく楽しませてもらった。

 一つだけ、中学時代のヤッチンのエピソードを。
 うちの中学は給食があり、職員室にも生徒が運んでいた。
 クラスで、その順番をどうしていくかという話し合いになった時、いつもあまり発言しないヤッチンが突然言った。「そんなもん、先生らが自分で運んだらええんちゃうんか。」
 この発言に中古賀先生はうろたえていて、おかしかった。ヤッチンはこんな人です。(ヤッチンも先生も、こんなことおぼえてへんにゃろなあ。)
 今回はあまりしゃべれなかったけれど、また会いたい度はナンバーワンかな?

 ここからは、昨日の話。

 会場で、携帯番号とメルアドを聞いたのだが、家の電話番号を聞き忘れた。名簿を作る関係で必要だったので、ヤッチンにメールした。
 「また会おうね
 こうじです。クラス会来てくれてありがとう。今、名簿を作っているところです。ヤッチンの家の電話番号を聞き忘れました。メールで知らせてね。」
 お昼休みに、返信が。
 「ヤッチンチンです。メールあり」

 ヤッチンたら・・・、題と本文が混ざって切れとるがな。
 返信。
 「メール切れとんでー
 こうじです。メール途中で切れとんでー。題名のとこに入力したんちゃう?」
 すぐ返信あり。
 「ヤッチンチンです。メールあり」

 さっきとおんなじやん。この「メールあり」は「メールありがとう」が切れとんにゃろな。
 また返信。
 「あかんて
 こうじです。切れてるって。本文のとこに入れてや。」

 このやりとりを見ていたうちのヨメさんの言葉。
 「あんたらの世代は、わけわからんわ。」
 ボクは、ようようわかりますけど。

 夜、やっと。
 「こうちゃんごめん。メールおそくなった。TEL075-712-○○○○またメールおくってな。ヤッチンチンより。」かわいい絵文字付き。(この時、たいへんな事に気づいた。ヤッチンは、自分のことを「ヤッチンチン」て書いとる。恐るべし!)
 これにて、一件落着。


 「金三封?」

 ヨメさんに助けてもらい、やっとクラス会名簿が出来上がった。クラス会の写真といっしょに、先生の所へ持っていった。
 向日市のご自宅に着くと、おうちの中でバンザーイをするご夫婦。「やったー、琴欧州。勝った、勝った!」 あんたら、ブルガリア人?
 
 おうちに入れてもらい、私のブログをプリントアウトしたものを見てもらった。
 「先生、ここ大きい声で読んでもらわな。」
 先生は、おもむろに読み出した。
 「中でも私が一番聞きたかったのは、いっしょにブルガリアに来てくださった奥さんの存在だった。先生が『ブルガリアに行きたい』と言った時、反対もせず、「一人で行ってき』ともおっしゃらず、当たり前のようにいっしょに来られたそうだ。こりゃ、すごい。」
 ここで、先生の奥さんからつっこみが。
 「それは、ちがう。私がブルガリア行くことを決めて、子どもたちが背中を押してくれたん。この人は、それについてきただけ。」
 えー、そうやったんですか。そんなこととは、思ってもみませんでした。

 その後のいっちゃん大事なとこを先生は読まず、紙を置いた。
 「先生、その先、読まな。・・・しゃあない、代わりにボクが読みます。」
 「中学のいつだったか忘れたが、『僕は、奥さんが一番大事なんや』と顔を真っ赤にして言われたことがあった。先生得意の空手の『三鎮』の型をやり終わった時より赤かったかも。
 そうか、頭の血管切れるくらい大事なんや。へんな中学生だった私は、そんなふうに理解していた。」
 ここで大きなリアクションを期待していたのに、奥さんは無視。ここ、照れるとこやろが。なんなん。

 「次のクラス会する2年後まで、絶対死なんように。」と言い残し、先生とお別れした。

 家に着き、石井慧君に激励の金一封を送らにゃと思い出し、先生からいただいた封筒を確認した。
 げげげ、万札が、1枚、2枚、3枚。ふぇー。こら、すごい。てっきり1枚やと思って、確認してへんかった。
 会の最初に、「このクラス会の残金を、石井慧君の応援にまわします。たらんときは、先生に助けてもらいます。」と言ったから、先生急きょ増やしてくれはったんかな。
 ご披露もせんかったし、「先生、こんなにたくさんあきませんてー」とか言う儀式もせんかったし。お気楽系が幹事やったら、こんなもん。まあ、ええやん。

 この「金三封」を生かしてね、石井慧君。
 表書きは「餞別」では平凡すぎるし。
 私が考えた候補。 
 「楽」・・・北京を楽しんで来て。
 「リラックス」・・・肩の力を抜いて。
 「頭脳」・・・頭を使った柔道を。
 「生かせ!」・・・何を? もちろん自分を、です。

 うーん、悩むところやね。

 
 

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