2021年02月20日(土)
廉彩結婚式 [家族]
廉彩が結婚して五年目の結婚式。
私は諸般の事情により欠席。
上の写真は、真樹が選んだ「最高の一枚」。
式のレセプションのプロフィール欄に、「理想の家庭」という項目があった。
廉は「辛いことがあっても励まし合う家庭」。
彩ちゃんは「笑顔いっぱいの明るい家庭」。
笑顔いっぱいって、けっこう難しいけど、しっかりね。
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廉彩、よかったね。
これで一区切り。
パオパオはなんにもでけへんけど、もし役に立てそうなことがあったら、遠慮なく言ってきてね。
ますみちゃん、まきちゃん、両方かわいい。
二人でカフェでもやったら、はやるのになあ・・・。
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式の最後は、私の謝辞のビデオ。
◇ ◇ ◇
新郎の父の藤井廣司と申します。
みなさま、本日はご多用のところ、また外出しにくい状況の中、二人のためにお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
本来ならば会場にてお礼の言葉を述べさせていただくところでしたが、もうすぐ16歳になる老犬を置いて行くわけにはいきませんので、私と愛犬・きくはビデオ参加で失礼いたします。
息子の廉は、1991年8月生まれです。私たち夫婦にとって初めての子でした。
当時は、廉という名前は大変珍しい名前でした。その由来についてお話します。
「ごんぎつね」で有名な新美南吉の作品で、「うた時計」というお話があります。実家のうた時計を黙って持ち出した男が、廉という少年に出くわします。そこでその名前の由来を聞き、「清廉潔白の廉」と説明されます。そして、実家に遊びに来る廉君がうた時計の音を楽しみにしているのを知り、反省し、その時計を「戻しておいて」と頼むというお話です。
私たち夫婦はその話をすごくよく覚えていたので、自分たちの子にも廉少年のようになってほしいと思い、その名を付けました。
私はマラソンが趣味で、廉が小さいころから親子レースに出ていました。何回も優勝や入賞をさせてもらいました。それは、廉が弱音を吐かずにがんばってくれたおかげです。
また、廉はいなかの小さな中学校から高校に進学したのですが、まったく経験のないサッカー部に入部し、3年間休まず活動し続けました。これは、廉のことで今までで一番驚いたことです。正直、そこまで粘り強さのある子だとは思っていませんでした。
その息子が、高校で彩ちゃんと知り合いました。
それから、どこでどうなったのかはくわしくは知りません。
私ができることは、二人の邪魔だけはしないことですから。
彩ちゃんの一番いいところは、廉のことをいつもいつも信頼してくれていることです。親から見ると頼りない息子に見えるのですが、彩ちゃんがいつも「れんさん、れんさん」と頼ってくれているのを見るたびにホッとします。
廉もこんなかわいい彩ちゃんに頼りにされたら、なんでもがんばるでしょう。
この先に困難なことにぶつかることがあっても、信頼し合っている二人なら、きっと力を合わせて乗り越えてくれると思います。
本日は、何かと行き届かない点もあったかと思いますが、なにとぞお許し願います。
ご列席のみなさまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
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うた時計
新美南吉
二月のある日、野中のさびしい道を、十二、三の少年と、皮のかばんをかかえた三十四、五の男の人とが、同じ方へ歩いていった。
風がすこしもないあたたかい日で、もう霜(しも)がとけて道はぬれていた。
かれ草にかげをおとして遊んでいるからすが、ふたりのすがたにおどろいて、土手をむこうにこえるとき、黒い背中せなかが、きらりと日の光を反射するのであった。
「坊(ぼう)、ひとりでどこへいくんだ」
男の人が少年に話しかけた。
少年はポケットにつっこんでいた手を、そのまま二、三ど、前後にゆすり、人なつこいえみをうかべた。
「町だよ」
これはへんにはずかしがったり、いやに人をおそれたりしない、すなおな子どもだなと、男の人は思ったようだった。
そこでふたりは、話しはじめた。
「坊、なんて名だ」
「れんていうんだ」
「れん? れん平ぺいか」
「ううん」
と、少年は首を横にふった。
「じゃ、れん一か」
「そうじゃないよ、おじさん。ただね、れんていうのさ」
「ふうん。どういう字書くんだ。連絡(れんらく)の連か」
「ちがう。点をうって、一を書いて、ノを書いて、ふたつ点をうって……」
「むずかしいな。おじさんは、あまりむずかしい字は知らんよ」
少年はそこで、地べたに木ぎれで「廉」と大きく書いてみせた。
「ふうん、むずかしい字だな、やっぱり」
ふたりはまた歩きだした。
「これね、おじさん、清廉潔白(せいれんけっぱく)の廉て字だよ」
「なんだい、そのセイレンケッパクてのは」
「清廉潔白というのは、なんにも悪いことをしないので、神様の前へ出ても、巡査につかまっても、平気だということだよ」
「ふうん、巡査につかまってもな」
そういって、男の人はにやりとわらった。
「おじさんのオーバーのポケット、大きいね」
「うん、そりゃ、おとなのオーバーは大きいから、ポケットも大きいさ」
「あったかい?」
「ポケットの中かい? そりゃあ、あったかいよ。ぽこぽこだよ。こたつがはいってるようなんだ」
「ぼく、手を入れてもいい」
「へんなことをいう小僧(こぞう)だな」
男の人はわらいだした。でも、こういう少年がいるものだ。近づきになると、相手のからだにさわったり、ポケットに手を入れたりしないと、承知ができぬという、ふうがわりな、人なつこい少年が。
「入れたっていいよ」
少年は、男の人のがいとうのポケットに、手を入れた。
「なんだ、ちっともあったかくないね」
「はっは、そうかい」
「ぼくたちの先生のポケットは、もっとぬくいよ。朝、ぼくたちは学校へいくとき、かわりばんこに先生のポケットに手を入れていくんだ。木山先生というのさ」
「そうかい」
「おじさんのポケット、なんだか、かたい冷たいものがはいってるね。これなに?」
「なんだと思う」
「かねでできてるね……大きいね……なにか、ねじみたいなもんがついてるね」
するとふいに、男の人のポケットから美しい音楽が流れだしたので、ふたりはびっくりした。男の人はあわてて、ポケットを上からおさえた。しかし、音楽はとまらなかった。それから男の人は、あたりを見まわして、少年のほかにはだれも人がいないことを知ると、ほっとしたようすであった。天国で小鳥がうたってでもいるような美しい音楽は、まだつづいていた。
「おじさん、わかった、これ時計(とけい)だろう」
「うん、オルゴールってやつさ。おまえがねじをさわったもんだから、うたいだしたんだよ」
「ぼく、この音楽だいすきさ」
「そうかい、おまえもこの音楽知ってるのかい」
「うん。おじさん、これ、ポケットから出してもいい?」
「出さなくてもいいよ」
すると、音楽は終わってしまった。
「おじさん、もう一ぺん鳴らしてもいい?」
「うん、だアれもきいてやしないだろうな」
「どうして、おじさん、そんなにきょろきょろしてるの?」
「だって、だれかきいていたら、おかしく思うだろう。おとながこんな子どものおもちゃを鳴らしていては」
「そうね」
そこで、また男の人のポケットがうたいはじめた。
ふたりはしばらくその音をききながら、だまって歩いた。
「おじさん、こんなものを、いつも持って歩いてるの」
「うん、おかしいかい」
「おかしいなァ」
「どうして」
「ぼくがよく遊びにいく、薬屋のおじさんのうちにも、うた時計があるけどね、だいじにして、店のちんれつだなの中に入れてあるよ」
「なんだ、坊、あの薬屋へ、よく遊びにいくのか」
「うん、よくいくよ、ぼくのうちの親類だもん。おじさんも知ってるの?」
「うん……ちょっと、おじさんも知っている」
「あの薬屋のおじさんはね、そのうた時計をとてもだいじにしていてね、ぼくたち子どもに、なかなかさわらせてくれないよ……あれッ、またとまっちゃった。もう一ぺん鳴らしてもいい?」
「きりがないじゃないか」
「もう一ぺんきり。ね、おじさんいいだろ、ね、ね。あ、鳴りだしちゃった」
「こいつ、じぶんで鳴らしといて、あんなこといってやがる。ずるいぞォ」
「ぼく、知らないよ。手がちょっとさわったら、鳴りだしたんだもん」
「あんなこといってやがる。そいで坊は、その薬屋へよくいくのか」
「うん、じき近くだからよくいくよ。ぼく、そのおじさんとなかよしなんだ」
「ふうん」
「でも、なッかなか、うた時計を鳴らしてくれないんだ。うた時計が鳴るとね、おじさんは、さびしい顔をするよ」
「どうして?」
「おじさんはね、うた時計をきくとね、どういうわけか周作(しゅうさく)さんのことを思い出すんだって」
「えッ……ふうん」
「周作って、おじさんの子どもなんだよ。不良少年になってね、学校がすむと、どっかへいっちゃったって。もうずいぶんまえのことだよ」
「その薬屋のおじさんはね、その周作……とかいうむすこのことを、なんとかいっているかい?」
「ばかなやつだって、いってるよ」
「そうかい。そうだなあ、ばかだな、そんなやつは。あれ、もうとまったな。坊、もう一どだけ、鳴らしてもいいよ」
「ほんと?……ああ、いい音だなあ。ぼくの妹のアキコがね、とっても、うた時計がすきでね、死ぬまえに、もう一ぺんあれをきかしてくれって、ないてぐずったのでね、薬屋のおじさんとこから借りてきて、きかしてやったよ」
「……死んじゃったのかい?」
「うん、おととしのお祭のまえにね。やぶの中のおじいさんのそばにお墓(はか)があるよ。川原(かわら)から、おとうさんが、このくらいのまるい石をひろってきて立ててある、それがアキコのお墓さ、まだ子どもだもんね。そいでね、命日(めいにち)に、ぼくがまた薬屋からうた時計を借りてきて、やぶの中で鳴らして、アキコにきかしてやったよ。やぶの中で鳴らすと、すずしいような声だよ」
「うん……」
ふたりは大きな池のはたに出た。むこう岸の近くに、黒く二、三ばの水鳥がうかんでいるのが見えた。それを見ると少年は、男の人のポケットから手をぬいて、両手をうちあわせながらうたった。
「ひィよめ、
ひよめ、
だんご、やァるに
くウぐウれッ」
少年のうたうのを聞いて、男の人がいった。
「いまでもその歌をうたうのかい?」
「うん、おじさんも知っているの?」
「おじさんも子どものじぶん、そういって、ひよめにからかったものさ」
「おじさんも小さいとき、よくこの道をかよったの?」
「うん、町の中学校へかよったもんさ」
「おじさん、また帰ってくる?」
「うん……どうかわからん」
道がふたつにわかれているところにきた。
「坊はどっちィいくんだ」
「こっち」
「そうか、じゃ、さいなら」
「さいなら」
少年はひとりになると、じぶんのポケットに手をつっこんで、ぴょこんぴょこんはねながらいった。
「坊ゥ……ちょっと待てよォ」
遠くから男の人がよんだ。少年はけろんと立ちどまって、そっちを見たが、男の人がしきりに手をふっているので、またもどっていった。
「ちょっとな、坊」
男の人は、少年がそばにくると、すこしきまりのわるいような顔をしていった。
「じつはな、坊、おじさんはゆうべ、その薬屋のうちでとめてもらったのさ。ところがけさ出るとき、あわてたもんだから、まちがえて、薬屋の時計を持ってきてしまったんだ」
「…………」
「坊、すまんけど、この時計とそれから、こいつも(と、がいとうの内かくしから、小さい懐中時計(かいちゅうどけい)をひっぱり出して)まちがえて持ってきちまったから、薬屋に返してくれないか。な、いいだろう?」
「うん」
少年はうた時計と懐中時計を、両手にうけとった。
「じゃ、薬屋のおじさんによろしくいってくれよ。さいなら」
「さいなら」
「坊、なんて名だったっけ」
「清廉潔白(せいれんけっぱく)の廉(れん)だよ」
「うん、それだ、坊はその清廉……なんだっけな」
「潔白だよ」
「うん潔白、それでなくちゃいかんぞ。そういうりっぱな正直なおとなになれよ。じゃ、ほんとにさいなら」
「さいなら」
少年は、両手に時計を持ったまま、男の人を見送っていた。男の人はだんだん小さくなり、やがて稲積(いなづみ)のむこうに見えなくなってしまった。少年はてくてくと歩きだした。歩きながら、なにかふにおちないものがあるように、ちょっと首をかしげた。
まもなく少年のうしろから自転車が一台、追っかけてきた。
「あッ、薬屋のおじさん」
「おう、廉坊(れんぼう)、おまえか」
えりまきであごをうずめた、年よりのおじさんは、自転車からおりた。そしてしばらくのあいだ、せきのためものがいえなかった。そのせきは、冬の夜、枯木かれきのうれをならす風の音のように、ヒュウヒュウいった。
「廉坊、おまえは村から、ここまできたのか」
「うん」
「そいじゃ、いましがた、村からだれか男の人が出てくるのと、いっしょにならなかったか」
「いっしょだったよ」
「あッ、そ、その時計、おまえはどうして……」
老人は、少年が手に持っているうた時計と懐中時計に目をとめていった。
「その人がね、おじさんの家でまちがえて持ってきたから、返してくれっていったんだよ」
「返してくれろって?」
「うん」
「そうか、あのばかめが」
「あれ、だれなの、おじさん」
「あれか」
そういって老人は、また長くせきいった。
「あれは、うちの周作(しゅうさく)だ」
「えッほんと?」
「きのう、十なん年ぶりで、うちへもどってきたんだ。ながいあいだ悪いことばかりしてきたけれど、こんどこそ改心して、まじめに町の工場ではたらくことにしたから、といってきたんで、ひと晩とめてやったのさ。そしたら、けさ、わしが知らんでいるまに、もう悪い手くせを出して、このふたつの時計をくすねて出かけやがった。あのごくどうめが」
「おじさん、そいでもね、まちがえて持ってきたんだってよ。ほんとにとっていくつもりじゃなかったんだよ。ぼくにね、人間は清廉潔白(せいれんけっぱく)でなくちゃいけないっていってたよ」
「そうかい。……そんなことをいっていったか」
少年は老人の手にふたつの時計をわたした。うけとるとき、老人の手はふるえて、うた時計のねじにふれた。すると時計は、また美しくうたいだした。
老人と少年と、立てられた自転車が、広い枯野(かれの)の上にかげを落として、しばらく美しい音楽にきき入った。老人は目になみだをうかべた。
少年は老人から目をそらして、さっき男の人がかくれていった、遠くの、稲積の方をながめていた。
野のはてに、白い雲がひとつういていた。
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2021年02月18日(木)
三線教室、親子参加 [家族]
こんなうれしいことはない。
今日、私の三線教室に真樹が体験参加。
ヨメさんは鍼灸のお客様があったので、私が三線教室に行ってしまうと、真樹は独りぼっち。
「パオパオの三線教室に来るか?」と軽く言ってみると、「行く」と。
教室に電話すると、先生とも連絡してくださって、三線も借りられることになった。
今までも体験で来られている方があったが、たいてい30分から1時間くらいで帰られていた。真樹はがんばってフルコース2時間。定番の「きらきら星」から始まり、「安里屋ユンタ」、「涙そうそう」、「安波節」まで。短時間で次々とマスターしていった。
先生もすごくほめてくださった。パオパオ、鼻高々やねえ。
いやいや、何よりも同じ曲を親子いっしょに弾けたのがうれしかった。
真樹の結婚式は、真樹とパオパオの三線コラボで決定やね。
2時間たっぷりの三線教室はかなりの疲労。
「うまいもんでも買って行こかー。」
駄菓子屋さんでいろいろ買った。お会計は真樹。
ビールのアテになるようなものも買ってもらった。
夜ごはんの汁を盛るかあちゃん。
真樹からもパオパオからも写真を撮られて、モデルさんみたい。
パオパオが撮った、かわいいますみちゃんの写真。
駄菓子屋さんで買ったもの。
「カニたまご」と「アニマルヨーチ」がパオパオのビールのアテ。
これはうまい!
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【RUN】
今日は宝が池へ。
午後5時半から。
北稜高校の裏を通って。
野球部とサッカー部が大勢練習していた。
「ごんぞう」はいつもとちがう場所にいた。
雪がちらちらで寒いからね。外猫はたいへんや。
ジョギングコースの起点に到着。
3.15km、20分46秒。
1周をちょっと速めにと思ったが、暗くてスピードがのらなかった。
1km地点で5分20秒くらい。おそっ!
1周はちょうど1.5km、8分18秒。
廉が、「宝が池1周は1.5kmよりちょっと長い」と言っていたけど、そうでもないのかも。
もう1周は反対周りでゆっくりと。
こちら側からの1km地点は、東屋の北の端の柱のあたり。
2周目ゴール、2.99km、19分07秒。
2周目は11分近くかかった。
雪がうっすらと積もってすべりそう。
足元に気を付けて、家路へと。
家まで2.88km、22分32秒。
帰りはちょっと近道だった。
また町内猫パトロールに行って、全部で10kmになった。
寒かったので、また猫はひさしちゃんだけだった。ひさしちゃんはなんぼ寒い時でも家のひさしにいるのがえらい。
「長生きしてやー。」
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【今日のきくみー】
真樹が帰ってきてから、きくがすごく元気。
最近だいぶ歩くのが減っていたのに、スタスタ歩いている。
よかったなあ、きくちゃん。
みーちゃんは混乱しているみたい。
なぜか、今はオバサンを一番警戒している。
なんで?
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2021年02月17日(水)
オンライン京都マラソンゴール [家族]
「あっ、いい感じ。立派なゴール写真が撮れそう。」
「あっ、そこで止まらんとあかんて。ゴールテープ、固定してあるのに・・・。」
「やっちまったー。こわしよったー。」
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今日の午後に、眞寿美さんは西京極のゴールを予約。
毎日2kmをコツコツと続け、やっとフルマラソンの距離になった。よくがんばりました。
きくも連れて、みんなで祝福に。
ちょっとだけ距離が足らないとのことで、公園内を1周。
その間に、きくちゃんのお散歩。きくは広々としたところが大好きで、今日もしっかり歩き回った。
陸上競技場に入らせてもらい、ゴールの記念撮影。
うまく撮れたけど、ちょっと金具をこわしてしまったかも・・・。
参加賞をいただいて、陸上競技場を出る。
選べる参加賞だったが、眞寿美さんはマスクをもらっていた。
すぐ近くのイオンモール京都五条へ。
今日、真樹が沖縄から帰ってくる。土曜日の廉彩結婚式出席のために。
うまいもんを食べせてあげんなんからねえ。その買い物をしとかんなん。
ヨメさんが買い物中、私はきくのお散歩へ。
外に出て行ったら、きれいな菜の花の咲いている畑があった。
なんか、きくちゃんもうれしそう。
駐車場に戻っても、あちこちだいぶ歩き回った。
買い物が終わったヨメさんを乗せて京都駅へ。
関空からバスに乗ってきた真樹を乗せて、家に戻る。
あんまり寒かったので、今日はお鍋。
真樹もたくさん食べていた。
真樹の一眼レフで撮ってもらった夫婦仲良し写真。
「かあちゃん、だいぶまるまるになったような・・・。」
真樹にもらったバレンタインチョコ。
ありがとう。
しっかりと味わっていただきます。
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【RUN】
お昼過ぎにひとっ走り。
今日は、東北部クリーンセンター往復5kmへ。
天気はいいのだが、気温はかなり低い。
いつもならこの公園を通り過ぎて1kmだが、今日は公園でちょうど1km。
恵光寺さんのありがたいお言葉は、前と同じ。
しかし、「核兵器禁止条約」発効のニュースが書かれていた。
さすがです。
いつもの2km地点もだいぶ手前、2.5kmの折り返し地点も100m近く手前だった。
家に帰って5km、31分38秒。
ちょっとだけ、帰りの方が短く測定された。
まったく同じところを走っているのに、不思議やねえ。
町内猫パトロールにも行ったけど、寒いせいか「ひさしちゃん」だけ。
早く暖かくなったらいいのにね。
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2021年02月16日(火)
脳があほやし [家族]
昨日の夕方、ヨメさんが「肉がちょっとしかないなあ」と言いながらすき焼き鍋を洗っていた。
「えっ、ひょっとして今日すき焼き?」
「なんでやねん。いつ牛肉買いに行った? 豚肉を野菜で炒めようと思ってただけ。」
「そうかー。」
「あー、わかったわかった。そんなにすき焼きが食べたいんやったら、『豚肉のすき焼き風』ちゅうのんにしたるわ!」
ヨメさん、ちょっとブチ切れ気味。
それでも、おいしいおいしい『すき焼き風』が食べられた。
この話とは直接関係はないのだが、昨日ヨメさんとしゃべってるときに、「それはアンタの脳があほやし」と言われた。
もう思わず「うまい!」とうなってしまった。
さすがずっといっしょにいるだけあって、私への評価が的確。
そうやねえ。
前に比べたら、だいぶ「脳があほ」になってるね。
たとえば、この「すき焼き食べたい事件」も元々は新聞折り込みのスーパーの広告に安い牛肉が載っていたから。単純!
「脳があほ」と言うより、「脳が単純」になっているのかも。
たとえば、ヤーフーニュースでおもしろそうなのを見つけて読みだす。ところが、1ページで終わらない記事はたいていもうその先には行けない。脳が持たない。
いろいろなことが、だんだんどうでもよくなっていく。
父が晩年、だんだんすべてのものに興味がなくなっていくのを見てきたので、私も早くもその兆候が出てきたのかなあと思ったりもして・・・。
絶対に興味をなくしたらあかんのがきくちゃんのこと。
ちょっと目を離したら、すぐに狭いところに挟まって動けなくなってしまう。
いつもヨメさんが気を付けてくれているのだが、私もしっかり見とかなくては。
みーちゃんはいつまでたってもなつかない。
私といっしょで「脳があほ」なんかなあ。
まあ、ちゅーるは私の手からでも食べますけど。
オバサンの足技で、「くりまんみーちゃん、ぐーりぐり」が脳に悪影響を与えているのかも。
「まさか!」
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2021年02月13日(土)
謝辞録画 [家族]
廉彩結婚式まで、あと1週間。
謝辞録画のタイムリミット。
何を言うかはおとといに考え、ヨメさんに見てもらって一発OKをもらっていた。いつも必ずNGを出すヨメさんにしてはめずらしい。
廉と彩ちゃんに対する思いが、私ら夫婦は共有できているということ。
「そこに、愛はある!」
さて、録画。
正装すべきかとも思ったが、また緊張しすぎると大変なので普段着のままで。
最初に、私が出席できない理由をお話した。
「もうすぐ16歳になる老犬を置いていけないので・・・。」
コロナの心配もあったのだが、そこを押して出席してくださっている方もあるので、あえてそこにはふれないことにした。
きくにそばに来てもらって、自分の携帯を自撮りモードにして淡々と語りかけた。ほとんど詰まらず、まずまずのできでしたかね。
最後に、もう少し。
「3年前甲状腺の手術をし、高い声が出なくなったときから三線を習っています。今日は、お祝いとして、古謝美佐子さんの『童神(わらびがみ)』を弾かせてもらいます。」
◇ ◇ ◇
「童神」(天の子守唄)
天(てぃん)からぬ恵み 憂きてぃ くぬ世界(しけ)に
生まれたる産子(なしぐわ) 我身(わみ)ぬむぃ育(すだ)てぃ
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し 思産子(うみなしぐわ)
泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー
太陽(てぃだ)ぬ光(ふぃかり) 憂きてぃ
ゆういりよーや ヘイヨー ヘイヨー
勝(まさ)さあてぃたぼり
◇ ◇ ◇
自分では9割以上マスターしていたつもりだったが、出だしからガタガタ。無理して歌おうとしたのも失敗だった。詰まり詰まりで一番の最後までたどり着いたけど、惨憺たるものだった。
自己採点で60点くらい。
3年半も練習してきて、これではね。
あーあ、真樹の時には完璧に弾けるようにしよう。
もう一度、三線なしバージョンで録画。
きくちゃんの横で大きな声を出していたので、きくが私の顔を心配そうに見てくれていた。これで終わり。
ヨメさんが廉にメールで送ってくれた。
そして、廉が編集したものを返してきてくれた。
残念ながら、私の苦心した「童神」は会場との契約の関係でカットとのこと。
ほんまかー。
あんまり出来がひどかったんで、うまいことゆうてカットしたんちゃうかー・・・、とジジイはひがむ。
まあこれで、「変お父さん」と言われんで済むかな。
もし言われたら、「あれはお父さんじゃなくてパオパオ」と言い返しといてね。
いい結婚式になりますように!
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【RUN】
今日は24時間バイトからの朝帰りなので、もちろん「弱」。
お昼前にちょっと走りに出た。
家の中はひんやりしていたのに、外はポカポカ。と言うより、走っていたら暑いくらい。
1.5kmのところで折り返し。
3km、19分08秒。
たった3kmなのに、汗ダクダク。
走るときのウェアはよく考えないとね。
またいつもの町内猫パトロール。
叡電・二軒茶屋駅を回って・・・。
家に戻ると、920m。
いつも1kmと言っていたけど、ちょっと足らんかったね。
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午後4時半過ぎ、今度は薄着で。
まずは町内ジョグ1km。
ひさしちゃんは、めずらしくお友だち猫といっしょ。
十王堂橋の先往復5kmへ。
いつもはこのガレージの中をぐるっと回って2.5kmになるのだが、新しいGPS時計ではだいぶ手前だった。
2.51km、15分14秒で折り返し。
帰りは2.52km、15分09秒。
今日は、5km30分ちょうどくらい。
またまた町内猫パトロール。
「あれ、ぷーぷーがちがう家の門番に?」
トレードされたんか。
こちらは安定のドキンちゃんとミケちゃん。
ぬくなってよかったなあ。
また寒くなるらしいけど、もうちょっとのしんぼうやね。
今日は、3+1、1+5+1で11km。
明日は、イレギュラーで24時間バイト。
またおもんない1日になるなあ。
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2021年02月06日(土)
新郎の父の謝辞 [家族]
廉が彩ちゃんと結婚して5年がたった。
いろいな理由があり、やっと去年の7月に結婚式を挙げる予定だった。ところが新型コロナウイルスのせいで、今年の2月に延期。世の中は去年の7月よりエグイ状態になってしまったが、もうこれ以上は伸ばせない。
ここで困ったのがきくちゃんのこと。
きくが弱ってから、夫婦そろって出掛けるのは1、2時間程度。今はそれもなくなった。どちらかが家に残ってきくちゃんを見ている。
結婚式場は大阪なので、うちから出かけて帰ってくるのは8時間後くらいになりそう。これでは絶対に置いていけない。
ペットホテルや動物病院に預けることも考えたが、もし万一のことがあったら悔やむに悔やまれん。
そこで一考。
元々「パオパオは結婚式によんでもらえへんにゃでー」というのがうちの家族の共通認識だった。私自身も「まあ、そんなもんかな」と変に自覚していた。
今まで廉の役に立てへんかったように、結婚式に出席して何かの役に立つわけでもない。それなら、いつも世話ができていないきくちゃんと「しっぽりお留守番」が正解かも。
「基礎疾患のある高齢者が他府県移動」、私、三拍子そろってますやん。
ここは「じっと我慢のジジイだった」ということにしとかなね。
「新郎の父の謝辞はリモート参加で」と言っていたが、去年の私の父を偲ぶ会の時みたいに初めから泣いて泣いてになったらどうしようもない。ビデオ録画参加にしてもらおう。
謝辞の中には、廉のいいところと彩ちゃんいいところを入れとかなあかんね。いっぱいあるから困るねえ。「話は短く」やから、5分以内くらいかな。
まあ、真樹の時は三線弾かせてもらってやなあ・・・。
いや、それまで私が生きとるかどうかちゅう問題もあるなあ。
私の今後の予定は、上の通り。(二条が寮1、百万が寮2。)
いちびって走り続けて、3月にはオリックス対ヤクルトのオープン戦見に行こう。
ああ、熱がないだけでうれしい。
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