2026年06月01日(月)
モンテル、持ってる! [ヤクルト]
◎日刊スポーツ 5/26(火) 23:01配信
【ヤクルト】モンテル、持ってる!
プロ初本塁打でチーム起死回生「古巣相手に最高の結果出せた」
<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト1−2西武>◇26日◇神宮
モンテル、持ってる! ヤクルト・モンテル外野手(26)はヘルメットのツバで顔を隠すようにしてベンチ前に向かった。0−1で迎えた9回2死走者なし。西武甲斐野の2ボールからの3球目の低め154キロ直球を捉えた。打球はくしくも古巣西武ファンのいる左翼スタンドへ。ほえながらダイヤモンドを1周。ベンチ前でナインとハイタッチした男の目には光るものがあった。
プロ初本塁打となる起死回生の同点弾。「チャンスをいただいたので絶対に結果を出したかった。古巣相手に最高の結果を出せて良かった」とコメントした。
昨年は西武で支配下昇格するも戦力外通告を受けた。育成契約で今季からヤクルトに加入。昨季まで2軍監督で対戦相手としてモンテルを見ていた池山監督の期待は大きかった。2月の春季キャンプは1軍組。指揮官からは「モンテル、持ってる」と声をかけられ、直接打撃の指導も受けた。「大きく構えろ」「思い切って」。授かったのは強振するようにとの“ブンブン指令”。「意思と合っている。本当にやりやすい」。感謝しながら取り入れ練習し2軍でも結果を残した。
22日に支配下登録。発表当日には「(西武戦では)感謝の意味を込めて絶対打ちたい」と話し有言実行だ。チームは敗戦もモンテルの“シンデレラストーリー”が始まった。【塚本光】
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「気が付けば、真樹は超ヤクルトファン」。
いつからかはよく分からないが、真樹が私を追い越した。
ヤクルトスワローズのことならなんでも知っていると言っても過言ではない。
「モンテルは足は速いんやけど、あんまり打ってへん。」
真樹は2軍の試合もチェックするくらいのマニアなので、モンテル選手のこともリサーチ済み。
ところがこのモンテル選手が1軍に上がってから打つわ打つわ(15打数8安打、.563)。どうなってるのかねえ。
池山監督、見る目ありすぎ。
まあ今は、「モンテル、持ってる!」ということにしときましょうねえ。
前から気になっていたモンテルの父。
検索したら、去年の終戦記念日の記事が見つかった。
「そうやったんかー、ますます応援せんとあかんな。」
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◎日刊スポーツ [2025年8月15日5時16分]
西武モンテル、元米兵の父教え胸に平和願う「昔思い出す」
射的断った表情忘れられない 戦後80年
戦後80年。野球界にもさまざまな思いがある。西武モンテル外野手(25)の父フランクさん(55)は元米兵だ。イラク戦争で負傷し、長く行方不明になっていた。父の教えを胸に、モンテルは平和を願っている。
◇ ◇ ◇
沖縄に暮らす明るいモンテル少年は、毎年6月23日が近づくと複雑な思いになった。全校集会で映像を見る。太平洋戦争中の、沖縄での地上戦のものだ。直後は友達とも笑えない。
「ほんと、やばいね」
生々しい映像や描写もあった。そして何より、自分には遠い話ではない。
「あんな地上戦になれば、お父さんもただでは帰って来られないな…」
モンテルが誕生した約1年半後。世界が変わった。01年9月11日、米中枢同時テロ事件。「9・11の時から米軍内の情報が特に厳しくなったみたいで、どこで何をしているのかも、無事かどうかも分からなくて」。だから物心ついた頃に父はいなかった。
いないから、それが当たり前に育った。でも大きくなるにつれ「もし生きているなら会いたいって気持ちが強くなって」。転機は中学時代の15年秋。兄ジュリアスさんがドラフト会議でヤクルトに指名された。TBS「ドラフト緊急生特番! お母さんありがとう」で特集され、番組側で父を探しあててくれた。
海兵隊にいた父フランクさんは9・11の後、アフガニスタンやイラクの戦場へ派遣され、そこで負傷。長期入院したため消息不明になっていた。「生きていてくれたんだ…」。その後カリフォルニアに住んでいる。だから再会はさらに5年後に。モンテルの成人式の朝、自宅に来てくれた。
「ハグしたっすね」
次男は照れくさそうに懐かしむ。その後、年に1度のペースで来日。かつての仕事のことを詳しく聞いたことはない。父が3度、戦地に赴いたことは知っている。「戦争に行った証しの、長方形のペンダントを3つ持ってて」。
軍隊に従事したということは、仕事は“そういうこと”だ。モンテルもそこに話題が及ぶと、言葉が詰まる。「でもね、いろいろ、想像もつかないような葛藤があったと思うんですよ」とおもんぱかる。
絶対に忘れられない父の表情がある。「家族で、あれは確か、お台場に遊びに行った時だったと思います」。射的ゲームがあった。モンテルは深い意味もなく「射的見せてよ」と父に言った。父は言った。
「昔のこと思い出すから、やりたくない」
心に刻まれた深い傷が、その言葉と表情からありありと見えてしまった。だからその後、なるべく話題にはしていない。だから父から面と向かって伝えてくれた時の言葉は、モンテルの胸に深く刻まれる。
「戦争は本当に、やったらダメだ」
それでも今なお、世界は争いをやめない。それが民間人でも兵士でも、なんで最前線にいる人たちが命をムダにしなきゃいけないのか、いつまで続くのか−。ニュースを見ながらモンテルも苦しい。プロ野球選手だって普通の人だ。ひと言で戦争を止められる力は持たない。でも社会のため、何かできることを。
「沖縄の人たちや父から学んだことを、少しでも周囲の人や次の世代に伝えていけるように」
明るいモンテルにしては珍しく、陰影ある表情で思いを発した。【金子真仁】
◆モンテル 本名・日隈(ひぐま)モンテル。2000年3月18日、大阪市生まれ。金光大阪−OBC高島−琉球ブルーオーシャンズ−四国IL・徳島を経て、22年育成ドラフト2位で西武入団。3年目の今年5月7日に支配下登録され、同日ソフトバンク戦で初出場。今季推定年俸460万円。兄ジュリアスもヤクルトに在籍した元プロ野球選手。187センチ、88キロ。右投げ右打ち。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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