2009年11月27日(金)
悲恋 [わんこ・にゃんこ]
念のために、もう一度ヨメさんに聞いてみた。
「きくちゃん、どうしても手術せなあかんのん?」
「あたりまえやろ。今、きくがどんな状態なんかわかってるんか。」
子宮にうみがたまる・・・、これはヨメさんもいっしょらしい。慢性的におなかが痛むらしい。
ただし、ヨメさんはかわいい子どもを2人産み、歳もけっこういっている。きくは、まだ4歳半。人間で言ったら、30代前半とちゃうかなあ。
今日もぽかぽか小春日和。
また、近所のイケメン犬・タロウちゃんに会いに行った。
最初はいつもどおりよそよそしかったけど、いつの間にか鼻と鼻がひっつくくらいに。
「またかいな」と思われるかもしれませんが、きくがこんなふうになるのはほんとにめずらしいんです。
タロウちゃんは、絶対にきくのことを気に入ってくれている。きくも、絶対にタロウちゃんが好き!
きくは、相手がメスであれオスであれ攻撃的である。なんでなんやろう。
やっぱり、一人っ子で生まれてきたからわがままなんかなあ。
こないだ、うちの家族でこんなことを言っていた。
「きくは、うちがもらわへんかったら、どうなってたんやろなあ。高山牧場にいたままやったんかなあ。」
きくは、うちに来てよかったんやろか。
女子に生まれてきたからには、男子と恋もしたかったよな。でも、タロウちゃんとの恋も悲恋で終わりそう。
恋もせず、子どもも産まず、このまま手術なんて・・・。ちょっと悲しいなあ。
厳しい寒さの中で咲く寒椿のように、きくもきれいな花を咲かせたかったやろなあ。
きくちゃんには、ほんまにすまんと思う。
「花、咲かせたかったね。」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=670