2008年03月29日(土)
船浮小中学校学習発表会-やっと八重山3の1-(2月10日分) [沖縄・学校]
西表アイランドホテルの車で、白浜港まで送ってもらった。白浜港には、新しいきれいな桟橋ができていた。
一番の船に乗ろうとした時、先生らしい方が何人か乗ってこられた。たぶん、白浜小中学校の先生方だろう。
そのほかは数名。運動会の時と比べるとさびしい。
船浮に着き、まず、港の前の「ふねっちゃーぬ家」に行った。お昼ごはんの予約をしておいたので、大きな荷物を預かってもらおうと思っていた。
しかし、店はまだ開いていない。どうしようかと困っていたところ、いっしょの船から降りた女性が声をかけてくださった。彼女はこの店の従業員さんのようで、お昼を予約している者だと言うと、「店が開くまでお預かりします。」と言ってくださった。
その方は、ゼッターランド・ヨーコさんのような超美人。お写真を撮らせてもらえばよかった。悔やまれる。あとでヨメさんと、「いったいあの人は、どういう人なんやろ。船浮に咲く花?」とか言っていた。
学校に着き、職員室におられた方にごあいさつし、体育館にむかった。
受付に、また超美人。たぶん、あの人が事務の宮城さん。
「宮城さんですよね。なんべんも電話させてもらって、すみません。プログラムまで送ってもらって・・・」「いいえ、どういたしまして。」
2006年10月、船浮小中の運動会の時のこと。真樹とちょっと体育館を見てみようかということで見に行ったかえり、職員室あたりに待機している人とすれちがった。次の「エイサー」の出番を待っている女子教職員の方々だった。その横を通る時、本当に胸がドキドキした。あまりに、みなさんおきれいで。きっとあの中に宮城さんもおられたにちがいない。
大きな体育館の前のほうに、折りたたみイスがなられべられていた。その数もあまり多くなく、運動会の盛況さを知っているだけに、やはりさびしい。
後ろの部分には、作品の展示。児童生徒だけでなく、教職員、地域の人々の作品もたくさんあった。
作品を見ていると、声をかけてくださった女性がおられた。「前に来られてましたよねえ。」
すごい。1年前に一度お会いしただけなのに。
「はい、去年の3月、息子と来てました。かえりの船でいっしょになった大嶺さんですよね。」
こっちの記憶力も、けっこうすごい。
大嶺さんは、大阪出身で、家は公民館のうら、息子さんが本島の高校に行っておられるということを聞いた。(1年前の船の中での話。)
学習発表会のテーマ 「一心同体 一人ひとりの大舞台」〜無限の力でみんなが主役〜
いよいよ始まった。
最初のあいさつ。6年の石垣君と5年の迎里君。迎里君は、去年の4月に来た新入り(?)なのに、いやに堂々としている。後でわかったことだが、中1の具志堅君のいとこだそうだ。
次は、三線。地域の方も入っておられ、すごく感じがよかった。若い男性もおられた。
その次は、合唱。児童生徒3名なのでどうかなと思ったが、3人ともよく声が出ていた。教職員の方々とも調和しており、不自然な感じはしなかった。
次は、小学生2人のビデオニュース。がんばって作ったことはよくわかるのだが、最終処理がやや弱い。映像があまりよくなく、声も聞き取りにくいところがあった。
ここは、先生の出番でしょう。先生、しっかり!
ここで、いったん休憩。この間に作品として出しておられたドーナツやゼりー、サーターアンダギーなどをいただいた。どれもおいしく、量もたくさんあった。
そしてその次、合奏。さすがに3人では静か。でも3人が力を合わせている感じがとてもいい。校長先生が、一生懸命鉄琴をたたいておられた姿も印象に残った。
次に、校長先生のごあいさつ。
いつも思うのだが、沖縄の校長先生は自分の言葉で話される。京都の校長先生のように、だれかの作文を読んでいるようなあいさつは聞いたことがない。
崎濱校長先生もそうだった。特に、3人の子の特徴を話してくださったところは、我々旅行者にもよく理解できたし、保護者の方々にとってもうれしいことだと思う。わずか3人ではあるが、本当によく見ていただいていると思った。(お世辞ではありません。)
また、必ず、見に来ていただいた方へのお礼を具体的に言われる。私たちのことも、「京都から来ていただいた藤井さんご夫妻」と紹介していただいた。
校長先生の話の後、本日のメイン、オペレッタ「走れメロス」が始まった。小5・小6・中1の男子3人が、いったいどんなものを見せてくれるんだろう、とかまえて見ていたが、想像をはるかに越えたすばらしいものだった。
まず、3人がはずかしがらず、お腹の底からしっかり声を出して歌っている。中でも小6の石垣君には、びっくり。変幻自在とは、このことか。
もちろん先生方も出演されていたが、目立たないように目立たないようにと工夫されているのがよかった。
かなり長い出し物だったが、退屈することがなかった。個人的には、夢を見ているような感じすらした。よかった。
おわりのあいさつは、中1の具志堅君。
かなりあっさりしていた。無理もない。まだ中1やもん。まだ2回もあるし。来年は、石垣君の弟が入ってくるけど、もっともっと増えてほしいね。(女の子が来たらいいのにね。)
ああ、来年も見に来たいなあ。
お昼までまだ少し時間があったので、イダの浜へ行くことにした。おととしの10月は、ここで真樹と泳いだんや。ここに夫婦二人で来るとはね。
さっき「はまごう」さんにいた黒ラプが、浜で遊んでいる。「ナナ」と呼ばれていた。いっしょにいる男の人は、学習発表会で三線を弾いていた若い男性。「はまごう」の井上さんとこの人?
「ふねっちゃーぬ家」に戻り、お昼ごはん。
食べたのは、「昔ごはん船浮三昧」1500円。おいしかった。
それにしても、あのゼッターランド・ヨーコさんが気になる。また、来たくなってしまう。
帰りの船に乗り込むと、崎濱校長先生も乗ってこられた。
「どうも、ありがとうございました。インターネットで見て、来ていただいたとか。」
「はい、そうなんですけど。おととしの運動会に参加させていただいて、それからのご縁で・・・」
校長先生は、私と年が変わらないくらい若々しい。
3人の男の子としっかり遊んでくださいね。お金がたまったら、必ず、また来ますから。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 1 )
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コメント
藤井さんへ
船浮の学習発表会を、遠く京都で紹介していただき感謝いたします。
昨年の夏、京都へ行きました。長女が今年立命の4年生になります。
また、機会があればお越し下さい。
船浮小中学校 校長 崎濱秀一