2021年05月11日(火)
もう一度会いたかったごんちゃん [わんこ・にゃんこ]
沖縄県今帰仁村のホテル・ベルパライソの看板犬を務めていたごんた(メス)。
ベルパライソにはごんちゃん目当てで何回も通った。写真も何枚も撮らせてもらった。
いい写真がいっぱい残っているけど、私は2回目に行った時の写真が一番お気に入り。特に、飼い主さんである「★の砂さん」に撮ってもらった写真はすごくよかった。
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ごんちゃんに最後に会ったのは、2014年7月。
ごんちゃんはいつもの「涼しい場所」でひっそりと過ごしていた。
「★の砂さん」は不在だったが、勝手に遊ばせてもらって帰ってきた。
「また来るね」と約束して。
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ベルパライソに最後に行ったのは、2014年12月。
◇ ◇ ◇
さっそく、看板犬ごんちゃんと飼い主の「★の砂さん」のことを聞いてみた。
「○○は今、長期休暇に入っていて当分出社する予定はありません。」
「えー! おみやげ持ってきたのにどうしよう・・・。」
ごんちゃんと★の砂さんの娘さん・あーちゃんへのおみやげは郵送することにした。
喜んでもらえたらいいんやけど・・・。
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この少しあと、ごんちゃんの「看板犬引退」が発表された。
「★の砂さん」ご一家は、ごんちゃんとともに大阪へ。
それからは年賀状を送らせてもらうくらいで、ごんちゃんの様子はあまり分からなくなってしまった。
そして今日、私はいつもの寮の17時間バイト。
そこに、ヨメさんからラインが来た。
◇ ◇ ◇
沖縄のベルパライソのごんたの飼い主さんから電話がかかってきました
今日ごんた亡くなったそうです
最後は北谷の海の見えるところに眠っているそうです
わざわざ知らせてくれました
◇ ◇ ◇
◯◯さんからの電話びっくりしました
こうじさんのことごんたのたった一人の友だちって言うてくれはりましたよ
知らせなあかんいうて
◇ ◇ ◇
ないたー。
ごんちゃんは元放浪犬なので正確な歳は分からない、たぶんうちのきくと同じくらい。「★の砂さん」に保護してもらってから、いろいろと大変なこともあったと思うけど長生きした。そやし、ここは泣いたらあかんとこやね。
最後が大阪ではなく、また沖縄に戻って、そこで亡くなった。それが救いな気がする。
「また来るね」と約束したのに、それが最後になってしまった。
「たった一人の友だち」とまで言ってもらっていたのに、ずっと会えなかった。
悔しい。
やっぱり、泣く。
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【ごんたの思い出】
忘れてました、ごんた君と私のベストショット。
私とヨメさんと真樹の3人が「ごんちゃん」「ごんちゃん」「ごんたくーん」と呼んだら、なんと私のところに来てくれたのです。それどころか、私の顔をペロペロと・・・。
やっと私が「あやしいオヤジ」ではないと分かってくれたのでしょうか。
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去年の8月、真樹の受験予定校だった名桜大学のオープンキャンパスがあった。最後のオープンキャンパスということでヨメさんも含め3人で参加した。そのときに3連泊したのがペルパライソである。
宿泊先をここに決めた一番の理由は、ゴンちゃんがいたから。ブログを読ませてもらって、ゴンちゃんが元放浪犬であったことも分かった。
実際に現地に行って、ゴンちゃんに会えたときはめちゃくちゃうれしかった。飼い主の「★の砂」さんも思っていた通りのいい人で、本当によかった。
その後2回の受験では、そのたびごとにゴンちゃんに力を分けてもらいなんとか合格にこぎつけた。(今日の始業式で、「国公立大学の合格を決めた人が一人います」と紹介してくださったそうだ。)
2月には住まい探しを兼ねて「おきなわマラソン」に参加する。そのときの1泊目は、もちろんペルパライソ。またゴンちゃんに会えるのが楽しみだ。
沖縄本島北部の宿泊は、せひ「ペルパライソ」へ。
ワンちゃんが好きな方は、ぜひゴンちゃんにも会ってくださいね。(ゴンちゃんは「ゴン太」という名前ですが女の子です。)
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「ごんちゃん、だっこさしてもらってもいい?」
「いや、それだけはやめてやめて・・・」とごんちゃん。
「だいじょうぶです、だっこできますよ」と★の砂さん。
「ほれ、ごん!」
きっとまた、「やめてやめて」と言いたかっただろうに。ごんちゃんはしんぼう。
この写真は暴れているように見えますが、実際はおとなしくだっこされていました。
とても体重23kgあるとは思えない、中型犬を抱っこしている感覚だった。
あー、昨日ホテルの売店で「ごんちゃんTシャツ」買ったからしんぼうしてくれてたんかな。これも営業やんな。
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「ベルパライソ」のお目当ては、もちろん看板犬のごんちゃん。
★の砂さんとも少しお話しできた。
★の砂さんは、何度も真樹を目撃されているらしい。それもそのはず、ご自宅がご近所でした。
「真樹さんのことは、安心して私に任せてください。」
「ありがとうございます。」
最後に私との「無理やりツーショット」。
「すまんなあ。」
「いえ、これも仕事ですから。」
「プロやねえ、えらい!」
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お昼過ぎにベルパライソ到着。
着いてすぐ、ごんちゃんにごあいさつ。
「ごんちゃんちっちゃいなあ。これやったら、きくと変わらへんのとちゃう」と真樹。
ごんちゃんの色っぽい女の子すわり。
ごんちゃんも泳ぎたいらしい。
今回もやりました、無理やりツーショット。
「へへへん、こうして船の安全を確認するのが私の大事な仕事。」
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「ごんちゃん、おらへんがなー。おやつ、持ってきたのになあ。」
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朝から、リゾートホテル・ベルパライソへ。
「やっぱり、ごんちゃんに会わんと沖縄に来た気がせん!」
飼い主の★の砂さんに写真を撮ってもらった。
★の砂さんとけっこうな長話。
真樹のアパートからベルパライソまでは13kmくらい。名桜大学からだと10kmちょっと。ご自宅はもっと近くらしいし、いざというときは頼りにさせてもらいます。
「なあ、ごんちゃん!」
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ホテルのスタッフさんに「★のさんは来ておられますか」と聞くと「来てるけど、今用事で出かけてます。3時ころ戻ります」とのこと。
「ごんちゃんは?」
「えーと、どこかにはいるはず・・・。」
おやつをもらうたんびに日かげまで持って行って食べるごんちゃん。
「ごんちゃん、かしこいなあ。」
「へへへへー。」
ほめてもらってうれしいごんちゃん。
ちょっと固めのおやつは、腰を据えてゆっくりとむしゃむしゃ。
「ごんちゃん、ありがとね。また来るね。」
3時まで待っていると真樹のバイトが遅れそうなので、これでお別れ。
おやつの残りと京都のお菓子を、スタッフさんにことづけさせてもらった。
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ごんちゃんはパオパオの友だち。
パオパオはごんちゃんの友だち。
ずっとね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
じょんのびかあさん、コメントありがとうございます。
ごんちゃんは、よそ様のワンちゃんやったけど、ほんとにかわいかったです。もう一度会えてたらなあ、と残念でなりません。
23kgのワンちゃんを抱っこできたのも、すごくうれしかったです。そのほかにも楽しい思い出ばっかり。
真樹が沖縄にいい印象を持ってくれたのは、ごんちゃんと「★の砂さん」の力も大きいです。
今真樹は猫2ひきと暮らしていますが、いつかワンちゃんも飼ってほいしなあと思っています。
会ったことなくても、いつもワンちゃんの訃報には泣いてしまう、、何故だか分からないが、悲しいのです。じょんが生きてる時からもそうだった。最近、ワンちゃんは愛する飼い主に見守られて亡くなるのが幸せだとわかった。勿論、出来るだけ長生きして欲しいのだけど、飼い主が先に逝ってしまうのは不幸なことなんだ。ゴンちゃんも幸せだったね。写真の数々、皆 いい顔だよ。