2008年11月09日(日)
第18回南紀日置川リバーサイドマラソン [ランニング・出張販売]
今年の京都キャロットの方針は、「もうけのでない出張販売は切る」。そのため、今までほぼ毎週だった出張販売が、今年はかなり少なくなっている。
今日の「日置川マラソン」も、小学生や幼児も入れて1000人にも満たない大会。本来なら「切る」大会である。
それでも行くには、わけがある。
まず、ランニング用品の出店業者がうちだけであること。
それに、うちの出店を楽しみにして待っていただいているお客様が多いこと。
大会が町の一大行事のようで、みなさんが楽しい大会になるように努力されているのがこちらにも伝わってくること。
そして・・・、この大会は、私と廉が親子レースで初優勝した思い出の大会なんです。
廉が小3の時なので、もう8年も前の話。
前の年、親子レースに母ちゃんと出た廉は、ゴール前で母ちゃんを待つという悔しい結果に。それなら、親子レース最後の小3はパオパオと。
勢い込んでスタートしたのはよかったが、いきなり廉のシューズが脱げてしまうというアクシデント。「あちゃー、これで優勝はゆめまぼろしかー」と思ったが、そこから抜いた抜いた。折り返し点につくまで全員抜き、トップへ。折り返してからの残り1kmはダントツの二人旅。たぶん2位に100m以上の差をつけたと思う。(2km、8分26秒)
シューズが脱げたのにはきなおして優勝した人は、世界でも少ないのでは。(って、そんなたいそうなもんでもないか)
シューズが脱げた時はボロクソに怒ってしまったが、めっちゃ引っ張ったのに弱音をはかず最後までついてきた廉はえらかった。
これは、一生忘れられないいい思い出です。
さて、今年の大会に戻ります。
朝から、雨がパラパラと。
しかし、ここはいつも大きなテントを貸してくださっているのでまだまし。走るには、このパラパラ雨くらいが一番いい。
一番最初は、小学生未満と親のペアが走るバンビの部。その次が、小1〜小3と親のペアが走るファミリーの部。この雨の中を走っている親子の姿は見ごたえがあります。
トップでゴールする親子ではなく、最後の方に泣きながら歩いてゴールする親子こそ見てほしい。親が子にどんな言葉をかけているかを聞いてあげてほしい。どの子も、親といっしょになにかをすることは大好きなんですよ。
ハーフスタート前に、見慣れたお客様の姿が。
この大会で必ずうちのテントに来てくださる花村さん。今日は視覚障害ランナーの伴走をされるようだ。
花村さんは、以前、私たちに梅干しをおみやげにくださった。お世話になっているのはこちらの方なのに。こんな気配りのできる人だから、伴走もできるんですね。
雨はまだやまず。
雨の日の伴走は、普段以上に気を使わなければならないだろう。
何年か前にはこの大会でも優勝されている花村さん。個人の記録のためではなく、こうして人のためにも走られている。そして、それが楽しそう。うらやましくなってくる。
スタート直前、校舎の玄関で雨宿りをされていたお二人を写真に撮らせてもらった。
森本さんはちょっと緊張、花村さんはにこやか。「どうか、アクシデントが起こりませんように」と祈ります。
スタートは、日置小学校の正門前。みなさん雨にぬれるのがいやなので、ぎりぎりまでスタートラインに並びません。
さあ、スタートと思ったら・・・。
ゲストの小ざきまりさんが、サインの最中。
「雨の日は体が温まるまで時間がかかるので、初めはくれぐれも無理しないように」といったごあいさつ。
それは分かっています。分かっているけど、今日はちょっとがんばるつもりです。(おー、めずらし!)
その理由は、また明日。(続きを読んでください。)
(訂正)「1000人にも満たない大会」と書いてしまいしたが、実際は1179人だったようです。しっかりとした大会運営をされているので、参加者が増えているのかもしれません。認識不足をおわびします。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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