2010年05月07日(金)
JR不採用から「下方への競争社会」へ [時事]
◎毎日新聞 2010年5月7日朝刊
記者の目:JR不採用の政治決着=坂本高志(東京社会部)
87年の国鉄分割民営化に伴う1047人のJR不採用問題で、政府・与党と公明党は4月、不採用になった国鉄労働組合(国労)組合員や遺族ら計910世帯に1人平均約2200万円の和解金を支払うなどの政治解決案をまとめ、大半の組合員が受け入れを決めた。歴代自民党政権と組合側双方が“挫折”を重ねた末の決着は「政治とカネ」などで迷走する鳩山内閣の数少ない成果かもしれないし、逆に「労組に甘い」と政権批判につなげる向きもある。だが政治的評価よりも、戦後最大の労働争議から見える教訓を探ることが重要だと考える。
◇バイトで生計 子の進学断念も
「闘争」にも「団結」にもなじみが薄い私がこの問題を取材し始めたのは、東京地裁を担当する司法記者だった約6年前。国鉄債務を引き継いだ旧国鉄清算事業団を相手に、国労の一部組合員が起こした解雇無効訴訟の審理が進んでいた。十数年間争い続ける理由を、原告の一人は「世の中では風化したかもしれないが、たまたま民営化に反対した組合に属したというだけで紙切れ一枚で首になった時を忘れることができない」と話した。静かな怒りが伝わった。
昨年1月、原告が多い北海道名寄(なよろ)市を訪れた。JR発足と同時に、不採用となった約180人が事業団名寄雇用対策支所に送られ、90年に36人が解雇された。以来、原告と家族は土木作業や山菜とりなどのアルバイトのほか、設立したクリーニング店などで得た金を分け合って暮らす。月収は十数万円。進学を断念した子供も珍しくなく、原告たちは「極寒のバイトよりも、家族に苦労をかけたことがつらい」と口をそろえた。
彼らの多くは「安定職だから」と国鉄を選び、先輩の誘いなどで自然と第1組合の国労に加入した。だが、民営化を前に、職場では「国労ではJRに行けない」と脱退を迫る動きが相次ぎ、民営化に賛成した労組の採用率はほぼ100%、国労は48%程度。国鉄は全国の「人材活用センター」に余剰人員を集めた後、約7600人を事業団に回した。旧国鉄やJR側は「手厚い雇用対策が行われた」などと説明するが、原告らの受け止めは違う。「職安の紙が張り出されただけ」「廃屋に集められてひたすら自学自習。ほとんどいじめだった」と憤る。
民営化前後は職員の自殺も急増したという。働く者に踏み絵を迫る、荒廃した環境が作られたことは否定しがたい。民営化の理由である巨額債務の背景に「我田引鉄」と称された政治家による利益誘導もあった。不採用の1047人に限らず、やむなく他労組に移ったり転職したすべての人が国策の犠牲者といえる。
国鉄改革法の審議で中曽根内閣は「一人も路頭に迷わせない」と述べ、参院も所属労組による差別が行われないよう付帯決議した。何度か和解への試みがあったとはいえ、政治の側に約束を守る強い責任感があれば、23年の月日は必要だったろうか。その反省に立てば、政府は今回の和解金に加え、再就職への支援も怠ってはならない。
国労の責任にも触れる。民営化を前に1人1人の雇用確保よりも政治闘争にまい進し、皮肉にも労働運動全体が衰退する流れを加速させた。
さらに、00年に当時の与党と社民党が政治解決に合意し、国労は定期大会で受け入れた。これを不服とする組合員が02年、今回の解決への足がかりとなった訴訟を起こした際、国労執行部は与党側の強硬姿勢を受け、提訴した組合員を大量処分するなど内部を統一できなかった。この訴訟が05年に一部勝訴して以降、原告支援に転じたものの、労組本来の役割とは何かという重い宿題が残った。
◇非正規労働など 今日につながる
大分大の石井まこと教授(社会政策)は労働運動の弱体化に伴う90年代以降の労使関係の変容を指摘する。「国鉄のケースでは、労働者が不利な条件で残るか、辞めるか判断せざるを得ない状況に追い込む手法がとられ、バブル崩壊後の企業リストラにも広がった。その結果、非正規労働の拡大を招き、正規公務員や正社員という身分も批判の対象となる『下方への競争社会』につながった」と語る。
公共部門の縮小を唱えた81年設置の「第2臨調」は世論の高い支持を集め、分割民営化への道を開いた。「行革フィーバー」を生んだ成功体験は基本的に継承されている。
出口の見えなかった原告らにとって、今回の政治決着は名誉回復の一助になるだろう。ただ、改革の「影」の部分は今後も検証されていくべきだ。私にはそこに「官と民」や「正規と非正規」に象徴される、働く者を巡る今の状況を読み解く一つのカギがあると思う。
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公務員をたたけば、政治家は票がとれるらしい。その典型的かつ象徴的だった例が、小泉元首相である。
弱いもんどうしで足を引っ張り合ったとき、一番喜ぶのはダレ? そこをよく考えなければ・・・。
足らないところを補い合い、みんなで助け合って楽しく暮らせる社会を作っていこうという考えは、もう古くさい?
「下方への競争社会」とは、なんと分かりやすく、またむなしい言葉であろうか。でも、もうそんなバカな競争をやめる必要性に早く気付かなければ・・・。
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2010年05月06日(木)
割烹「百萬」 [グルメ情報]
金沢の「マラソンに挑戦する会」(5/3)の前日は、去年「和倉マラソン」で知り合った能登谷さんのお店「カーサミア」で食べるつもりだった。しかし、予約してなかったので満席。
能登谷さんとは二度お会いしただけなのに、店を出た私たちを追いかけてお詫びに来てくださった。すごい記憶力です。頭が下がります。
仕方なく近所で食べるところを探した。
「もう、パスタを食べる口になってしもてるからなあ。いまさらなに食べてもがっくりやでー」とヨメさん。確かに。
でもそんなこともゆうてられん。そのあたりは金沢の中心部からだいぶ南に行ったところ(笠舞3丁目)なので、食べるところも少なかった。
「カーサミア」の斜め向かいに目に入った「割烹・百萬」ののれん。
「高かったらどうしょ。」
「店の前にメニューが書いてあったら入ろ。」
メニューありました。そんなに高くなさそう。
お店には、おかみさんと板さん、それにおかみさんのお母さんらしき人の三人がおられた。(後で調べて分かりました。おかみさんと板さんはご夫婦。おかみさんのお母さんだと思っていた方は、板さんのお母さんでした。)
「無口な板さんがええなあ」とは、うちのヨメさん評。
最初に出してもらった「刺身盛り合わせ」の中では、「ガスエビ」が一番おいしかった。
プリップリやん!
これは絶品。「能登干しイカ」を軽くあぶっていただく。
めっちゃうまかったす!
これはなんか忘れたけど、京都っぽい感じがした。確か、じゃが何とか・・・。とにかくお上品。
だし巻き、ふわふわ。
最後にいただいたお茶漬けが、またうまいのなんのって。
おとなりでお料理の解説をしてくださった「魚屋さん」と記念撮影。
私は、お母さんと記念撮影。74歳だそうです。おきれいな方でした。
おみやげにいただいた、かつおのふりかけ。
ちょっと心配しながら入った店でしたが、満足です。おいしかった。
ヨメさんは、ビール2杯と日本酒ちょびっと飲んだだけなのにベロベロ。だいぶアルコールに弱くなっている。
「歳とったんかい?」
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2010年05月05日(水)
ゴールデンウイーきく [家族]
なにが「ゴールデン」やねん!
きくは、なんにもおもろいことないどー。
おばさんとおねえちゃんは、どっか出かけてしもたがなー。
電車乗って大阪まで行くらしい。
きくは体がカイカイやっちゅうねん!
きくも行きたいなー。
なんか、「HアンドM」とか「クリスピードーナツ」とかゆうとったなー。
「ハーハー・・・」
電車、来たー。
犬は乗ったらあかんのかー。
しゃーない。「タロちゃんいじめ」にでも行くかー。
おっ、犬小屋の屋根、直してあるやん!
そら、日よけ雨よけがないとつらいわなあ。
うちの玄関先にもきれいな花が・・・。
おっさんは、あんものえさやりに行ったらしい。
あんもも、ゴールデンウィークもなにも関係なし。
ずっと1ぴきでさびしないんかなあ。
おっさんにネコパンチ入れるのが楽しみらしい。
とにかくモリモリ食べる。
きくといっしょ、いっしょ。
お兄ちゃんは、午前中陸上部の練習、午後はバイト。
お昼は、おっさんといっしよに「豚しょうが焼き弁当」食べとったなー。
なんにもしとらんのは、おっさんだけやん。
することないんやったら、きくと遊ばんかい!
「だるい」ちゅうねん!
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2010年05月04日(火)
第29回マラソンに挑戦する会・続き [ランニング・出張販売]
「ランナーズ9の会」のユニフォームを着ている人を見つけると、必ず写真を撮らせてもらっている。どなたか分からなくとも、こちらも同じユニフォームを着ているだけで安心してもらえているようだ。
今回もお一人だけ見つけることができた。ただし、今回私は店の宣伝のために「京都キャロット」のユニフォームを来ていたので、カメラを向けると不審に思われたかもしれない。
ゴール後にお話させてもらおうと思ったが、私はフルでその見つけたお相手は30km。「これは話をするのは無理か」と思っていたら・・・。
私の30km地点通過の時、ちょっと先にゴールしておられた「3041番」さんが近づいてこられた。
「私はこれでお先に失礼します。」
「あっ、ありがとうございました。(写真を撮らせてもらったお礼のつもり。)」
「私、石川の木村吉伸といいます。(私の「京都キャロット」のユニフォームを見て)、京都府知事選では門さんがんばられましたよね。」
「ええ、私らも応援してたんですけど、残念でした。門さんといっしょに走ってアピールしたり、応援演説までさせてもらったんですよ。」
「私も、3月14日の石川知事選に立候補したんです。結果は惨敗でしたけど・・・。」
「あっ、あの木村さんでしたか・・・。『ランナーズ9の会』の尾方さんからお聞きしました。『もっと早く知ってたら、応援に行ったのに』って言ってたんですよ。4年後ももう1回出てください。絶対応援に行きますから。」
「はい。」
まあ、こんなところでお会いしたいと思っていた人に会えるなんて。
木村吉伸さんは医療関係のお仕事をされているようだ。少しお話をさせてもらっただけだが、すごく感じのいい方。
私の30km通過のちょっと前にゴールされたので、2時間50分くらい。安定したいいランニングフォームだった。
こんなさわやかな人が、現職知事の10分の1くらいしか得票がないとはねえ。何ででしょう。
本当に4年後立候補されるなら、必ず応援に行きます。
少なくとも、「平和を愛するランナー」の票は100%ゲットしましょう。そして、そこからぼちぼちと・・・。
でも、最後まで私が誰だかわからなかったのでは・・・。
「ランナーズ9の会」のパオパオでっせー!
これからも、どうかよろしくお願いします。
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2010年05月03日(月)
第29回マラソンに挑戦する会 [ランニング・出張販売]
東京の下山利博さん。
今年で、この大会3年連続の出場。私のブログにも3年連続の登場。競技用ではない普通の車イスで、フルマラソンを笑顔で完走されるすごい人です。
お話を聞いてみると、どうも東京から夜行バスで来られ夜行バスで帰っておられるようだ。もう、ビックリの連続。
でも、私はあえて言いたい。「下山さんから元気をもらいました」ではなく、「下山さんから『普通』を教えてもらいました」。下山さんがやっておられることは、車イスの部分を除けばほぼ私と同じ。ご本人にとっては当たり前のこと。下山さんがご自分のことをごく普通に話されているように、聞く側の私たちもごく普通に聞きたいものだ。
「いちいちたいそうにびっくりしてんじゃないって!」という感じかな。
今は、1年に1回この大会でお会いするだけだが、これからも長くお付き合いさせていただきたい方です。
朝5時10分起き。
会場の大豆田橋に着いた時、まだどなたも来られてなかった。コンビニによっておにぎりなどを買って戻ったら、大勢の役員さんが準備をされていた。
「こうじさん、かわいいワンちゃん・・・」とヨメさん。
おー、私とあろうものが、かわいいワンちゃんを見逃していた。
「このシマシマワンちゃんのお名前は?」
「じゅん子。」
「何歳ですか?」
「こっちはだいぶ年寄りで、13歳やね。」
「いやー、かわいらしい」と言いながら、シマシマワンちゃんにさわろうとしたら、横から「ガゥ!」
「怒ってんのですかね。」
「これは、じゅん子になんかされると思って、守ろうと思ってるんやな。」
「へー、すごいなー。守ろう思ってんの。こっちはなんて言うんですか?」
「こっちは、ごん。まだ5歳。」
いやー、朝早くからええワンちゃんペアに会えたわ。
この大会は、ここ3年、シーズンベストを出している。
2007年 3時間55分20秒
2008年 3時間48分05秒
2009年 3時間47分57秒
この流れから行くと、当然今年は3時間46分狙いのはずだが・・・。
年1回の「サブ4」は篠山マラソンで達成済みだし、無理をすることはない。
それよりも今年は秘密兵器がある。先日の「岐阜〜根尾」で富山の田中基和さんからいただいた「べスパ」。
これは、エネルギー源ではなく、体調を調節してくれる効能があるらしい。なんと言っても、値段が630円。高っ!
田中さんの説によると、値段が高い分、効くような気がするらしい。これは、実際に使って確かめねば。
今年のエントリー数。
5km 87人
10km 205人
20km 145人
30km 87人
フル 253人 合計 777人
8時、全種目一斉スタート。
1km先上流を折り返し、戻った2.7km地点あたりに第1エイド。
朝から暑いので、さっそく給水するランナーが多数。
このコースはほとんどフラットで走りやすい。また同じところを往復するので、何度もランナーと対面できるのもいい。
ただし、日陰がまったくない。今日のような天気だと、気温はどんどん上っていく。暑さに弱い人は要注意。
スタートから5.2km地点あたりに第2エイド。
ここは屋根も何もないところなので、エイド係さんもたいへん。
「ランナーズ9の会」のユニフォーム姿のランナー発見。
ナンバーカード3000番台なので、30kmを走られるようだ。
こんなかわいいワンちゃんも応援してくれています。
飼い主さん、どこ行ったー。
こんなちっちゃくてかわいい子も走っています。
この女の子は、8歳で10kmを走るようです。
関西ウルトラマラソン界の星・蔵本さん。
今日は、まだこの前にお二人おられたよう。
私のブログの常連さん・三宅文彦さん。
今日は、私よりだいぶ先行されています。
富山の高堂さん親子。
去年は30kmでしたが、今年はついにフルマラソンに挑戦。息子さんはまだ小学生のはず。親子で楽しそうに走っておられるのがいいです。長い道のり、たっぷり話す時間がありますねえ。
下山さんは、第2折り返しが狭いので、半分の5kmコースを8往復されます。
去年4時間40分くらいだったので、今年は4時間半をめざしたいとおっしゃっていた。
おっと、この親子は?
ナンバーカードつけてませんけど・・・。
またもや、「ランナーズ9の会」のランナーさん。
常に私よりちょっと前を走っておられる。
「あっ、去年もワンちゃんの写真、撮らせてもらいましたよねえ。」
「そうでしたか・・・。」
私のワンちゃんに関する記憶力は抜群。後で去年のブログを見たら、まちがいなし。この能力をほかに生かせたら・・・。
「みみ・5歳・メス」と「りゅう・3歳・オス」。
また、来年も応援に来てなー。
「キャロットさん、いつもお世話になってます。」
「いえいえ、こちらこそ。気持ちよう走らせてもらってます。」
「子どもさんら、大きくなったでしょう。」
「はい、おかげさんで。上の男の子が大学で、下の女の子が高校生ですわ。」
「ひぇー、あの指吸ってた子が高校生?」
「そうですねん。」
この大会は、うちの子らが生まれる前からお世話になっている。だから、あかちゃんだった子が大学生や高校生になったと言ったら、「ひぇー」ということになる。
25kmあたりで歩いていた三宅さんを追い抜いた。
と思ったら、私の背中にピタッとついてくる三宅さん。30km手前まで併走したが、そこから反対に置いていかれてしまった。
「わしゃ、ペースメーカーか!」
でも、ひとのお役に立てることなどめったにないので、三宅さんの復活を素直に喜ぼう。たぶん、三宅さんは4時間10分ちょっとでゴールされたはず。
最後のエイドで、お礼の気持ちを込めてエイド係のみなさんの写真を撮らせてもらった。
私は、このメンバーを「金沢中央走ろう会のきれいどころ」と呼んでいます。
ゴールは、4時間21分15秒。
5km 26分45秒
10km 53分58秒(27分42秒)
15km 1時間21分40秒(27分42秒)
20km 1時間51分21秒(29分41秒)
25km 2時間22分25秒(31分04秒)
30km 2時間55分15秒(32分49秒)
35km 3時間28分31秒(33分15秒)
40km 4時間05分33秒(37分02秒)
ゴール 4時間21分15秒(15分42秒)
去年より33分ほど遅い。
暑さと強風にやられました。
「べスパ」は効いたのかどうか。単純にタイムだけを比較すると効いていないといえるが、飲んでいなかったらもっとダダくずれになっていたのかもしれない。これはわからん。
下山さんは、去年と同じくらいの4時間40分くらいでゴールされた。後でお聞きすると、やっぱり強風がかなりきつかったようだ。
ゴール写真を撮ろうと思っていたが、気がついた時は、もうゴール直前。残念ながら間に合いませんでした。
高堂親子は、ゴール前猛ダッシュ。二人で笑顔のゴールでした。時間は5時間半くらい。立派なもんです。また、来年も来てねー。
かなりの暑さだったにもかかわらず、皆さん6時間くらいまでにゴールされたようだ。救急車も出なかった。事故なくみんなが笑顔でゴール、これが一番。
ゴール後、下山さんがしゃべりに来てくださった。
「さっきゴールされたばかりなのに、もうお仕事ですか。」
「いえいえ、実は仕事をしているフリをしているだけなんです。そうでないとヨメさんにメッチャ怒られるんで・・・。ヨメさんに言わせると、何の役にも立ってないって・・・。」
「そんなことないですよね」と下山さん。
「いや、そのとおりです」とヨメさん。
笑うに笑えんやろがー。
下山さんにはぜひ私のお気に入り大会にも来てもらいたかったが、いくら考えても車イスで出てもらえる大会が思い浮かばない。
「これではいかん。けっきょく自分が楽しんでるだけや」と反省しきり。
このあたりのことについてももっともっとお話したかったのだが、しっかりお話することはできなかった。
下山さん、この問題は私の宿題にさせてください。ちょっと探してみます。
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2010年05月02日(日)
京都走ろう会例会・5月第1日曜 [ランニング]
4年ぶりに日本に帰ってこられた古澤光一さん。
まさか、京都走ろう会の例会でお会いできるとは思いませんでした。10kmを走り終わった後、平田邦子さんにお願いして記念撮影。
古澤さんといえば、ムキムキマンのイメージ。以前は肩が入るスーツがなかったそうです。
ところが、いまやごく普通の体型。アメリカでの4年間の生活は、いろいろとたいへんだったんでしょうね。
お子さん二人は、高2(姉)と中3(弟)。4年間のアメリカでの生活で、英語ペラペラだそうです。兄弟げんかも英語らしい。
まだ帰ってこられたばかりで、大会などにエントリーはされていないそうですが、これからぼちぼちですね。
今日は家を出るのが遅れ、出雲路橋に着いたのは10時を過ぎていた。もう準備運動も終わり、みなさんスタートの用意。
「まだ、スタートせんといてねー。」
「だいじょうぶだいじょうぶ、藤井さんの準備ができるまで待ちまっさかい・・・」
スタートしてしばらくは、古澤さんとしゃべりながら。
その横を「ガッシ、ガッシ」とすごいスピードで飛ばしていくランナーあり。
「いや、あの人だれやろ。あのスピードは、キロ3分半ペースくらいやね。見たことないなあ。大型新人やね。」
1kmも行かないうちにしんどくなってきた。
私らは、キロ4分半ペースくらいのはずなのに・・・。
古澤さんは楽そうだったので先に行ってもらった。
出雲路橋に戻ったところ(5km弱)で、24分06秒。
自分が想定していたよりだいぶ遅い。
ここは無理をせず、5kmのランナーの写真でも撮りながら気楽に走ろう。
10kmトップが帰ってきました。
ナンバーカード「897」ということは、最近入会されたばかり。
ゴールしてからお話を聞くと、この4月に入会された佐伯秀雄さん。今日は、39分22秒で走られた。それでも不満足であったようだ。かなり高い目標を持っておられる。
見かけも実力も、「大型新人」さんでした。
私の10kmゴールは、49分53秒。
これは真夏なみのタイム。なぜか体が重かった。
古澤さんは軽く走って、44分30秒。知らん間に、5分以上も離されてしまった。
どうもうちのヨメさんと同い年らしい。でも、まだまだ負けへんでー。
駐車場まで戻る時、10kmの最後尾ランナーを写真に撮ることができた。
北大路橋の上から、「おーい」と声をかけたら気づいてくれた。
今日は最後尾にはお一人だけだったが、いつもは複数の幹事さんが伴走してくださっている。こんな安心安全な「京都走ろう会例会」に、ぜひみなさんご参加を! (会員外は、1回200円の参加費です。)
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