2010年11月13日(土)
「お名前は?」 [わんこ・にゃんこ]
火曜日(11/9)の朝、いつもどおり叡電・京都精華大前駅まできくの散歩。
「ふぇんふぇんふぇんふぇんふぇーん・・・」
黒猫ちゃん発見。駅のすぐそばの線路脇。
「そんなとこにおったら、電車にひかれるでー。写真撮らせてね。お名前は?」
もちろん返事はない。でも、そう聞くとちゃんとこっちを向いて写真を撮らせてくれる。
駅から家に戻ろうとすると、空き地にまた黒猫ちゃん。
この黒猫はさっきの黒猫とは別猫。そうか、ここらでよう黒猫ちゃんに遭遇していたけど、2ひきおったんや。ひょっとしたら、家族なんかもしれん。
「写真撮らせてねー。お名前は?」
答えてくれるはずもなく。でも、しっかりこっち目線のいい写真が撮れた。
このネコちゃんは、10月30日、駅から家に戻る時に見つけたネコちゃん。
「お名前は?」
ちょっと首をかしげていた。
「よう肥えとるなー。」
うちのご近所なので、また今度飼い主さんに名前を聞いてみよう。
次は、「お名前は?」と聞かなくてもよーく知っている「こたろうちゃん」。おととい(11/11)、またうちが借りているガレージ前の畑に出ていた。
文句なしの美猫です。
今日は、午後から和歌山の「日置川マラソン」に出かけます。白浜のまだ向こうなので京都からはかなり遠い。
ワンちゃんネコちゃんのことを考えながら、楽しく運転していこう。
「行ってきまーす。」
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2010年11月01日(月)
「あんものかわいい写真ないの?」 [わんこ・にゃんこ]
「パオパオー、あんものかわいい写真ない?」
真樹が、高校の友だちからかわいい飼い猫の写真を見せられたそうだ。
「うちもネコ飼ってるねん」と言ったものの、あんものかわいい写真を持っていない。毎日いろいろな写真を撮りまくっているパオパオなら、あんものかわいい写真を持っているにちがいない。そう思って私を頼ってきた。
今まで撮ったあんもの写真を、あらためて見なおしてみた。どれもこれもかわいい。
しかし、これを人様にお見せするとたいてい「ちょっとこわい」と言われてしまう。
「黒豹みたい・・・。」
なんにもこわいことなんてないのに。
あんもは毎日毎日かわいい声でなく。「みゃー、はようごはんちょうだい。」
そのあと私がちょっかいを出すと、目にも留まらぬ早業のネコパンチ。あれは時速にすると軽く150kmは超えている。こちらもすばやく手を引っ込めているつもりだが、ほぼ百発百中。私の指からは血がたらーりー。
でも、毎日毎日笑うことがある。
私に必殺ネコパンチを2、3発食らわしたあと、さっと身を翻す。その時必ずと言っていいほど、踊り場に置いてある黒いかごに頭をぶつける。もうおぼえたらいいのに・・・。これ、わらけるでしょ。かわいいでしよ。
真樹に持って行ってもらおうと、またあらためてあんもの写真を撮ってみたが、あんまり代わり映えなし。うちの家族にとっては「かっこいい黒木メイサ」のようなネコちゃんでも、人様が見たらやっぱり「こわい黒豹」なんでしょうかねえ。
今日も「あいおわ治療院」さんに行った。くしゃみばかりして鼻水ズルズルだったので、受付のおねえさんに「かぜですか?」と聞かれた。
「いえ、たぶんアレルギーやと思います。」
「だったら、犬やネコは飼えないですね。」
「それが、飼ってるんですわー。」
「どちらですか。」
「犬とネコ、両方です。」
「えっ、・・・。」
どんなにくしゃみが出て鼻水ズルズルでも、犬もネコもやめらめましぇん!中毒です。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2010年10月22日(金)
ぴょこたんきく [わんこ・にゃんこ]
きくの足のケガが悪化しているようだ。
歩き方が、「ぴょこたんぴょこたん」。おとといは、ここまでひどくなかったのに・・・。
いつもどおり、朝、駅まで真樹を見送りに行った。
いつもなら真樹のだいぶ前を歩いて行くのに、今日は真樹に追い抜かれる始末。
「ぴょこたんぴょこたん・・・」
昨日の晩、真樹の社会のテスト勉強に付き合ったので、パオパオは眠とうてたまらん。ちょっとでもええ点取ってくれたらええんやけど・・・。
京都精華大の前で、ネコちゃん発見!
いつもなら飛んでいくきくなのに、やっぱり今日は「ぴょこたんぴょこたん」。
あんまり元気がないので、ヨメさんが「はたえだ動物病院」に連れて行ってくれた。お薬ももらってきたので、明日は「ぴょこたんぴょこたん」なおるかな。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2010年10月20日(水)
きく、よわ! [わんこ・にゃんこ]
また、きくが返り討ちにあってしまった。
今日の午前、私がお皿洗い、ヨメさんが洗濯物干しをしている時、表できくの「ギャウン」という声。私もヨメさんも、きくはお互いのほうに引っ付いているものと思い込んでいた。知らん間に開いていたところから表に出ていたようだ。
しばらく二人で探し回って、やっとヨメさんが見つけて連れて帰ってきた。
家に帰ってからのきくの様子がおかしいので、前足を見てみると血が・・・。つめ1本が折れかけていて、肉球の皮もむけている。
ヨメさんがきくを発見したとき、近くには犬も何もいなかったらしい。いったいどうしてケガをしたのか。
私は車にでも引っかけられたのかと思った。でも、車は通っていなかったようだし。
「まさか、熊?」
それはないわなあ。
ヨメさんの説では、ネコを追いかけて行って、どこかによじ登って自分で落ちたのではないか。だから肉球がすりむけていると。
でもきくって、今までどっかによじ登ったことってあったっけ。
ナゾにつつまれた「事件」だが、きくが相当ショックを受けていることはまちがいない。
とにかく、これからきくが私らの目の届かないところに行かないように気をつけなければ。
昨日は、いなかのおじいさん(私の父)が、土手の草刈りをしていて転げてしまい、救急車で運ばれた。(大事には至らなかった。)
今、ちょっと気を引き締めなければいけない時期なのかもしれない。
それを、きくちゃんが教えてくれたのかな。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 3 )
2010年10月15日(金)
野良犬、野良猫 [わんこ・にゃんこ]
上の写真は、1996年8月21日、いなか(花背別所町)の私の実家の前の川で遊んだときのもの。廉5歳になりたて、真樹はあと2日で2歳。川側にひかえる「エリちゃん」は、推定8歳半(ひろってから7年。)
エリちゃんは、れっきとした野良犬。このあともう8年生き、推定16歳半で天国に行ってしまった。あれから6年がたつ。
この写真は、今も真樹の部屋に飾ってある。
1989年、当時私は雲ヶ畑小学校に勤務していた。その年の2学期が始まった時、白っぽい犬の親子が雲ヶ畑にほかされている(捨てられている)と話題になっていた。子犬のほうは学校の管理用務員さんが引き取ってくださった。
母犬はすごく人なつっこい犬で、お昼は学校に来て、中学校の女子からパンや牛乳をもらって飢えをしのいでいた。その女の子たちは、その犬に「エリ」という名前をつけていた。
そして、いつの間にか講堂の裏にねぐらを作っていついてしまった。それが管理職の間で問題になり、ついに保健所行きということになりかけていた。その前の日、講堂の裏で日向ぼっこをしていたエリちゃんに聞いてみた。
「エリちゃんなあ、ここにいたら明日保健所に連れて行かれんねん。よかったら、うち来る?」
エリちゃんは、へらへら笑いながら私についてきて、自分で私の車に飛び乗った。(誘った私も、ちょっとビックリ。)
ひろってきてから15年、エリちゃんの世話は全部ヨメさんがやってくれていた。私は、いいとこだけもらって世話をせず。
一番きつかったのは、エリちゃんの2回目の(通算3回目の)出産の時。これがうちのヨメさんの2回目の出産(真樹)と重なって大変だった。生まれた子犬が毎日夜泣き。エリちゃんは心労が重なって毛がいっぱい抜け・・・。ヨメさんも心労が重なって・・・。
1997年、いなかに引っ越してからのエリちゃんは悠々自適な生活。
でも、2004年の夏、ついにその日はやってきた。
膀胱の具合が悪くなり、そこからたぶん体の毒が全身に回ってしまったのだろう。7月の終わりに立てなくなり、寝たきりになってしまった。もう動くこともできなくなった夜、玄関の板間でエリちゃんと一晩いっしょに寝た。
何分かごとに、「ヒー、ヒー(痛い、痛い)」と泣く。ところが、私が起きてエリちゃんをヒザの上に抱っこしてやったら、その「ヒー、ヒー」がおさまった。あれは痛みがましになったのではなく、夜中に起きている私に気を使ったのではないかと思う。その時のことは思い出すたびに泣けてくる。(あかん、今もちょっと泣いてます。)
次の日のお昼、「エリちゃん、きれいきれいにしようなあ」と言いながらエリちゃんの背中にブラシを入れている時、エリちゃんの心臓は止まってしまった。私と真樹に看取られて、エリちゃんは天国へ。そのあと廉も呼んで、3人でどんだけ泣いたことか・・・。
フルマラソンやウルトラマラソンを走っていると、今も必ずエリちゃんが現れる。ほかの時はほとんど忘れているのに。私が完走もできないくせに何度もウルトラマラソンに出るのは、エリちゃんに会いたいからかも・・・。
さて、エリちゃんがうちに来た年からさかのぼること3年。1986年にひろってきたのが、キャロちゃん。キャロちゃんも、れっきとした野良猫です。(と言っても、まだ子猫でしたが。)当時私が勤務していた上賀茂小学校の子がひろってきて、こちらも保健所行きの前に引き取ってきた。
キャロちゃんの正式名称は「キャロット」。もうお分かりですよね。「京都キャロット」の「キャロット」はにんじんではありません。このキャロちゃんの名前をそのまま店の名前につけたんです。
キャロちゃんが出産して3びき。その子のルビコとパティコがそれぞれ出産してもらわれていかなかった(残った)3びきとあわせて計7ひきが我が家に。
(キャロちゃん→チョンちゃん・ルビコ・パティコ→チビンタ・ネーモちゃん・コメちゃん)
きくをひろってきた同じ年に、雲ヶ畑で黒猫あんもをひろう。
つまり、廉が生まれたときには犬1ぴき猫8ひきの大家族。みんな人間の子がめずらしくて、見て見てしていた。
真樹が生まれたときも同じ。
うちの二人の子は、犬と猫に見守られてすくすくと育ちました。
今は21歳のあんもだけになってしまったけど、廉も真樹もきっといい思い出をいっぱい持ってくれていると思う。
やっと、本題です。
なぜこんなに長々とうちの野良犬あがりの犬、野良猫あがりの猫を書いたかと言いますと・・・。
おととい、テレビでお笑い芸人が「お前は野良犬のにおいがする。くさい、くさい」。
きのう、またテレビでお笑い芸人が「お前は皮膚病の犬か」。
こんな表現で笑いを強要する愚かなお笑い芸人。好きで野良犬になっている犬はいない。好きで皮膚病になっている犬もいない。みんな私たち人間のせいです。
これらの発言には氷ついた。どうか、こんな発言をおもしろいと思う人が多くありませんように。どうか、こんな発言をマネする子がいませんように。多くの人が見ていたはずだから、必ず批判が出て来てくれると思いますが・・・。
(ちなみに、おとといの番組は「イチハチ爆笑秋祭り」、昨日の番組は「VS嵐ゴールデン1周年」だったと思います。)
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2010年10月05日(火)
再見! たろちゃん [わんこ・にゃんこ]
10月2日の午後、廉が一人で家にいるとお客様が訪ねてこられた。女性がお一人。廉が見知らぬ方。
「近所に住んでいました・・・、『たろ』の飼い主です。」
それを聞いて、廉も分かったらしい。
「たろ」ちゃんのおねえさんが、引越しのごあいさつに来られたのだ。
まったく予想外の出来事だった。うちの近所に引っ越して来られてちょうど1年。たいていの犬にいちゃもんをつけに行くうちのきくが、めずらしく気に入っていた「たろ」ちゃん。夏の間は暑いので表に出しておられなかったのだが、やっと涼しくなってきたのでまた会えると思っていたのに・・・。
最後にもう一度会いたかったなあ。
でも、ごあいさつに来られたときにハンカチとお手紙をくださった。
「・・・
きくちゃんご一家のおかげで、たろもこちらで早くなじんで安心して過ごすことができました。本当にありがとうございました。
・・・」
あっ、やっぱり「たろうちゃん」じゃなくて、「たろちゃん」でよかったんか。それとも、私のブログを読んでくださって私らの呼び方に合わせてくれはったんかな。
「きくちゃんご一家」って、うれしいな。あんなじゃじゃ馬娘をうちの代表みたいにゆってくれはって・・・。
ヨメさんが勝手に犬小屋を置いてきた時は、「安心」じゃなくてビビらはったやろね。
少しの間だけやったけど、きくと仲良くしてくれて、こちらこそほんとにありがとうございました。
お手紙の最後には、転居先のご住所とお電話番号も書かれていた。これは、今まで勝手に撮らせてもらったたろちゃんの写真を送らなあかん。
以下、私のブログに登場してもらったたろちゃんのおもな写真です。
たろちゃんは引っ越してきたときが9歳。だから、今10歳のはず。
引っ越したとは言っても、北区の賀茂川の近くのようだし。あのへんを走っていたら、きっとまた会えるね。
「再見! たろちゃん。」
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
【 過去の記事へ 】