2009年06月30日(火)
永年会員表彰 [ランニング]
「藤井さんに、お渡ししなくてはならないものがあるんです。」
おとつい、京都ランナーズの例会で、粟津さんに呼び止められた。
「えっ、なにかもらえるんですか。」
それは、京都ランナーズの永年会員賞の表彰状と記念の盾だった。
私は、「26年の永きにわたり京都ランナーズ会員としてクラブの発展に貢献されました」らしい。
26年かー。私が走り始めたのが26歳の時からなので、そのあとすぐ入会させてもらったようだ。しかし、当時の記憶がほとんどない。やはり手続きをお願いしたのは、冨田良一さん(現会長)だったのだろうか。
今や、会員?15。クラブができて35年。そのうちの26年だから、超古参会員になってしまった。
しかし、よーく考えてみると、私はクラブの発展に貢献したことはない。ヒンシュクをかったことはたびたびあると思うのだが、役に立った記憶がない。ただ、26年間、年会費を滞りなく支払い続けていただけのことである。表彰なんて「めんぼくない」とは、こんな時に使うんですかね。
私に冠をつけるとすれば、「京都ランナーズでもっとも役立たずの古参会員・藤井」。
これで、どうでしよう。
「うまい!」
ちなみに、ヨメさんも23年永年会員賞をいただきました。ヨメさんは、もう20年近く例会に参加していないはず。年に一度、「京都ロードレース」の準備に行く程度です。私の年会費を払う時に、ヨメさんの分もついでに払っているだけ。
最近、ヨメさんと話の合いそうな若い人も増えてきたようだし、またボチボチ例会にも来たらいいのにね。ちょっと扱いにくいおばちゃんかもしれんけど、若手の会員さん、うちのヨメさんもさそたってねー。
そうそうそう言えば、こないだの例会で、京都ランナーズの若手の細井勝博さんから話しかけられた。その日の例会の担当役員として来ておられた。
「藤井さん、ブログ、毎日毎日、よう続いてますね。すごいですね。」
「あっ、ありがとうございます。読んでくれてはるん?」
「ええ、全部読ませてもらってます。平日は犬の写真で、日曜はマラソン大会という感じですよね。」
うれしー。
前にもちょっと書いたが、京都ランナーズ会員で私と同年代は極めて少ない。すぐ思いつくのは、北出吉弘さん、谷角裕之さん、矢瀧玲子さん、プラス最近知り合った川橋豊さんくらい。どうゆうわけか、私より10歳くらい上と10歳くらい下の人が多い。(たぶん、細井さんも10歳くらい下。)
この二つのかたまりの架け橋になるのが自分の役目かなーと思っているんですが、どうでしょう。
話変わって・・・。
今日の夜の、私と廉の会話。
「廉、橘高校は皆既日食見に行かはるらしいで。新聞に書いてあるわー。」
「へー、ええなあ。だいぶお金かかるんやろなあ。働いてたら、行くんやけどなあ。」
「46年ぶりやで。かあちゃんが生まれる前の年やん。値打ちあるでー。こないだ、新聞に安いツアー出とったで。行こか。」
「うーん、次はいつ?」
「2035年らしいわ。26年後や。パオパオ、もう生きてへんし。」
「そんなことないやろ。何歳?」
「えーと、79歳。もう、死んどるわ。なー、ますみちゃん。」
「死んどる、死んどる。」と、ヨメさん。
「パオパオなあ、おかちゃん(母)が死んだ65までは生きたいと思ってんにゃけど、そこ過ぎたらもう死んでもええかなあと思ってんねん。そやし、次の皆既日食は、無理! 65まで、あと12年かー。と言うことは、きくより先に死ぬちゅうことかー。」
なんか、話が変な方向に・・・。
もう、この世から消え去るときの準備しとかなあかんのかねえ・・・。
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2009年06月28日(日)
京都ランナーズ例会・6月第4日曜 [ランニング]
久しぶりの、京都ランナーズ例会。
今日も30℃を超えそうな暑さだったが、そのわりには参加者が多いような気がした。
すぐに目についたのが、小学生の男の子二人。こんな元気な子たちが参加してくれるだけで、例会が活気付く。
「ブログに写真載せさせてもらっていいですか。」とお母さんにお聞きすると、すぐOKが出た。(ただし、名前ははずかしいようなので、イニシャルで紹介させていただきます。)
?818は、O・F君。?321が、そのお母さん。
?428は、N・T君。そのななめ後ろがお母さん。
「写真撮るし、一番前に並んでやー。」とお願いすると、ちゃんと一番前の真ん中に並んでくれました。
(ちょっと、緊張してるかな?)
スタートのピストルは、(恒例の?)スカ。
ピストル音を、半分ビビッて半分期待していたあの二人は、ずっこけたやろうね。
でも、すごく元気よく飛び出してくれました。
かなりのスピードだったので、シャッターチャンスをのがす。N君は撮れたけど、O君撮れへんかったー。ごめんね。
スタートから13秒後、いきなり、「パーン」。子どもたち、またずっこけてへんかなー、心配。
さて、話は元に戻り・・・。
御所内でのアップにも、たくさんの方が参加されていた。その年齢構成も幅広く、ランニングクラブとしては理想的。
中村彦四郎さんのリードでいろいろ体を動かしてみたが、そのたんびに「あいたたたー」。やっぱり、昨日の30.9kmがこたえてます。
そのとき目に付いたのが、小学生の男の子二人。
女の子は以前からよく来てくれていたが、男の子はめずらしい。二人とも細身ではなくしっかりした体のように見えたので、今後が楽しみ。走るのがいやにならんように、続けていってやー。
参加者は多かったのだが、ほとんどが1周。2周走らなもったいないことないかい。
「京都ランナーズ新ユニフォーム」のモデルは、吉田出さん。
橋爪さんの着られている旧ユニフォームは、もうレディスくらいしか残っていないそうです。
今日は、新入会員さんがお二人。
まずお一人目、波多健二さん。ランナーとしては、かなり大がらな方でした。この後、御所2周を私とデッドヒートになろうとは・・・。
もう一人は、蘆田怜さん。
前回の私の例会のブログ(4/12)に登場してもらった、蘆田君のお姉さんだそうです。姉弟とも早い。
今日は私らの3分後の後発スタートだったのに、2kmくらいですっと抜かれてしまった。
すかっぺのピストルで飛びだした一団は早く、気がつくと、私と中村彦四郎さんと保坂さんが最下位グループ。
今出川に入る第1コーナー付近で、やっと最下位脱出。
烏丸通りに入る第2コーナーまで、そのまま。
丸太町に入る第3コーナーの手前で、やっと「アンパンマン1号」こと杉原さんに追いつく。
「うまそうな肉に、やっと追いつきましたでー。」
「よかったら、一口どうぞ。」
受け答えが、ほんまにアンパンマンやがな。
よっしゃー、これで、今日は杉原さんに先着できるな、しめしめ。
寺町通りに入る第4コーナーを曲がったら、残りは700m弱。楽勝、楽勝。
と思ったら、大まちがい。
残り200mくらい?
大外急襲。でっかい肉のかたまりが、ふっ飛んでいった。
「なんじゃー、ありゃー。」
「杉原さん、やってくれよんねー。写真撮っときますわ。」
いつもの満面の笑みやね。
けっきょく、杉原さん20分04秒、私20分14秒。200mで10秒も差がついたか。
この写真撮ってる間(約30秒)に、後続の2人に抜かれてもたー。
気を取り直して、再スタート。
2周目は、抜かれてしまった保坂さんの水色のTシャツを目標に追っていったが、差は縮まらず。
2周目のゴールは、40分36秒。(2周目は、20分22秒)
でも、写真撮ってたわりには2周目がんばった。
ちなみに、小学生の0君18分28秒、N君19分09秒。O君のお母さん20分46秒。
お母さん、はやっ! お名前の中に、「早」という文字が入っていました。
「お母さん、ぜひ、京都ランナーズへ!」 (もう、入ってくれてはんのかな。)
私のすぐ後ろに、新入会員・波多さんがゴール。波多さんのおかげで、私も最後までがんばって走れました。ありがとうございました。
まだ後ろに誰かいたはず・・・、と思いながらカメラを持ち待っていると、反対側からかわいいワンちゃんが。
「すんません。ワンちゃんの写真、撮らせてもらいました。」
「ありがとうございます。」
「柴犬ですよね。お名前は?」
「かえでです。」
「かえでちゃん、かわいい名前やねー。歳は?」
「いやー、もう年寄りで、15歳こえてます。」
「そうですか。左目白内障みたいですね。」
「たぶん、もう両方見えていないと思います。散歩中もよく電柱にぶつかったりするんです。しっかりロープもってないと・・・。」
「でも、足腰はしっかりしてるみたいですやん。」
「いやあ、よくふらついてます。」
そういや、さっき、「かえでちゃん」って呼んだら、私の手にぶつかってしもたね。
目が見えへんでも、やさしい飼い主さんがしっかり世話してくれてはります。また、会いたいなあ。例会、のぞきにきてね。
かわいいので、もう一枚、パチリ!
帰るちょっと前、鈴木善永さんが話しかけてこられた。
「ぼくもね、『ランナーズ・9の会』入ってるんですよ。」
「えー、そうなんですか。知らんかったー。なんていう名前で?」
「えっ、名前って?」
「名簿はみんなニックネームで書いてあるでしょう。」
「そうでしたっけ。全然おぼえてないなあ。」
「入らはったんは、いつごろですか。」
「去年の『反核平和マラソン』で尾方さんに会って、そのときです。」
「そうですか、そしたら300番台やね。ボクが390番やから。帰ったら、調べてみよう。」
家に帰って「ランナーズ・9の会」のホームページで調べたら・・・。これじゃないでしょうか。
※ 367・京都・「ZEN」さん
京都で走っています。いろんな大会で「9の会」のランシャツ姿を見かけます。私も「9の会」に参加できて嬉しいです。9条の心が全世界に広がることを夢みています。
鈴木さんの話によると、今年の京都反核平和マラソンでは、「ランナーズ・9の会」のユニフォームがすごく多かったそうだ。これからも、ぼちぼちでも増やしていきたいですね。
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2009年06月27日(土)
第28回六甲マリンパークマラソン [ランニング]
今日はブラブラ走ったので、写真がいっぱいになった。セレクトするのもめんどくさいので、全部公開。説明は最小限にしますので、全部見てくださいね。
六甲ライナー「マリンパーク駅」の南へ徒歩5分。
受付の時、私に近づいてこられた方があった。
「私・・・、シューズ・・・、京都キャロットで買いました・・・。」
身振り手振りで何とかわかった。そういえば、昨日、「京都キャロット・産大前店」に来ておられたような・・・。いやいや、まちがいない。岐阜の石田求さんでした。
聴覚障害がある方なので心配だったが、ちゃんとうちの店にたどりつかれてよかった。
私のブログの常連さん・三宅さんと3人で、パチリ!
もうこれで、今日この大会に来てよかったと思った。
4周走り終わって、本部で給水させてもらおうと思ったとき・・・。
「わー。」
「おー。」
「こられてたんですかー。」
「いやー、今日は、正装ですやん。」
私のライバルのぼり馬こと「くのいち・あやの」さん。
この6月、3回目。不思議なご縁です。やっぱりこのスタイルが似合ってますね。
「藤井さん、ゆっくり行かれるんでしたらいっしょに走りませんか。」
「いやー、ボクは写真撮らんならんし、急に立ち止まったりするし、あきませんわー。」
(こんなかわいい女性からのおさそいを辞退するなんて、ああもったいない。)
「くのいちあやの」さんは、甲賀流か伊賀流かそれとも・・・と思っていたが、いまだ正体不明。しかし、大会スタッフである官浪さんと原さんが彼女の事を話されていたので、「はぐれくのいち」ではないらしい。今後が期待される、有力「くのいち」である事はまちがいない。(意味不明でしょうか。)
ネコちゃんにエサをあげておられたご夫婦と、ちょっとだけしゃべらせてもらった。
「この公園、ネコちゃん、たくさんいますね。」
「そうでしょう。私たち、避妊手術をしてもらって増えないようにしてるんですけど・・・。」
「そうなんですかー。手術代もたいへんでしょう。」
「一度には無理なんで、グループで積み立てて、順番にしてるんです。」
「それはいいことですね。うちの姉もおんなじようなことしてますわ。なんか、安く手術してくださる先生がおられるみたいで・・・。」
さっきから、何でこんなにネコちゃんが出てきてんのかなと思ったら、このご夫婦を待ってたんやね。自転車のかごにいっぱいエサを積んで・・・。
カメラを向けても逃げるネコちゃんが少ないのは、こういうわけがあったんや。
私は4周(20.6Km)を走る予定が、結局6周(30.9km)。
1周、31分43秒。
2周、1時間04分55秒。(33分12秒)
3周、1時間40分07秒。(35分11秒)
4周、2時間15分33秒。(35分26秒)
5周、2時間57分27秒。(41分54秒、休憩5分含む)
6周、3時間34分06秒。(36分38秒)
まあ、よう走りました。
この大会は、3月、6月、9月、12月と、年4回あるらしい。また、スケジュールが合えばぜひ参加したい。
(主催者さんの話によると、冬は六甲山が見事に見え、この前の海の色も鮮やかに変わるそうである。ということは、12月がおすすめですね。)
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2009年06月19日(金)
四万十川へ [ランニング]

「みかた」のうちのテント前でヨメさんに撮ってもらった
「四万十川ウルトラマラソン」の仮申し込みの締め切りが迫ってきた。
完全抽選らしいので当たるかどうかわからないが、一応申し込むことにした。
私の大目標は、「練習なしでウルトラ完走」である。この大目標のために、時々「ムラムラ」と練習したくなる心を抑えるのがたいへん・・・。(「完走」より「練習なし」に重点が置かれています。前にある人にこの話をしたら、完璧に「ヘンタイ」を見る目で見られました。)
そのためには、レースを積み重ね積み重ねて、それを次のレースの練習とみなすしかない。
毎年9月中旬の「丹後100km」を目標にしていたのだが、今までのレースローテーションではどうも完走は無理のようだ。(第1回大会より8年連続関門アウト継続中。最高85kmどまり。)この際「丹後100km]を練習にして、その1ヶ月後の「四万十川」を本命の目標にするという作戦はどうだろうか。
先日の「みかた」で、わかちゃん(若林順子さん)から「四万十川」のことをちょっと教えてもらった。(わかちゃんは、数年前、見事「四万十川」を完走。)
コースは、前半に500mほど上って下り、40km過ぎからは小さなアップダウンがあるだけらしい。制限時間は「丹後」と同じ14時間だが、わかちゃんいわく、「丹後よりずっと走りやすいですよー」。
この言葉で、「申し込んでみよう」と思った。
今月発売号の「ランナーズ」(8月号)から、「若ちゃんの関西通信局」という企画がスタートした。4ページにわたり、関西のランニング情報が楽しくくわしく紹介されている。「ええぞ、わかちゃん!」
(「ランナーズ・8月号、32ページへGO!)
私が練習なしでウルトラ100kmを完走したあかつきには、ぜひ「シリーズ・関西のけったいなランナー」の第1号として記事にしてください。(と言っても、こんなコーナーはありませんが・・・。)
でも、こんな練習もしてへんいい加減なランナーには、抽選の神様もほほえんではくれへんのかなあ・・・。
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2009年05月26日(火)
練習なしでウルトラ完走? [ランニング]
5/17、「鯖街道ウルトラマラソン」76kmを制限時間内に完走することができた。
一応、私が日々唱えている「練習なしでウルトラ完走」が実現できたわけだ。今年2月の初めまでは、沖縄での10kmレース優勝めざして色気を出して、ちょっと(3週間)練習してしまった。しかしそのあとは、土日のレース・例会以外一切走っていない。(ということに、なんの意味があるのか?)
このコースでも、山の中の上り坂は全部歩いたが、下りと平坦地はすべて走った。25km過ぎくらいに一回、花背峠からの下りに入ったあたり(57kmくらい)でもう一回、気がフーとなった。これは明らかに練習不足から来るもの。
レース中に倒れるのは、50代男性が圧倒的に多い。こんな山の中では、AEDもあるはずもないし・・・。
しかし、そのまま走り続けているうちに、この世に戻ってきた。特にその「フー」に対して何も対処していないのに、なんとかなりました。ゆっくりゆっくり、自分の好きなものを思い浮かべながら走ったんがよかったんかな。
「きく」が出てきて、「えり」が出てきて、驚く事に45年ほど前に飼っていた「ワン子」までが・・・。三途の川は、もうすぐそこやったのかも。
この前も書いたが完走できた一番の要因は、制限時間がゆるかったこと。
やっぱり、100km14時間制限とかだと、今の私には無理。 「100km16時間制限のレースを 15時間で完走」あたりが、現実的なような気がする。
二番目の要因は、天候。スタートからゴールまで雨が降り続けていた。しかし、この時期の雨は「恵みの雨」。ほとんど給水の必要性を感じなかった。
気温の方も終始15℃くらいだったようで、走りやすかった。これが、晴れて気温が上がっておれば、三途の川を渡っていた可能性も・・・。
三番目の要因は、何回も勝手に話題に出して申し訳ないが、賀茂川パートナーズのお二人にお会いできたこと。
走りながら、何回も何回もお二人のことを思い浮かべた。何であの二人が何事もないかのように「ふつう」に走ってはんのに、こっちが弱音はける? そんなことしてられん、という気持ちをずっと持ち続けて走ることができた。
9月に、私が現在8年連続関門アウトを続けている「丹後ウルトラ100km」がある。
「鯖街道」の結果から見て、今の私には完走は無理。キッパリ! かといって、今更自分のモットーをねじ曲げて練習する気はさらさらない。
「努力しないで完走してこそ価値がある」
まじめな方からは非難ゴーゴーだと思うが、私は私のスタイルを追及します。
持てる力を100%有効に使えたら、完走の可能性はゼロではないと思う。自己分析をしっかりし、いろいろな条件を味方にすること。そうすれば、その先に100kmウルトラのゴールは見えてくるだろうか。
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2009年05月19日(火)
第14回鯖街道ウルトラマラソン・続きの続き [ランニング]
「藤井さーん!」
「おお、伊藤さん。」
ゴールしてすぐ声をかけてくれたのは、京美人こと伊藤千尋さんでした。
1年前偶然大会で知り合い、その後なぜか偶然顔を合わせることが多い。私のブログでも、最多出場であると思う。フシギなご縁のある方です。
「伊藤さんも出られてたんですか。Bコース(42km)ですね。どれくらいで行かはったんですか。」
「みんなとゆっくり、7時間くらいで走りました。」
「はー、そうなんですか。」
「藤井さん、淡墨桜マラソン行っておられたんですね。ブログ見せていただきました。私も行ってたんですよ。一番最後のほうにスタートしたんですけど・・・。」
「あらー、来てはったんですか。全然気がつきませんでした。」
「今日は、(ランナーズ9の会のランシャツ)見てもらえてよかったですね。」
「いや、これ、残り10kmのとこで見えるように脱いだんですわ。それまで、ずっとカッパ着てたんです。」
「そうだったんですか。」
それにしても、私のブログを本当にしっかり読んでくださっている。淡墨桜マラソンのとき、初めから終わりまでカッパを着ていて「ランナーズ9の会」の宣伝にならなかった。そのことを言っておられるのだ。これだけしっかり読んでいただいていると、ありがたい。
私は、伊藤さんの名前と年齢と京都府南部に住まわれていることしか知りません。年齢も、去年の福知山マラソンで偶然いっしょになったときに聞き出したもの。私の娘といってもいい年齢でした。
淡墨桜マラソンでもお会いできたらうれしかったやろうけど、連絡取り合ってるわけでもなし、これはこれでいい関係ですね。
「奥さんは、来ておられないんですか。」
「そんなもん、来るかいな。今、かりゆしのコンサート行ってますわ、滋賀県までね。」
「えー、そうなんですかー。」
近くにおられた方にお願いして、2ショット写真をパチリ。いい思い出になりました。
ここで一つ笑い話を(笑えないかもしれません)。
ゴール直後、伊藤さんが声をかけてくださったとき、手に持っておられた豚汁が目に入った。
「おっ、これは私のために持ってきてくれはったんかな。」
お気楽な私は、すぐそんなふうに思ってしまった。思わず手を出してしまう私。その手を伊藤さんが捕まえしっかり握手。
ここら辺は、幻覚かも知れん。よう覚えてへんのです。ただ、豚汁の量が(食べかけだったせいか)少なかったのだけは確認した。
後でよく考えてみると、伊藤さんは4時間遅れでスタートして7時間かかったというのだから、私のゴールのちょっと前にゴールされていたのだ。食べておられる途中、アナウンスを聞いてゴール前まで来てくださっていたのですね。
私が、アッポでした。
完走証発行テントには、大会事務局の廣岡さんがおられた。
「藤井さんて・・・、キャロットの藤井さんやったんかいな。」
「そうですねん。今年はしっかり走らせてもらいました。」
おとなりの女性が・・・。
「あっ、キャロットさん、私、こないだお店に行っていっぱい買わせてもらいました。」
「いやー、それはありがとうございます。写真撮っとこー。ブログに載せますわ。お名前は?」
「池田です。」
最近よく、大会などで会う方から、「お店に行かせてもらってます」と言われる。ところが、私は産大前店にはまったく出ていないし、ヨメさんもいることは少ない。バイトさんまかせである。
たぶん、いろいろとお話にも来ていただいていると思うと、申し訳なく思う。
記録は、私の時計とぴったり同じ、11時間24分28秒。だいたい、自分の想定通りに走れた。
ただ、これにプラス24km(合計100km)は、やっぱりきつい。今回も、制限12時間だったので余裕があった。100km16時間制限の大会があったら、余裕をもって走れるかな。
帰り際、「ランナーズ9の会」の尾崎さんと、元ご近所の姫野さんと少ししゃべった。
着替えずそのままのかっこうで、叡電出町柳駅へ。そこから精華大前まで乗り、やっと家にたどり着いた。
ヨメさんはコンサートに行って留守だったが、廉がすぐにふろを沸かしてくれた。
真樹に、「日本海の小浜から出町まで走ってきた」と言ったが、全然ピンときていない。フシギそうな顔をしていた。
さて、私の初代ゲルフジは・・・。
ようがんばりました。ごく一部、ソールが離れかけているところがあったが、大勢に影響なし。きれいに洗って補修すれば、まだまだ使えそう。
トレイルラン用にはきならしてきた4DMメッシュロングタイツも、抜群だった。一度もコブラがえりがおこらなかったのは、このタイツのおかげかな?
ロングタイツをメッシュ仕様にするという発想自体に感服。これなら冬以外の季節でもはけそう。
今回のレースを振り返って・・・。
? 「かもパーマジック」に脱帽
賀茂川パートナーズのお二人が、どうやってあの悪路を進んでこられたのか不思議でしょうがない。そして、最後には追い抜かれてしまった。元気すぎる。これは、まさに「マジック」です。
お願いしたら、学校とかに講演のような形で来てもらえるのかな。もしお嫌でなかったら、子どもたちに向って話してほしいなあ。
? ゆかりの土地を走れるうれしさ
尾越からこっちは、なじみのあるところばかり。
特に、以前何年もソーメンエイドを出させてもらっていた杉峠に到着したときは、感激だった。雨でぐちゃぐちゃになった延々と続く上り坂。パッと明るくなったその先にあるソーメン。そら、うれしいもんです。 (今年、私には当たりませんでしたけど・・・。)
? ファギーちゃんと伊藤さん
犬とうら若き女性とが同レベルの扱いか―い!
この囲みは、会えると思ってなかった人(犬)に会えた喜び。長いこと走っていれば走っているほど、いい出会いがありますね。
このほかにも書きたいことはいっぱいあるけど、今年はこれくらいでかんにんしたろ。
また来年も出たいなあ。
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