2008年08月28日(木)
古村ショップ [ショップ]
岩倉幡枝の「古村ショップ」をご存じでしょうか。
幡枝のバス通りに面したこじんまりした店です。コンビニというか、何でも屋さんというか・・・。
いなかの何でも屋さんを知っている人なら、なんとなく分かると思うのですが・・・。
この店のご主人・古村正昭氏は、知る人ぞ知る名マラソンランナー。
ぱっと見は、ソウルオリンピックマラソン優勝のボルディン(イタリア)。しかし体型はアベベ(エチオピア)のようにほっそり。。
私より一回り上ですが、大学時代(40年くらい前)に出したフルマラソンの記録が、かなり長い間京都最高記録として残っていたのです。(確か、2時間21分やったと思う。)
そして、つい最近まで、母校立命館大学の陸上部監督をされていました。大学女子駅伝では、もう一歩のところで優勝を逃しましたが、その後育てた子たちが大活躍。今や立命館は、大学女子駅伝の常勝校におどりでています。
昨日うちの店の定休日で、近くで昼ごはんでも食べようと岩倉幡枝方面を歩いていると、古村さんにバッタリ。
「古村ショップ」におられることはめったにないのに、私を見つけ、「藤井くーん、こんなとこでなにしとんにゃな。」
けっきょく、そのすぐ近くの「まんまるのきもち」でいっしょにランチ。(ランチは1000円。わりと変わったものが出てきて、おいしいです。)
いろいろ話をしたが、その中で一番おもしろかったこと。
「藤井くーん、花背の家は今どうなってんの?」
「置いたままです。今、空き家です。」
「もったいないなあ、ええ家やのに。」
「ボクがヨメさんに離婚されたら、あこしか帰るとこないし、それで置いてありますねん。」
「そうかー。離婚されるかー。(しみじみ)」
そんなしみじみ聞かんでも・・・。
その帰り、「古村ショップ」に寄り果物を買う。
「ちょっと悪なりかけやし、まけとくわ。」
調子に乗って、いっぱい買ってしまいました。
「もうちょっと近くやったら、毎日買い出しに来んにゃけどな。」とヨメさん。
ここで、このブログの読者のみなさんに問題。
なぜ、私と古村さんは知り合いなんでしょう?
マラソンつながり・・・NO!
実は、牛乳つながりなんです。
くわしくは後日ということで・・・。
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2008年04月19日(土)
アシックスストアTOKYO [ショップ]
ホテルで朝食をとり、外に出ると突風。スカートのすそを押さえて歩く女の人が多かった。
今日は、まず「ランナーズ」に行き、その後「アシックスストアTOKYO」へ。時間があれば、「ランステ」やランニングショップを回る予定。
新宿駅から渋谷駅へ。
忠犬ハチ公像やモヤイ像を見て、「ランナーズ」がある目黒区東山へ。駅から約20分ほどで、2丁目6番あたりにたどり着いた。
意外に閑静な住宅地。比較的古そうなお屋敷あり、新しいマンションあり、○○会館あり、会社のビルあり。そのあたりを何回か回ってみたが、「ランナーズ」が見つからない。
マンションから出てきた女性に、「『ランナーズ』という出版社をさがしているのですが・・・。」と言うと、ご存知ではなかったが、いっしょに歩いてさがしてくださった。
なんて親切な。たった一人でもこういうふうに対応していただけると、それだけで東京のイメージアップ。
ゆっくり歩くと、さっき通り過ぎていた所にありました。前もって言われていたとおり、5階建てのビルはひっそり、人の気配なし。
郵便受けに、京みやげ「おたべ」と私の名刺を入れ、ビルの写真を撮って帰ることにした。
そこから、また渋谷駅へ。
歩いていると炭火焼のようないいにおい。まだ10時台やしおかしいなあと思っていたら、あれはどうもビル建設工事現場からただよってきている。
朝ごはんしっかり食べてきたのに、もうお腹へってんのかなあ。(まぼろしのにおい。)
渋谷から新橋へ。
「アシックスストアTOKYO」は、歩いてすぐだった。
一階のレジのところにおられた女性スタッフに声をかけた。この方がまたかっこいい人で、またゼッターランド・ヨーコさんに見えた。(このごろ、きれいでかっこいい女の人はみなゼッターランド・ヨーコさんに見えてしまう。これって、病気?)
「京都のランニング用品店の『京都キャロット』と申します。うちのホームページに載せたいので、店内の写真撮らせてもらってもいいですか?」
「それは、広報を通していただかないと・・・。」
「(えっ、アシックスに広報なんてあったっけ、と思いつつ) そうなんですか。うちの営業担当の、本社の田村さんにゆってもらったはずなんですけど。こちらのスタッフに同期の方がおられるそうで。」
「わかりました。お名刺をいただけますか。」
「はい。あのー、京都のおみやげです。みなさんで食べてください。」(名刺に京都キャロット雑用係って、書かんでよかった。もっとあやしまれるとこやった。ぎりぎり、セーフ。)
男性スタッフの方は、午前中はイベントで、お客様と共に走りに行っておられるとのこと。1時前には戻る予定ということだったので、店内をくわしく見せていただくことにした。
写真撮影もOKが出たので、いろいろ撮らせてもらった。お客様が写らないようにと言われたので写真は殺風景だが、実際はひっきりなしに来客があった。
スタッフの人数も多い。
2階に、初めてランニングシューズを買いにこられたようなお客様(中年の男性)がおられた。
スタッフの説明がすごい。めちゃくちゃていねい。ありとあらゆる説明が次から次と・・・。これは、まねできん。
お客様のほうもいろいろ興味をお持ちのようで、よく質問されていた。
このやりとりを横で聞いていてしつこい感じがなかったのは、やっぱり言葉のせいかなあ。関西弁同士では、しつこいやろなあ。
1階は、すべてレディスのウェア。
これで、アシックスの意気込みがうかがえる。
こちらも、ひっきりなしに30代と思われる女性が来店されていた。東京マラソンが火をつけた第?次マラソンブームを支えているのは、この人たちだ。
確かに、このカラフルなウェアを見ているだけでもこころよい。ましてや、それを身に着けてかっこよく走る自分の姿を想像してみると・・・。
フルマラソンなら短くても3時間、場合によっては5、6時間。注目を浴びて走ることができる。自分を追い詰めさえしなければ、健康にもよい。
また、いきいきと走る姿を見て、まわりの男性陣がほっておくはずがない。若い女性ランナーが増えると、それに付随して自然と男性ランナーも増える。いい循環だ。
まだ少し時間があったので、さきにお昼を食べることにした。ガード下のラーメン屋さん、おいしかった。
1時前、店に戻ると、男性スタッフ・高橋さんも帰ってこられていた。
さすが、ほぼ毎日、お客様のランニングイベントを引っ張っておられるだけのことはある。見るからに走れそう。この人のアドバイスなら、聞いてしまうね。
高橋さんからお聞きした話は、次のようなものである。
「東京マラソンをきっかけにランナーの数は増えている。指摘されているとおり、30代女性の伸びが顕著である。アシックスストアも、そういったお客様のニーズに応えられるよう努力している。
東京マラソンが大きくクローズアップされているが、当店のお客様の一番の目標はホノルルマラソン完走という人が多い。お客様のお話を聞いていると、ホノルルマラソンの魅力は東京マラソンどころではない。
また、ランニングショップに求めるものも多様になってきた。商品購入の際の、専門的で的確なアドバイスはもちろんのこと、それにプラスアルファが必要。レベル別のトレーニングなどの各種イベント。ロッカーやシャワーの設備。これらは、東京のランニングショップでは当たり前のようになってきている。
当店もロッカー、シャワー完備で、イベントもレベル別にほぼ毎日開いている。お客様があきないように新しいコースを見つけ、変化をもたせる工夫もしている。」
京都は安全に走れる所は鴨川くらいしかないという話をすると、せっかく山に囲まれているのだからトレイルランのコースを見つけてみたらとアドバイスしてもらった。確かに。「東山三十六峰」と「鯖街道」の中盤くらいやもんな、京都の山を走るのは。考えてみるともったいない。
「京都キャロット」も、ロッカー、シャワー完備にできたらいいんやけど、今の場所ではなあ・・・。
でも、高橋さんとしゃべらせてもらっていい勉強になった。若いのにしっかりしてはる。
「お客様があきられないように、常に新しいトレーニングコースを探しています。」との言葉には、感心しました。
よく考えると、高橋さんの年齢は私の半分。その割にはええ仕事してまっせ。アシックスさん、高橋さんのお給料上げたってね。
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2008年03月29日(土)
工房ながや-やっと八重山3の3-(2月10日分) [ショップ]
カンピラ荘に着き、ばんごはんまで少し時間があった。喫茶店でコーヒーでもと思ったが、近くに適当な所が見つからなかった。
そこで思い出したのが、「工房ながや」さんだ。手作りアクセサリーが作れる店だ。カンピラ荘のすぐむかいに見えていた。
去年の3月、廉と西表島に来た時、少し時間があき寄ってみた。すると、ちょうどお留守で張り紙がしてあった。携帯電話に電話してください、と。電話をすると、しばらくして軽自動車におばあを乗せた男の人が現れた。「ちょっと人を送ってくるので、待っていてください。」これが、沖縄らしくてよかった。
一時間ほどでできる物とお願いしたら、携帯ストラップを勧められた。私も廉もこういうセンスはあまりないほうだが、けっこう楽しく作らせてもらった。
今日は、ちゃんと店におられた。また、携帯ストラップを作ることにした。
いろいろと説明を聞いているとき、壁にはってある写真が目に留まった。
「これって、昨日のやまねこマラソンですよね。出やはったんですか。」
「ええ、10kmですけどね。」
「どれくらいのタイムで。」
「1時間は切りました。」
「速いですやん。練習とかしてはるんですか。」
「ええ、健康のために走っている程度です。」
「シューズは、どうしておられるんですか。」
「ここは売っているところがないですから、困っています。スニーカーぽいシューズで走っています。」
なんとかしてあげたいなあ。こんなところで、マラソンの話ができるなんて。
1年前お世話になった時も、押し付けがましくなく、すごく感じがよかった。今日も、そうだし。
走るのが好きな人とは、知らなんだ。
ヨメさんも苦手な美術センスをしぼり出し、根気よく最後まで仕上げました。いつもこんなことをさせたらイラーときて、投げ出してしまうのに、珍しい!
ご本人は関東出身で沖縄の人ではないが、もうこちらに来てかなりになるらしい。よんなぁよんなぁさんもそうだが、沖縄に長く住めば沖縄の人らしくなっていくのかな。
西表島に来られたら、ぜひ寄ってみてください。ゆったりとした時間が流れているいいお店です。上原港から歩いてすぐです。
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