2010年05月15日(土)
マラソントライアルin長居公園2010 [ランニング]
「この写真、ブログに載る?」
「もちろんですやん。今日のトップ写真にしますし。」
旧友再会。何年ぶりでしょう。元京都ランナーズの有田さん。
スタート地点に並ぼうとした時、私を見つけ、「藤井さーん」と声をかけてきてくださった。
朝6時50分、自宅出発。「関カレ」5000mに出場する廉を乗せて。
8時20分、長居公園到着。今日、廉の大学から出場するのは廉一人だけだが、陸上部の仲間が全員応援に来てくれていた。ありがとう。
受付には、オレンジのおそろいのTシャツ。「ランウォークスタイル」さんの会員さんである。
9時45分のスタート予定が、10時スタートに変更。
ということは、廉の5000mスタート時刻10時50分までに3周走らねば。1周16分ペースは、いきなりからきついな。
本部の真後ろに、第2競技場がのぞける部分がある。
スタンドは、各大学の旗やのぼりが立ち華やかな雰囲気。
空は快晴。
私は暑さに極端に弱い。今日の目標は、廉の5000m観戦を含め、なんとか制限の5時間以内で走りたい。
廉は17分切りを目標にしていたが、この暑さはきつい。廉も暑さにはあまり強くないようだし・・・。少し雲が出てくれたらいいのだが。
主催「アスレック」の田中さんご夫妻。スタート前の打ち合わせのようです。ダンナさん担当の計時は、信頼度抜群です。
スタートはすごい人数。周回道路は貸切ではないので、歩道部分からのスタート。
有田さんは、47都道府県のマラソン全制覇を目標にしておられる。現在36で残り11だそうだ。そのほとんどが4時間切りで完走しているとのこと。
「ウェイ!」
後ろから誰かの声と思って振り返ると、廉。
パオパオともおとうさんとも呼べへんから、たいへんや。
まあしっかりアップして、レースにのぞんでや。
「最近は後半のペース落ち込みがなくて、かえって後半のほうがペースアップすることもあるんやー」と有田さん。
それは、理想的な走りですね。
長居の周回道路は、1周2813m。15周するとちょうどフルマラソンの42.195kmになる。途中で5kmごとの石碑があるが、ちょっと見つけにくい。
スタートゴール地点は、第1競技場と第2競技場の間。
ここを通過する時は、たくさんのギャラリーに声をかけてもらえる。
スタートゴール地点のちょうど反対側に、かわいいネコちゃんが。
写真を撮っていると、「いろいろといそがしいなあ」と有田さん。
「ボクね、途中でこんなことでもせんと集中力持ちませんねん。だいたい15分くらいかな、集中できるのは。ほんま、何でもすぐあきてしもて・・・。」
3周したところで有田さんとお別れ。
私は、競技場へ廉の5000mの応援に。
3周終了時で、47分43秒。「あと2分じゃー、急げー!」
競技場に入り第3コーナーにたどり着いたところで、ちょうど「バーン!」
スタート直後はかなり後方だった。廉の持ちタイム17分10秒は出場選手中ケツから3番やから、まあこれも仕方ない。
しかし、私に似た(?)安定したフォームで先行する選手を何人か抜いていく。
私と一番ちがうところは、あの太いもも。短距離選手ぽい感じもするなあ。
黙って見とこうと思ったが、3500mくらいの時に一度だけ「れーん!」と大声で叫んだ。後で聞いたら、そのあたりが一番しんどくて、もちろん声もまったく聞こえなかったそうだ。
17分01秒34。
19人完走中14位。(途中棄権が数人あり。)
タイム的にはちょうどいい悔しさかな。でも、持ちタイムがケツから3番の割りには順位は上げた。廉は、意外と暑さに強いんかな。
中学がスキー部、高校がサッカー部という経歴で、大学1回生のこの時期にこのタイム。みなさん、ほめたってください。
コースに戻った時時計を見ると、ちょうど23分経過。このため、4周目のラップは39分39秒にもなった(実質、16分39秒)。
前に見えるは、「長居わーわーず」のメンバーかな。
やっと出ました、ちひろさん特製バナナケーキ。私はこれが楽しみで「アスレック」さん主催の大会に参加しています。まあ、おいしいのなんのって・・・。
この写真の分は、約30秒後、私を含めたハイエナ軍団によりあとかたもなくたいらげられました。
長居公園のネコちゃんも、人間が近寄っても逃げません。周回ごとに観察していると、けっこうおっちゃんらが食べ物を持ってきてはりました。
おーと出ました、自家栽培イチゴ。田中さんのダンナさんのお母さんの畑から直送です。
私の13周目、やっと「長居わーわーず」のお二人に声をかけることができた。確か、「今11周で、あと1周しかできませんねー」と言っておられた。
12周目からガクンとペースが落ち、12、13、14とすべて1周20分超え。
13周終わったところでイチゴがあったので、「最後に残しといてください」とお願いしておいた。まあ、半分じょうだんのつもりだったが、14周終わってエイドに立ち寄ると・・・。
なんと、奇跡かい! ちっちゃなイチゴが2つぶポツン。うれしくて手が震えてつかめませんでしたわ。またこのイチゴがおいしくておいしくて・・・。
そして、そこから復活!
ゴールは、4時間49分19秒。制限時間に10分も余裕ありました。
途中抜けてた23分を取ったら、4時間26分。立派なもんですわー。最後の1周なんか、17分54秒ですよ。
でも、明日42kmの山岳コースが・・・。
ゴール直後に、1周ごとのラップ入りの記録証発行。「アスレック」さんはすごいです。
後半、「12番、あと5周です」とかもコールしてくださっていて、なんぼ親切やねんと思いました。
最後にスタッフさんにお願いして、田中ちひろさんとの2ショット。田中ちひろさんは自分がランニングを通して得られたことを、私らペーペーランナーにも最大限還元してくださる日本で最も信頼できるランナーです。私は本当にそう思っています。
気持ちよく走らせていただいてありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願いします。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=852
コメント
ありたさん、コメントありがとうございます。
あの暑さの中、4時間14分なら立派なもんです。確かに、同じところ15周は工夫しないとあきてしまいますね。私は、ネコちゃんにだいぶ助けてもらいました。
「アスレック」さん主催の大会は、自信を持ってお勧めします。またそのあたりでお会いできるかも・・・。
ありたさんと言えば、私が京都ランナーズに入りたてのころ(26年くらい前?)、LSDで滋賀のわに浜までいっしょに走らせてもらったのがいい思い出です。そのころの私は、人と話すのが苦手だったのにありたさんは全然いやじゃなかった。
こないだ久しぶりにごいっしょさせてもらって、前と変わらぬ好感度でホッと安心しました。
「隠岐の島ウルトラ」、みやげ話を楽しみにしています。(ありたさんがウルトラに出ているとは知りませんでした。)
藤井さん、写真ありがとう。
遠くの大会にばっかり行くので、知り合いと走るということは本当に久しぶりで楽しかったです。
僕はトラックのようなコースに飽きてしまい、また暑さもあって、不本意ながらというか、偉そうな事を言った割りに情けない、4時間14分でした。(途中で買ったグリコのアイスはおいしかったなあ)
6月の隠岐の島ウルトラの練習にはなったので「よし」としておきます。
また、どっかで会えたらネ。