2008年03月26日(水)
「犬猫」 [映画]
2ヶ月ぶりに映画を見た。「犬猫」
今話題の「人のセックスを笑うな」の井口奈己監督のデビュー作である。(8mm版・2001、リメイク劇場版・2004)
というより、私は題に注目した。「いぬねこ」、なんと大胆な。
主役は二人。榎本加奈子と藤田陽子。
仲の悪い幼なじみの日常を描いた映画である。
藤田陽子さんは知らなかった。モデル出身らしい。
榎本加奈子さん。中学生くらいの時、ハウスメーカーのCMに出ていた。めちゃくちゃかわいかった。真樹もあんな感じの子になってくれへんかなあと思ってたら・・・今や略奪婚(?)で、大魔神佐々木の妻。
しかし、けげんそうに人をみる目つきなどは、ちょっと真樹っぽかった。あれくらいなら、いけるかも。
他には、小池栄子、忍成修吾、西島秀俊。あと、ネコのムーとでっかい犬。
パンフレットには、このムー役の黒猫が行方不明になったことが書かれていた。たいへんや。(だいぶたってから戻って来て、撮れてなかったシーンを後からたしたらしい。)
内容とすればどうとゆうことのない映画だが、全体が静かで、それだけでも好感が持てる。
最初眠くなりかけたが、ヨーコ(榎本加奈子)がめがねをはずしコンタクトをはめてから、一気に話がおもしろくなった。
あちこちに、映画ファンのこころをくすぐるシーンがあった。(映画好きではない人なら、見過ごすかも。)
とくにスズ役の藤田陽子さんが、土手を疾走するシーンがきれいだった。もっともっと走ってほしかった。(見ていて、ほれぼれした。)
小池、忍成、西島、みなうまい。
見てお得な映画だった。(しかし、観客は17人! 京都みなみ会館、だいじょうぶかい?)
映画開始が12時前、終わったのが1時半。
外に出た時、陽の光がまぶしかった。白昼から映画を観るのは何か後ろめたい。(でも、この感覚もちょっと好き。)
こういうマイナーな映画も、また観たい。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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