2020年07月12日(日)
ヤクルト、夢の首位 [雑感]
◎スポーツ報知 7/12(日) 22:52配信
【ヤクルト】4連勝で449日ぶり首位浮上 高津監督「ひとつでも前へ、上へ」
◆JERAセ・リーグ公式戦 巨人2―3ヤクルト(12日・ほっと神戸)
ヤクルトが1点差試合を制し、1分けを挟んで昨年7月以来の4連勝。昨年4月20日以来、449日ぶりに首位に浮上した。
初回2死一塁から村上がラッキーな中前二塁打で先制。先制した試合はこれで7勝1敗だ。3回には青木が2死からバックスクリーン右へ連日の4号。1点差に迫られた直後の5回は2死一、二塁で再び村上が右前適時打を放った。
投げては高梨が5回2失点に抑え、今季初勝利をマーク。5投手の継投で逃げ切った。高津監督は「よく粘った試合ができたんじゃないかな。なかなかチャンスがないところで(青木、村上が)しっかりしたバッティングをしてくれたので、本当に助かりました。(首位は)この時期なのでそんなに意識することはないですけど、一つでも前へ、一つでも上へという気持ちは常に持って戦っていますので、気分は悪くないです」と喜びを口にした。
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◎東スポweb 7/12(日) 23:24配信
巨人を?首位陥落?させた「ボナファイド」って何?
「ボナファイド」って何? 12日の巨人―ヤクルト戦(ほっともっと神戸)で耳慣れないフレーズが場内に響き渡った。
2―3と巨人1点ビハインドで迎えた6回、一死一、三塁の場面で8番・炭谷は遊ゴロ。ボールは二塁へ転送されたが、そこで一塁走者のパーラと二塁手がベース上で交錯。判定はアウトだったが、その間に三塁走者・亀井が生還した。
しかし、ヤクルト・高津監督はパーラのスライディングにリクエストを申請。結果、パーラは守備妨害と判定され併殺となったが、そこで審判が場内に説明した第一声が「『ボナファイド』を適用して…」だった。
「ボナ ファイド」とは英語で「誠実な、真実の、善意のある」を意味するもので、公認野球規則にも記されている言葉だ。
今回のパーラのケースは、ベースに向かって真っすぐにスライディングこそしているが、説明によると「あまりにも近くから、勢いをついて(自身が)ベースを越えた」。つまり、野手を負傷させかねない、危険度の高いものだったと判断されたという。
結局、このプレーが勝負の分かれ目となり、2―3と敗れ4連敗。試合後、原監督は「パーラも悪気はもちろんないし…今後、そのことは当然注意して、そういうことがないようにね」と、必死のプレーゆえとフォローしたが、これで首位陥落。あまりにも痛い敗戦となった。
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巨人ファンは悔しかろう。一番強いと思われている巨人が、一番弱いと思われているヤクルトに連敗して首位陥落。それに代わってヤクルトが首位浮上。悪夢でしょうね。
今日の試合のポイントは、6回裏パーラの走塁。併殺崩しを狙った危険なスライディング。今時まだあんなことをする選手がいたとは・・・。
まあそれはそれとして、そのあとがひどかった。
高津監督のリクエストで、パーラの守備妨害で併殺、得点も認められないと決着した。普通そのあとは、「これは仕方ない。気持ちを切り替えて、みんなで取り返そう」と言って元気に守備につくもんでしょう。
ところが巨人の選手がベンチから出て来ない。おかしいなと思ってよく見てみると、原監督が審判団と話している。「リクエストの結果はもう絶対に覆らない」という決まりを知らんのかねえ、原監督は。
あのやる気の見られない巨人ベンチの様子を見て、「今日はヤクルトの勝ち」と確信した。パーラの守備妨害は見方によっては不運と言えるのかもしれないが、そこをスパッと切り捨てて前を見ようとまとめる選手はおらんかったんかねえ。
そのあとハラハラドキドキの連続だったが、最終的に3対2でヤクルトの勝利。
巨人ファンは悔しかろう。
ヤクルトファンはこれでいい気にならず、弱いものが強い者に勝つにはどうすればいいかを考え続けよう。
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午後2時、家を出発。
途中ガソリンを入れたり、警告灯が点灯したので日産に電話したり。それでも京都南ICから高速に入り白川南ICを出て(2420円)、4時10分過ぎに到着。
本日無料の駐車場にもすんなりと入れた。ガードマンさんや駐車場スタッフさんも親切で、初めて来た球場なのにすごくいい感じ。
検温をしてからの入場だったが、試合開始までまだだいぶ時間があったのでここもすんなり。
今日の入場者全員に、巨人のユニフォームレプリカシャツをプレゼント。
「身内に巨人ファンておったっけ?」とヨメさんに聞くと、「ねえさん」。
そうそう、そうやった。これで、ヨメさんのおねえさんにいいおみやげができた。
家で何回も確認して来た座席。
ほんとに、レフトポールの真後ろ。左バッターは見えるが、右バッターはポール附属の黄色いネットで見えない。ちょっと座席からはみ出さなあかん。
高速の出口から球場までの間に、コンビニがあるだろうと思っていた。そこで食料を調達してから入場するつもりだった。
ところが球場に向かう道はバイパスのようで、コンビニも何もなかった。予定が狂ってしまった。
お茶などは球場の手前に自販機があったので買っておいた。でも食べるものが何もない。売店を見に行くと、幕の内弁当が1000円だったので買った。
5時半くらいから、早弁。
今日はもう予算オーバーなので、試合が終わるまでこれでお腹を持たさなくては。いつもよりじっくりじっくり時間をかけて食べた。
いろいろなおかずが入っていておいしかった。ただ、ごはんが少ない。
まあ、試合に集中していたらお腹もすかんかな。
バッターボックスは見にくかったが、ヤクルトブルペンが目の前。これはよかった。ヤクルトの元気のいいピッチャ―が、すごくいい球を投げていた。
午後6時試合開始。
今日は降水確率10%なので、雨の心配なく見ていられる。ただ思ったよりも寒く、周りのみなさんも「さむい、さむい」と言っておられた。
村上の「お見合いヒット」でヤクルト先制。
外野席には傘の花が咲いたが、私の周りは巨人ファンばかりで、持って来た傘が出せなかった。
そのあと青木のホームランなどもあり、3対2でヤクルトの1点リードで6回へ。
その6回裏に、パーラの危険スライディング。
「あー同点になってもたー。これはきついな」と思ったが、そこに冷静な高津監督が登場。リクエストで併殺、得点も認めず。地獄から天国。
あの得点が認められて同点になっていたら、ヤクルトの負けの可能性はぐんと上がっていた。ほんとうに運命の分かれ道でした。
ほっとした気持ちで見ていると、球場スタッフさんがつかつかと私に近づいてこられた。
「申し訳ありませんが、チケットを確認させていただけますか」と。
「ここはYブロックです。お客様はVですね。」
「あっ、すいません。老眼なもんで。」
ジジイの世話はたいへんじゃー。
すぐにVブロックに移動。これで右バッターも見やすくなった。
7回裏のレフトライナーを、坂口が超ファインプレーで捕殺。私は後ろから見ていたのだが、絶対にワンバンだと思った。
やっぱり原監督からのリクエスト。しかしVTRを見ると、上手にすくい上げているように見えた。
結果はアウト。原監督は、「もってねー」。
一つ、ヤクルトのええとこも書いとこ。
ピッチャーがピンチになった時、サード村上が自分の判断でタイムを取りピッチャーに近づいた。
「また、みんな集まってボソボソというお決まりのやつやんのかなあ」と思っていたら、村上は少しだけ言葉をかけてすぐにサードの定位置に戻った。
その行動がきびきびしていたせいか、キャッチャーも他の内野陣も動かず。ピッチャーは、その間がよかったのかしっかりと持ち直した。
村上は高卒3年目の20歳やのに、こんなこともできるんやと感心した。
9回裏もノーアウト2塁とピンチになったが、石山投手がそこから3者三振に取って試合終了。しびれたなあ。
このほかにもいろいろな要素があり、今まで私が見た試合の中で一番と言えるものになった。わざわざ神戸まで来てよかった。
こないだの中日対ヤクルトを「弱いもん同士の試合は見てられん」と書いたが、ヤクルトは着実に力をつけてきている。
今日は強いはずの巨人がミスだらけ、弱いはずのヤクルトがガッチリと粘った。
ヒット数が少ないのに勝つチームは、本当に強い。
今後が楽しみ。
巨人主催ゲームなので、ヒーローインタビュ―も控えめ。
東京に2チームもいらんから、ヤクルトは京都に来ませんか。西京極球場に3万人入れるようにしてもらうし。
ヒーローインタビューまでしっかり見たが、駐車場を9時50分に出ることができた。
帰りはスイスイ。家には11時20分くらいに到着。
99kmを1時間半。これは近い。
また神戸で、ヤクルトの試合してほしいなあ。
もう遅い時間だったが、きくちゃんに「お散歩、行く?」と聞いたら「行く、行く」と。
「きくちゃん、ヤクルト勝って一番になってん。バンザイして!」
むりやりバンザイに付き合ってもらった。
きくちゃんも、ヤクルトファンということにしといてな―。
帰りにコンビニで本物のビールを買ってきた。祝杯を上げなあかんからね。
今日はやっぱり「至福の余韻」で。(「至福の苦み」はつらい日に残しておこう。)
甘いもんをアテにビールを飲むヘンタイ・パオパオでした。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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