2019年02月26日(火)
沖縄県民投票の奇妙な計算 [沖縄]
上の写真は、宮本徹衆議員議員(日本共産党)のツイッターより。
「こういう時は、新聞の色がでます」
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読売新聞は、すごい!
今日の一面トップ記事が、「適量ですか 高齢者の薬」。
なに、それ?
「沖縄を見捨てる」本土住民を代表する新聞と言っていいですね。
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下地ミキオ@mikioshimoji
県民投票が終わり、開票も終了しました。 「反対」43万4273票、「賛成」11万4933票、「どちらでもない」5万2682票、これに、投票に行かなかった55万余の県民を加えれば、「反対」は43万人超、「反対以外」が計71万人との結果になりました。
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「どちらでもない」という中途半端な選択肢が、都合よく使われてしまうという懸念があったが、なんとそれどころか投票に行かなかった人まで「反対ではない」にカウントしてしまうとは!
「棄権した人が全員私に入れてくれていたら当選していたのに」と恨み言を言う落選候補者などいるのだろうか。ああ見苦しい、維新の復活当選議員。
最初、投票率が50%に届きそうになくてハラハラした。50%以下なら、いちゃもん系の人たちは「民意とは言えない」と言うに決まっていると思っていた。
最終50%を超え、52.48%と発表されたときはほんとうにうれしかった。
それが、まさかまさかのいちゃもん付けとは・・・。いちゃもん系の人たちを見くびっていた。
でも、こんなへ理屈こね回して、恥ずかしくないんか知らん。
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◎沖縄タイムス2017年11月17日
【傍聴記】「良き隣人」占領いつまで
上間陽子さんが見た、うるま市女性暴行殺害事件初公判
弁護士は、事件を基地とリンクして考える県民もいるだろうが、裁かれるのは被告であり、一人の人間であるとした。そして被告や弁護士は、殺意はなかったという言葉を繰り返した。
被告は一日の仕事を終えて自宅に戻り、それからドライブに出掛け、ドライブ先のコンビニエンスストア前で、すれ違いざまに彼女の顔をみかけたら強姦(ごうかん)したくなったと。気絶させて、彼女をトランクに詰めてホテルに連れ込み強姦するつもりだったと。スラッパーとよばれる鉄と鉛でできた打撃棒で何度も彼女の頭を殴ったけれど、彼女が気絶しなかったため、草むらに連れ込んだと。
そのとき彼女が倒れたので、頭部をどこかに強く打ったのではないかと。それから、倒れた彼女の首を両手でしめ、強姦しようと思って下着は剥ぎ取ったけれど、強姦はしなかったのだと。トランクに彼女を詰めて、どこかに捨てようと思い、雑木林で彼女の首を刺し、膝裏を刺し、ついで肩を刺したのだと。
これらのすべては偶然起きたことであり、被告にはまったく殺意はなかったのだと。
確かに被告はただ一人の人間である。そしてその一人の人間は、雨が降ったから傘をさしたとでも言うように、強姦をしたくなったから鉛の打撃棒で彼女を殴って、用意していたナイフで首や膝裏を刺して絶命させ、雑木林に彼女を捨てた。
傍聴席では、辺りを切り裂くような泣き声が二回あがった。遺族席に座る、彼女を育てあげた母親の声だ。慈しみ育てた娘の最後の時間を知るために、自らの身体を抱きかかえるようにしてそこに座る親のそばで、今日、私たちは被告の弁明を聞いた。
軽やかに踊り、にこにこ笑う小柄なあの子が、一房の髪の毛と、骨と、腐敗した衣類になって帰ってきた理由がそのようなものであるということを、私たちは承諾できるのだろうか。迷いなく急所を攻撃できる、殺しのテクニックを持った「良き隣人」に、いつまで私たちの島は占領されなくてはならないのだろうか。(琉球大学教育学研究科教授)
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この記事は、「読め!」と言いたい。
うちの娘・真樹とほぼ同年の子が、無残に殺された事件。この子は名護の出身だという。今まさに名護で暮らしている真樹のことを思うと、辺野古の新米軍基地建設は決してひとごとではない。
奇妙な計算している中途半端なあなた、ぜひこの記事を読んでください。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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