2015年08月03日(月)
俺は聞かん [ガードマン]
今日も京都駅近くのホテル。
慣れたところは楽。M隊長がまた私を引っ張ってくださった。
堀川通の「京の七夕」会場の横を自転車で通り、今日の配置先のホテルへ。下りは速い。約11kmを37分。
今日は休み時間にM隊長とけっこうしゃべった。
「今来てくれているメンバーは、しっかりしていて助かっとるばい。」
「そう言ってもらえたらうれしいです。」
「藤井君は俺と歳も変わらんばい、なーにも心配することはないし。S田君もまだガードマンになって1年じゃが、何でもできよっと。俺は前のことは何も聞かん。それは好かん。じゃが、S田はだいぶ苦労しとっと。それは分かる。」
「えー、S田さんてまだ1年やったんですか。大先輩やと思ってましたわ。」
「H瀬もまだ1年たっとらんしなあ。」
「えー、そうなんですか。とてもそんなふうに見えませんね。」
「あいつはでしゃばりやからな。でも、あいつのいいところを伸ばしてやらんとな。まだ若いからな。あいつもここに来るまでいろいろとあったみたいやが、俺は聞かん。」
M隊長の「俺は聞かん」という言葉が心地よい。
そういえば、私のことも何も聞かれなかった。M隊長は、過去がどうであれ今の仕事ぶりで評価をしてくださるようだ。ほんとうにありがたい。
もう一つうれしいことがあった。
朝作業員詰所に行こうとしたとき、私を見つけて立ち止まり笑顔で手を振ってくれる女子あり。「雪のように白い天然ボケ」のSさんじゃありませんか。やっと大学の前期テストが終わり、ガードマン業に復活したそうだ。
Sさんのことを名字のSさんで呼んでいるのは私だけ。みんなは名前のYで呼んでいる。それも呼び捨て。
私はSさんといっしょに新任研修をした仲。言わば同期。同期の女子大学生はいっぱいいたのにどうしたんか知らん。このごろたSさんしか会わへん。みんなやめてしまったんかな。
今日は最後にSさんと交替して、ホテル地下の売店へ。
こういうところに来ると、一般のイメージであるガードマン業務(万引き犯を捕まえる)のような気がする。もちろんそんな人はおられませんでしたけど・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 1 )
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