2008年03月08日(土)
さたみや旅館 [宿情報]
石川県七尾市の駅のすぐ南。
「さたみや旅館」さんは、うちの子が生まれる前からお世話になっている。
3月第2日曜は、地元京都でハーフマラソンが開催されている。(7000人参加)
本当はこちらで出店させてもらえれば楽なのだが、いろいろ事情があって入れてもらえない。
この日は、石川県能登半島・旧中島町(現在七尾市)で「なかじま万葉の里マラソン」が行われている。そこには、もう14年前から出店させてもらっている。
昔は、本当によく売れた。近くにランニング用品専門店がないせいか、この大会のうちの出店テントで一年分の調達をするというお客さんも多かった。
ただ最近はかなり売り上げが落ち込み、遠くてしんどい割りに合わんなという感じになってきていた。
それでも行き続けているのには、わけがある。
「さたみや」さんに泊まるのが、とても楽しみなのである。
20年近く前、まだ私たち夫婦には子どもがおらず、子どもがほしいという気もちもあまりなかった。その時、偶然泊まったのがこの「さたみや」さんである。当時は、ねこちゃんがいっぱい、ワンちゃんもいて、こっこちゃん(にわとり)までいた。
そして、かわいいかわいいちっちゃい子が3人。たぶん、6、4、2歳くらいだったのかな(女、男、女)。うちのヨメさんは、この子らといっしょにおふろに入り、その時初めて自分も子どもを産んでもいいかなと思ったらしい。初対面のお客さんに体を洗ってもらっている子どもたちが、かわいくてかわいくて。
3人の子たちとヨメさんがいっしょに写った写真は、今も大事にとってある。写真の日付は90年9月。昔あった七尾城山マラソンか、それとも珠洲トライアスロンの帰りに泊まったのか。
とにかくこのかわいい3人は、私たち夫婦にとって「運命の天使?」。
毎年、ここのお料理はすごい。いつも食べきれない。
特に去年は、私が原因不明の嚥下障害になってしまい、ものが飲み込めなくなって困った。超レアものの「しらうお」が出てきて、これにはまいった。ピチピチの元気な魚が、私ののどの前でのたうちまわっていた。「はよ、飲み込んでくれー」 「むちゃゆうなー」
今年は、いきなり蟹が一人一匹ずつ。お鍋はあるわ、お刺身はあるわ、牡蠣が出てくるわ、焼き魚もあるわ、・・・ここは竜宮城?
奥さんが、「ブログ見てます」って言ってはったけど、変なこと書かれたら困ると気を使わはったのかな。いや、それはないな。毎年毎年、竜宮城やもんな。
とにかく、動けへんくらいお腹いっぱいにさせてもらった。全部、すごくおいしかったです。どうもごちそうさまでした。
あっ、ひとつものすごく大事なことを書き忘れていた。
ここの奥さん、私らが知ってる旅館のおかみさんの中で、一二を争う美人です。美人でもあり、かわいい感じの人でもあります。
写真を撮らせてください、とお願いしたのですが、「お化粧もしてないし・・・」と断られてしまいました。残念!
能登半島方面へご旅行されるみなさん、ぜひご宿泊は七尾市の「さたみや」さんへ。
(お話をお聞きしていると、どうもうちの夫婦とさたみやさん夫婦はそれぞれ同い年に近いようです。)
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
ともさん、コメントありがとうございます。
さたみやさんを気に入ってもらって、自分のことのようにうれしいです。特に、奥さんは美人だしお話しても楽しい方ですよね。
私のブログはランニング関係の記事が多いのですが、その中にあって「さたみや旅館」の記事は異色。それなのにアクセス数が全体の12位。こりゃすごい。
何でこの記事のアクセス数がこんなに多いのかわけが分からなかったけど、ちょっと分かったような気がします。ともさんのような方が見てくださっているんですね。
これからも、ちょくちょく見てくださいね。
平成20年9月20日に泊まりました。確かに竜宮城でした。私達はかっなり沢山食べる胃袋なんですが、動くことができないくらい満腹でした。どれもこれも美味しくて美味しくて◎正直、建物は古いですが清潔感はありました。帰りにご主人が旅の記念にわらじをくださいました。奥さんも気遣いあり、ブログの通り美人でしたよ。ほんと久しぶり大満足な旅館でした。翌日輪島の民宿泊まりましたが、さたみや旅館より千円高い割りに、「これだけ?」の料理でした。さたみや旅館は記憶に残るご馳走旅館でした。