パオパオだより

2016年10月18日(火)

人生整理ラン2〜本物の江文神社〜 [ランニング]

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 5→10→15と来たら、次は当然20km。
 明日は寮1(二条)17時間、あさってはPET検査で走るどころではないだろう。それなら今日。
 
 ちょっと前から気づいていたことがあった。私は江文峠にあるのが江文神社だと思い込んでいたが、あこは「金毘羅大権現」。本物の「江文神社」は、もう少し峠を下ったところから金毘羅山に向かう途中にある。
 今まで江文峠往復を走るたびに鳥居に向かって拝んでいたのに・・・。効果がなかったのは、それが理由だったんですね。本物の「江文神社」に参ってお詫びしておかなくては。
 うちから花園橋まで行きそこを左折、大原街道から江文神社にお参りし、江文峠を越え、静原を通って帰ってきたら20kmは超えるはず。

 今日は夏日になる予報だったので、いつもより早めの午前9時に我が家スタート。
 「きくちゃん、ぐるっと回って帰ってきたら、おちゃんぼに行ったるしな。」

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 今日は、「アディゼロタクミ・イドミ」で。
 長めの距離をゆっくり走るには、これがいい。

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 いつものように、比叡山に向かって。
 おとといのめまいがあるので、今日は慎重な出だし。
 走り始めると、相変わらず息苦しい。手術による喉の部分の腫れが、気管を圧迫し続けていると思われる。今日でちょうど2週間なのに、いったいいつすっきりするのだろう。

 さて、今日は頭の中で何を整理しながら走ろうかな。

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 花園橋で約3.5km、22分。
 ここから大原街道へ。

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 昨日「ねっとわーく京都」の原稿を書いた。その内容は、10月11日の「癌宣告」。
 その日すごく緊張されていたI医師から重い言葉を聞いたのだが、気の小さい私にしては冷静だった。「動転されているでしょう」と心配してくださったが、それはなかった。「あっ、もうじき死ぬんか」と思っただけ。
 落ち着いてお話を聞き、医師や看護師の表情、診察室の雰囲気まで観察する余裕もあった。

 実はここ2、3年、ずっと自分の死のことを考えていた。お金がないこと以外はすべて幸せで、この歳になるまでいやなことが一つもなかった。なんぼなんでもこのまま一生行けるはずがない。そろそろでっかい「ばち」が当たるんやろうなあと漠然と思っていた。まさか、それが「癌」とまでは思っていなかったけど・・・。

 自分の死を考えたとき、それで誰かが困るということがない。普通は妻や子どもが困るのだが、うちの場合はそれはなさそう。もともと頼りにされてませんから。
 強いて言えばおとちゃん(父)。父の弟が亡くなった時、お葬式で泣いていたのは父と私の二人だけだった。そんな父だから、たぶん私がいなくなったら泣いてくれるだろう。だから、父には最後まで内緒にしておいてほしい。

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  旧・八瀬遊園前で5km、31分38秒。

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 このあたりでお腹がゴロゴロ。
 たしか、比叡山ケーブル乗り場の横にトイレがあったはず。

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 ありましたー。よかったー。
 でも紙はついていないので、各自持参でお願いします。

 すっきりして再スタート。
 そしたら100mほど先にコンビニがあった。
 「なーんや・・・。」

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 「ねこねこでら」・・・、近寄って見ると「にゃんにゃんじ」。
 お寺ではなくお店の名前。

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 川に日光が反射してきれい。

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 後ろ姿のかわいいワンちゃん発見。
 犬小屋に入ろうとしていたところ、「ワンちゃん、ワンちゃん」と呼んだら振り返ってくれた。
 「写真撮ってもええか」と聞くと、ニコニコ顔。
 「ありがとね。」

 走っていて一番の楽しみは、かわいい犬ネコに出くわすこと。この「ころころちゃん」のおかげで、あと30分は元気に走れる。私はそんなヘンタイランナーです。

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 またまた、拝めそうなものには片っ端から拝んでおいた。
 そのたんびに写真を撮っておられないので、今日はこの雰囲気のいい地蔵さんに代表になってもらって・・・。
 最初はていねいに拝んでいたが、だんだん短くなり、最後は「たっけてー!(助けてー!)」。(廉が小さい時、よく「たっけてー!」と言っていた。)

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  大原に向かう歩道のない上り坂を走っているとき、突然高校1年の時の校内マラソン大会のことを思い出した。そうそう、ここを走ったんや。
 あの時、かなり長い間私と並走していたやつがいた。私より小柄だが、いい走り。知り合いではなかったので、並走している間ひと言もしゃべっていない。「まけへんでー」という気持ちでずっと横を走っていた。しかし彼はいつの間にか私を置き去りにし、私より先にゴールした。私は全体の10着で、ギリギリ表彰。彼はたぶん7着くらいだったと思う。
 1位から9位までは全員体育系のクラブ員。私はそれ以外の最上位。ふだん目立つことのない私が、ホームルームの時に表彰してもらい、ちょっと鼻高々だった。でも、並走していた彼に置いて行かれたのは悔しい思い出として残った。

 その数か月後、高2になりクラス替え。
 そこで並走した彼と同じ2年1組になった。彼はかなり背が低かったが、サッカー部でレギュラーを狙える選手。私の学年の中ではけっこう有名人という感じだった。
 彼もマラソン大会の時のことをよく覚えてくれていて、そこから仲良くなった。
 「石関進」、マラソンを通じての友だちはたくさんいるが、今思えば、高校時代の彼がその第1号だったのだ。そんなこと、すっかり忘れていた。
 今回の同窓会の行方不明者の中には入っていなかったので、連絡を取ろうと思えば取れるんですね。東京で働いていたが、もう定年だし。今、どこでなにしているんやろう。
 今回の同窓会の「会いたい人」として石関の名前が浮かばなかったのは、卒業後もけっこう長く付き合いが続いていたからかなあ。

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  美濃瀬橋で10km、1時間4分14秒。
 ここから大原だと勘違いしている人が多いが、ここは大原小学校区ではあるが「八瀬花尻町」。

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 「土井の志ば漬」前を京都バスが通っていく。

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 立派な漬物樽があったので写真を撮らせてもらった。

 この先の花尻橋のY字交差点を左折し、大原記念病院側へ。

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 以前通った時に目をつけていたネコちゃん。前は写真に撮れなかったが、今日はしっかりこっちを向いてくれた。 

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 こちらもその家族?

 次はヨメさんと見に来たいなあ。

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 東海自然歩道と府道が交差。このままここを突き切って、山側に少し入ると「本物の江文神社」があるらしい。

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 ちょっと行ったら、ありましたー。
 11.95km、1時間17分11秒。
 さっそく願掛け。

 「今までまちごうててすいません。ボクの病気治してください。夫婦円満、家内安全、廉と真樹が幸せに暮らせますように。下山さんがシティフルマラソンに出られますように・・・。」
 これが今の私のフルお願いです。

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 いつもの決めポーズ。
 カメラを立てる場所がなくても、地べたに置いたら下からのいい写真が撮れる。いっぺんやってみなはれ。

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 ここでももう一回。
 「ボクの病気・・・」もちろんフルお願いで。

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 休けいは3分ほど。
 さてと、次は江文峠やね。ここから再スタート。

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 いつもの府道はおもしろくないので、山道へ。

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 途中こんな金網が。中から閉めるのん大変でした。

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 まずは「三途の川」を渡り・・・、ちがうか!

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 本格的なトレイルコースですやん。
 ところどころに「熊に注意」の掲示板。
 熊におうたらどうしようもないちゅうねん。

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 なんともいえんええ空気。

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 江文神社から江文峠は約800m、9分ほど。
 気持ちよく走れたのでまた来たい。

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 その100m先の「にせ江文神社」、失礼しました「金毘羅大権現」。
 前に多くのハイカーが陣取っておられたが、きちんと拝んでおいた。「全部よろしくお願いします」。(それ、「きちんと」とちゃう。) 

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  あとは勝手知ったる静原街道。

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 いもほりシーズンですねえ。

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 家まであと1.5kmほど。
 小町寺のある小さな丘の向かいに恵光寺というお寺さんがある。

 「いのちという それぞれに与えられた時間を
  自分以外の誰かのために 使って生きてほしい」

 それを見てとっさに思ったのは、「やかましいわい!」
 ああなんと・・・、罰当たりな。

 でも今の私にはタイムリーなお言葉。
 「与えられた時間というか・・・、残された時間というか・・・、うーん。今まで、自分以外の誰かのために時間を使った経験がない。これははっきりしている。残り少ないかもしれないのに、今さら改心してええこと始めたら気色悪がられる。そんな似合わんことはやめとこう。というか、無理!」

 結論早いねえ。 
 でも今からでもできることもある・・・。ここで「家族」とか「世のため人のため」とかが全然出てこんにゃねえ・・・。ほんまにあほやねえ。
 頭に浮かんだのは、「犬猫、沖縄、九条」。

 こんな話、バカバカしくて聞いてられんかもしれんけど・・・。
 今私が死があんまりこわくないのは、5年前に死んじゃった黒猫・あんものおかげ。
 私は4人兄弟の末っ子で、両親や姉兄からはすごくかわいがられた。ところが、大人になってからはほとんど人に好かれた経験がない。20代前半まではまだしも、それ以降は無に近い。ヨメさんにしたって、私が好きで好きで結婚してもらったもので・・・(ここはあんまり書かんほうがええか)。
 犬もネコもいっぱい飼ったけど、自分の好き勝手なことばかりしてたから相手にもされんかった。うちの最後のネコあんもちゃんも同じ。うちに来て21年もたつのに、ずっと私には攻撃的だった。
 しかし、もうすぐ22歳という頃になって急にボロボロになってしまった。その時だけはなぜか私が専属世話係になり、死ぬ1週間前くらいからあんもがなつき出した。私が行ったら、すごく喜んでくれた。今までそんなことがいっぺんもなかったので、うれしかったねえ。
 出張販売の日だけ動物病院に預け、帰ってきた翌朝迎えに行った。あんもちゃんはその前からもう寝た切り。それが、「あんもちゃん、お迎えに来てくれはったよー」と呼んでくださったら、ゲージの中のあんもが立ち上がろうとした。獣医師さんも助手さんも驚いて顔を見合わせておられた。あの時ほど涙が出たことはないわ。母親が死んだときも泣かなかったのに・・・。実際はどうか分からんけど、「最後だけやけど、あんもに好かれてたんやなー」と思った。そのあと連れて帰り、ふかふかのベッドを用意している途中に、寝ていたあんもが一瞬ピクッと動き、そのあと動かなくなってしまった。また、泣いて泣いて泣いて・・・。(その30分ほど前に、立とうとしてくれていたなんて・・・。)
 ひと様のお役には立たんかったけど、ネコ様のお役には立った。あんもの最後の1週間だけやけど・・・。そやし、もうええねん。あんものおかげで、生きてた甲斐があったちゅうもんや。そやし、せめて一つだけでも恩返しっぽいことをしてから死にたい。
 以上、私が死ぬのがこわくないわけ。わけわからんやろうなあ・・・。

 この先、私が家族にできること。
 それは喜ばすことではなく「煩わさない」こと。今まで散々煩わせてきたので、最後くらいはそれを最小限に食いとどめたい。
 年間自殺者の中で、闘病中の中年男性の割合がかなり高いと聞いたことがある。私はそうはならないと思うが、「家族を煩わせたくない」と思ってのことならちょっと理解できる。
 なんとかそうはならないように、私の得意なのらりくらりで・・・。

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 考え事をしながら走ると、知らん間に目的地に着く。
 最後はさすがにしんどかったが、またまたあのネコちゃん。
 私の目の前を「タッタッター」。
 オスかメスか分からんけど、タッタちゃんと呼ぶことにしよう。

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 本物の江文神社から8.2km、54分48秒。

 トイレ休けい3分、江文神社での休けい3分があるが、それを除くと合計20.15km、2時間11分59秒。目標通り20km超え。よう走りました。

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 家に入ったら、またきくが気絶状態?
 犬って、こんな格好で寝るんでしたっけ。

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 今回も昼食前とは言え、体重58.8kg。
 やっぱり、もうちょっと太った方がいいような・・・。

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 お昼は148円のうどん。
 まあまあおいしかった。

 今日も「京都キャロット」の閉店時刻に、きくとヨメさんをお迎えに。
 「こうじさんはこのごろ昔の思い出ばっかりで・・・、私にはそれはよう分からんわ。」たぶん、そのあとは「おもろない」と続くんでしょうね。それはたまたま病気と高校の同窓会が重なったからというだけのことなんですが・・・。

 今日気づいたことがある。私が死ぬなり離婚するなりして結婚生活が終了すると31年。日本女性の平均寿命が87.05歳。ヨメさんはあと33年生きる予定。そら、まだまだ思い出に浸ってるわけにはいかん。真剣に第二の人生を考えにゃ。
 今まで再三ヨメさんから「離婚」を突き付けられたが、そのたびに必死にゆるしを乞うていた。でも今、ヨメさんの第二の人生の足手まといになるのなら、それもまた真剣に考え直さなあかんと思う。平均であと33年もあるとは認識不足やった。

 ヨメさんは、「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」もあんまり好きじゃないみたい。「好きなんちゃうかなあ」と勝手に思っていたので、ちょっとガクッ!

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 緊縮財政のため、晩ごはんは簡素に。
 ついに禁断の「パマゴ」登場! (廉が小さい時、タマゴのことをよく「パマゴ」と言っていた。)
 胆のう炎が暴れん程度やったら、タマゴもだいじょうぶでしょう。おかずないから、そんなぜいたくなことゆうとられん。
 そやっ、胆のう炎の手術ってどうなるわけ?

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【今日のきく】

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 ヨメさん曰く「きくはオッサンのことを手下やと思っとる。」
 それでいいよ〜ん。

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  なんか、この「ワニ顔」の写真が多い。
 私がカメラを向けると、よくこういう顔をする。
 ただのあくびか?

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