2015年07月23日(木)
小谷屋・墓そうじ・父 [雑用]
今まで何回も、いなかの小谷屋のおばさんのこと、墓そうじのこと、父のことを書いてきた。今回はその三つがコラボ。
今日いなかに帰った一番の目的は墓そうじだが、まずは小谷屋のおばさんを訪問。小谷屋のおばさんは、私の小中時代の同級生・よりちゃんのお母さん。だいぶ前によりちゃんの近況を聞くために訪れて以来、この時期に訪問するのが慣例になった。
小谷屋さんの前に着き、家のほうを見たが電気がついていない。そのちょっと先に車を停め、とにかく行ってみることにした。すると家の前におばさんが立っていた。
「赤い車が通り過ぎて停まった音がしたさかい、こうじさんかいなーと思うて・・・。」
「おばさん、すごい。車の色まで覚えてくれてはったんですか。当たりですわ。また毎年おなじみのおみやげ持って来ました。今年は富士山じゃなくて、鳥取の梨のゼリーですけど。」
「こうじさん、いっつもいっつもすいませんなあ。」
「せっかく来たんで、写真撮らせてもらいますわ。」
「こんなおばさん撮ってどうすんにゃな。でも、頭の手ぬぐいは取っとこ。」
おしゃれなおばさんはおもしろい。もう85歳だそうだ。それでもうちのおかちゃんよりも5歳も若かったんやね。
「なんにもお返しするもんないわ。山椒の炊いたんでよかったら持って帰って。帰りに寄ってな。」
そこから父の家へ。
先日の大雨で、家の前に土砂がだいぶ流れたらしい。
雨よりも風が強く、トタンが吹き飛ばされたらしい。
見晴らし、ようなったねー。
兄に道具を借りて、急いでお墓へ。
墓そうじの七つ道具。
「くわ、スコップ、みの、バケツ、カマ、熊手、たわし」
(注)もうちょい続きます。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
リュウさん、コメントありがとうございます。
写真だけでいろいろ想像してくださるところなんて、さすが草食・・・、もとい僧職ですね。お墓を見ていただけばお分かりかもしれませんが、うちは曹洞宗です。
このお寺に関しては40年ほど前、前住職と檀家との間にトラブルがありその問題は現在も解決していません。そのため毎年8月7日に行われていたお墓参りも、現在はお坊さんのいない「勝手まいり」になってばらばらにまいっています。当時の檀家総代がうちの父で・・・。とまあそんなことを書いても仕方ないのですが。
93歳の父は、この問題を解決できなかったことをずっと引け目に思っているようです。ずっとみんなのことを考え行動してきた父だけに、息子の私から見ても気の毒に思えます。
地元のお墓以外に東山五条の大谷本廟にもお墓がありますが、
先日の台風被害で大谷も土砂崩れでお墓の埋没・倒壊が
あったことをニュースで知り、大谷本廟のHPを見てみました。
幸いにウチの所の区域はどーもありませんでした。
写真で見ると、パオパオさんとこのお墓も斜面沿いで
大雨が降ると被害受けそうな所にあるような感じですね。
それに猿や猪も出そうな雰囲気。。。
否、そんなことを書くつもりやなく、話しが反れました…。
「そーいえば、京都のお墓に暫く行ってへんなー」と
記事読んでふと思い、涼しくなったら行こかいな、と。
さすがにクワやスコップは持って行きませんが。