2008年03月25日(火)
♪今日はきくちゃんのお誕生日♪ [わんこ・にゃんこ]
2005年3月30日、この日初めてきくちゃんに会った。
前の年の7月、14年飼っていた「えり」が死んでしまった(推定16歳)。7ヶ月はしんぼうしたが、さびしくなって新しいワンちゃんをさがすことにした。
そこで頼ったのが私の教師としての最後の赴任地、北区雲ヶ畑の人たちである。
実は、「えり」も雲ヶ畑をさすらっていたのをひろってきた。雲ヶ畑は、ほとんどの家が犬を飼っておられ、犬が好きな人が多い。
なかでも私の最後の教え子・高山康司君のおじさん、菊司さんの飼い犬はよく子犬を産んでいた。とにかく一回行ってみよう、ということで行ってみたら、なんとどんぴしゃ生まれたての子犬がいた。
奇跡!!
それも、一匹だけ。(選ぶつらさがない。)
高山菊司さんは、お兄さん(康司君の父)といっしょに高山牧場を経営されており、その牧場のわらの上にコロンと生まれたての子犬が寝ころんでいた。生まれた日を聞いてもおぼえておられなかったので、適当に3月25日生まれということにした。
5月4日、高山牧場へ子犬をもらいに行った。この時、まだ名前は決めていなかったが、私は菊司さんから一字もらって「きく」にしようと決めていた。幸いみんな賛成してくれ、「きく」ちゃんのデビューとなった。
きくはその後すぐ、うちの仕事についてこさされ、5月だけでも福井県、鳥取県、小豆島と渡り歩いた(?)
その後も、兵庫、山梨、群馬、長野、広島、島根、・・・などなど、そこら中連れて行った。
小豆島では初めて、夜、車でひとりぼっちで寝た。まだ生まれて3ヶ月。心細かったやろな。
えりちゃんがずっと外飼いだったので、きくもそうしようと思っていたがクンクンなかれ家に入れてしまった。それ以来ずっと眞寿美さんのふとんに入って寝ている。
あれからいろいろありました。いろいろありすぎて、ここには書ききれません。これからまた、ぼちぼちと。
こないだ、きくとうちの家族の関係を分析した。
私以外の3人は自分の調子の悪い時、きくをかまいに行く。それは、きくに癒してもらいたいからだ。
私は、自分の調子のいい時にきくのところに行く。あそびたいから。 「へっへっへっ」と変態おじさんのふりで行く。そしたら、必ず逆襲される。「がうがうがう」
きくちゃん!
悪いこといっぱいしてもええから、長生きしてな。
最低20年以上は生きてくれ。
きくちゃんが生きている限り、おっさんもがんばるからな。
「いっひっひっひっひー」
「がうがうがう」
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2008年03月07日(金)
「ぽち」 〜シリーズ・ご近所犬2〜 [わんこ・にゃんこ]
去年の5月ころから、きくの散歩は長代川沿いを往復している。
しかし、去年の12月、この川の右岸に広い道路を付ける工事が始まった。
私ときくが大好きだった、ニレの大木も切り倒されてしまった。いっぱいあった柿の木も、全部切り倒されてしまった。楽しい散歩道が、殺風景な平坦な土地に変わってしまった。
でも、新しい発見もあった。
長代川沿いが通れないため、少しコースを変えると、新しいワンちゃんに出会えた。そのワンちゃんは、柴犬で、広い庭に長いロープでつながれている。
「おはようさん。」
家が道のちょっと上なので、きくをだっこして毎朝あいさつしている。前はほとんど反応がなかったが、このごろは「ワワン」とあいさつを返してくれる。
ある日、いつものように、「おはようさん」と言っていると、「中入って、かもたって」の声。私より少し年上の男の人(たぶん、そのお家のおじいちゃん?)。
「ワンちゃんのお名前は?」
「ぽち、です。」
(ぽち! なんて、なつかしい名前。)
ここらへんでも大雪が降った2月13日、「おはようさん」と何回も言ったのにワンちゃんが出てこない。「おかしいなあ」ときくちゃんに言いながら歩いていると、発見!
あのワンちゃんと、若いお父さんと3歳くらいの男の子。3人が、雪の上を楽しそうに歩いている。お父さんの手には、ソリが。
きっと、こんなこと言ってたんやろなあ。
父「○○、雪いっぱい積もってんで。ソリしょっか。」
子「うん!」
父「ぽち、おまえも行くか?」
ぽち「ワワワワン! (うれしてたまらん。)」
その時は、いい感じの親子やなあ、と遠目で見ていました。
そして、今日。
今日もぽちは留守。
「散歩かな」と思ってたら、ぽちらしきワンちゃん発見。でも、乳母車を押している女の人がいっしょ。
そばまで行くと、ふせのポーズ。ぽちに、まちがいない。
「ぽち、ですよね。あそこの家に、いつもつないである・・・。」
「はい、そうです。」
その方のお顔を見て、はっとした。なんて、おきれいな。あなたは、ミス岩倉? は言いすぎとしても、ミス幡枝と言っていいぐらいの上品なお方。
さすがに、「写真撮らせてもらっていいですか?」は、よう言わんかった。
仲が良さそうなご夫婦に飼われている、ぽち君。本当に幸せそうやね。あの二人のちっちゃい子も、きっと動物を大事にする子に育ってくれるよね。
ぽち君、うちのきくもよろしくね。
( ぽちの飼い主さんは、?さん。レストランを経営されているようです。)
◎後日わかったこと。
ぽちの飼い主さん(若い奥様)のことを、ミス幡枝と表現しましたが、たいへん失礼しました。
お子さんを幼稚園バスに乗せられる時にお見かけしたのですが、元ミス京都と言っていいくらいの美人なお母さんでした。(散歩の時はめがねをかけられていて、そこまで気づきませんでした。)
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2008年02月29日(金)
「ぷー」 〜シリーズ・ご近所犬1〜 [わんこ・にゃんこ]
昨年4月、左京区市原に引っ越してきた。
市原と言っても、うちの町内会(東映団地)は岩倉幡枝に隣接しており、市原と岩倉の中間という感じだ。
引っ越す時、一番の悩みのタネは、迷犬「きく」の存在だった。犬を飼ってもいい借家は少ない。大家さんがよくても、ご近所から苦情が出るかも知れない。広い庭があって、まわりに散歩させられる自然が残っている所・・・。
さがしにさがして、見つかりました。一昨年12月から2ヶ月かけて、やっと見つけたのが今住まわせてもらっているお家です。
最初はどこを散歩していいかわからず、家から二軒茶屋駅方面ばかり行っていた。しかし、家のすぐ西に川があり、散歩道が整備されていることがわかった。「ながしろがわ」かと思ったら、「ちょうだいがわ(長代川)」というかわいい名前の川だった。
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2008年01月05日(土)
ちび [わんこ・にゃんこ]
映画のあと、中学時代の恩師中古賀先生のご実家へ、ねこのちびちゃんの写真をもっていった。お孫さん二人がその写真を取り合いになって、おかあさんにしかられていた。(よろこんでくれたかな。)
去年3月におじゃましたときには、起き上がるときに「よいこらせ」といいながらも元気に歩いていたのに、10月4日に死んでしまったそうだ。でも、それは先生の誕生日の翌日だそうだ。(ねこのテレパシー!?)
「19才まで、よう長生きしてくれたね。」
今ブルガリアにいる先生も、きっとそう思ってはるにちがいない。
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