パオパオだより

2008年11月22日(土)

いい夫婦の日 [家族]

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きくちゃんはうちの夫婦の「かすがい」かなあ

 今日、11月22日は「いい夫婦の日」らしい。

 さて、いい夫婦とは・・・。
 日本に4000万組の夫婦がいるとして、うちの夫婦はいい方から3000万位くらいに入るのだろうか。(無理ですか?)

 「パオパオだより」をすみずみまで見ていただいている方ならお気づきでしょうか。
 「パオパオだより」は、最初はポツンポツンと書いていたのだが、5月9日から今日まで毎日書き続けている。その中でただ1日だけ途切れた日がある。
 それは、8月20日。実は、この日が私たちの結婚記念日である。

 この日は、「ますみちゃん23年しんぼうばっかり」という題で書くつもりだった。
 8月13日、北京オリンピック応援ツアーに行く前日、ヨメさんに服をプレゼントした。私が初めて自分ひとりで買いに行ったものだ。もちろん、その服を着たヨメさんをトップ写真にしようと思っていた。
 感謝の言葉を書いた手紙を添えて渡したのだが、それももう捨ててしまったらしい。

 それよりなによりも、そんなブログを書けるような状態ではなかったのだ。
 毒嫁診断計というものがあるとしたら、その時のヨメさんの毒嫁度は10(限界)を越えてしまっていた。自分のしたいことばかりしている私に対して、完全にあいそをつかしてしまったのである。
 そのあと、ヨメさんの毒嫁度はエスカレート。完全に診断計の針は振り切れてしまった。

 「ますみちゃん、今日はしゃべってもいい?」
 最近はお伺いを立ててからでないと、しゃべる事も困難になってしまった。

 「いい夫婦」になりたいなあ。

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2008年10月25日(土)

毒嫁の怒り [家族]

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「にっこり」と言っても笑わないヨメさん (諏訪レイクサイドホテルにて)

 「バシッ! バシッ!」 (これは、あくまでも効果音です。決して私がヨメさんにしばかれている音ではありません。)

 「アンタ、ええかげんにしいや! 調子に乗ってたらあかんで!」 
 「バシッ! ボコッ!」 (あくまでも効果音)

 「ブログに、なに好き勝手なこと書いてくれてんのー。『仕事をしました』やてー、アンタがいつ仕事した―? アンタがしてんのは、仕事のジャマ、仕事のふり、そう正確に書いてもらわな困るわ。
 きくの世話かて全部私がやってんのに、ブログ読んだ人はアンタがやってると思うやろ。『私は、横でボーと立ってるだけです』とはっきり書いてもらわんと。やってられんわ、ほんまに。」
 「バシッ! ボコッ! グェッ!」 (しつこいですが、あくまで効果音)

 こうして、諏訪湖畔の夜も更けていくのであった。

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「あたいも連れて行ってもらえませんか」とうったえる、きく (自宅前)

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2008年10月24日(金)

病気になってられん子 [家族]

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 ある時はイケメン整体師、ある時はスケートの織田信成、そしてある時はザ・パンチのかたわれ、「気持ちわるーい、お願いだからワニの背中で洗濯して〜」という役にもなれるうちの廉。その廉が、ダウンした。連日の雨の中のサッカー部の練習で、体調をくずしたのかもしれない。
 学校から帰って、すぐベッドへ。熱が出てきた。

 私たちは、明日から「諏訪湖マラソン」へ出張販売。子どもたちがどんなにしんどくなっても、みてやることはできない。
 今は、高2と中2になった子どもたち。親がいなくてもなんとかするだろう。

 2年前までは・・・。

 ほとんど毎週末、子連れで遠いところまで出張販売。バンにシューズやウェアをぎゅうぎゅうづめにし、そのすきまに子どもと「きく」を積め込む。
 どんなにしんどくなってもかまってもらえないことを学習してしまった子どもらは、絶対に病気にならない。
 平日にしんどくなっても、「学校の保健室で寝とき」と言って、学校に放り込まれる。「おれら、病気になったら、こんな目にあうんやぞー」と、学校のみんなに自慢(?)していた。

 唯一うちの子がしんどくなってもいい日。それは出張販売の予定の入っていない週末。そんな日は、一年に二、三回しかなかった。
 でも、そんな時に限って、母ちゃんまでしんどくなってしまう。小さい時から甘えられるスキがもらえへん子やったね。

 しんどい時はゆっくり休みや。看病はしてやれへんけど、きくちゃんがしっかり癒してくれるよ。(安眠のジャマしているようにしか見えへんけど・・・。それは、錯覚です!)

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2008年10月11日(土)

イケメン整体師  [家族]

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 私には、専属の整体師がいる。
 夜、11時半ごろ、二階の私の部屋に訪れる。
 「パオパオ、マッサージしょうか。」

 息子の廉が、きくを引き連れてやってくる。
 まず、きくが私のふとんの上でひとあばれ。
 そのあと、世間話(?)をしながら、イケメン整体師・廉のマッサージ。私はふろ上りの缶ビールでベロベロ。(少しのアルコールでベロベロになります。安上がり!)
 廉の学校での話やテレビの話、私の好きなヤクルト(スワローズ)の話。しかし、半分夢の中。時々、まったく話のかみ合わない返事をしていることがある。
 廉は、マッサージの腕を上げている。私のツボを全部知っている。これがあるから、私の足腰が持っているようなものだ。

 私と廉ときくとのゆんたく。
 こんな夢のような時間も、いつまで続くのかな。

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2008年10月09日(木)

絵しりとり [家族]

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 真剣に授業に取り組んでいない中学生がいる。
 授業中に、3人で絵のしりとりをしてまわしている。そのうちの一人は、うちの真樹。
 どうか、このブログを真樹の中学の先生が見ていませんように・・・。

 真樹は、小学校は学年一人。学級は、1年上の4人か1年下1人のどちらかといっしょの複式学級だった。少人数学級のいいところは、落ちこぼれようがないところだ。
 今は40人近いクラスが7組まで。学年250人の中の一人になってしまった。成績がちょっとずつちょっとずつ落ちていっているようだ。
 心配した母親が、家庭教師の先生に来てもらうことにした。も一つ勉強の仕方が分かっていなさそうな兄・廉もひっくるめてみてもらおうと思って。

 この案を、廉は受け入れ、真樹は反発。
 廉は、一応お勉強の世界で自分を生かしていこうと思っているのかな。真樹は、そんな気持ちはさらさらなさそう。
 今、家庭教師の先生は二人分の時間を廉に使っている。(廉はちょっとフラフラ状態。)

 「勉強ばっかりしてたら、アホになる。」
 これが私の持論である。真樹もこれを友だちにいいふらまわして、みんなからうらまやしがられている。
 本当は、「勉強だけでなく、いろんなことを自分の目で見て感じて幅広くたくましく育って欲しい。」と言う意味でゆってるつもりなんやけど・・・。まっ、いいか!

 そんな私の優柔不断な態度に、ヨメさんはブチ切れ。
 「私が子どもらのこと考えて、いろいろ手をつくしてんのに、アンタがみんなブチこわすー!」
 すんません。そんな気は全然ないんやけど、結果的にはそうなってんのかなあ。
 ただ、真樹は、勉強のことに一生懸命になってるかあちゃんを見て、「らしくない!」ととまどっていることは確かみたいよ。

 今日も、体育祭の話になった時、真樹、ええことゆうとったがな。
 「黄色の応援パフォの中に、ものすごく足の遅い人がいやはったんやけどなあ、リーダーの○○君えらいんやでー。最後、あの子について退場門までいっしょに走ってはったし。」
 「ああ、見てた見てた。あの子も一生懸命走ってたやん。そら、かっこいい男の子にいっしょに走ってもろたらがんばるわ。」
 その子は、9組(育成学級)の女の子。この3月まで小学生で、うちの近所の子なので、きくの散歩の時よく顔をあわせた。

 こんなことに気づき、それを家で話せる子は、お勉強のようできる子よりえらいと思うんやけど・・・。
 「甲斐ない、甲斐ない」ばっかりゆうたらんとき、なあかあちゃん!

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2008年09月25日(木)

京都市幼児・児童・生徒作品展、姉妹都市交歓作品展 [家族]

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 昨日、ヨメさんと京都市美術館に行った。
 真樹の作品が展示がされているらしい。

 岡崎グランドの地下駐車場に車を入れ、美術館に入った。美術館はいくつもの部屋に分かれており、「院展」を初めいろいろな展覧会が開かれていた。
 「京都市幼児・児童・生徒作品展」は、2階北側のスペースで展示されていた。
 入ってすぐは、小1の絵。そこからだんだん学年が上がり、途中に書道。

 一番奥のあたりに工芸作品があった。
 真樹の作品は、植木鉢。見つけて、わらってしまった。「これ、きくちゃうん。」
 「困った時のきく頼み」やねえ。そういや、夏休みの宿題の人権ポスターにもきく入れとったな。
 かわいくていいんやけど、せめて鼻のまわり黒しといてほしかったな。そしたら、もっときくらしくなったのに。
 まあ、あいきょうがあってよろしい。

 全体を見て思ったこと。
 この子はこの絵を描くとき、楽しかったかな。そう思いながら一枚一枚の絵を見てみたが、残念ながらその思いが伝わってくる絵は極端に少なかった。
 言葉は悪いが、「描かされている絵」が多いように思った。
 先生、子どものいいとこちゃんと見てる? しっかり、ほめてる?

 私は教師としては失格だったと思うが、子どもの絵をほめるのはうまかったと思う。専門的なことはよう分からんかったので、ちょっとのすきをつき、何でもかんでもほめていた。
 「えっ、ぼく、なんでほめてもらえんの。」とあぜんとしていた子もいた。(それを見るのもおもしろく・・・。)

 先生らー。いろいろたいへんやと思うけど、子どもたちが楽しめること考えてー。図工や美術が好きな子は、けっこうおもしろい子が多いよ。
 

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困った時のきく頼み、「きくのまたのぞき」

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