パオパオだより

2008年02月02日(土)

紫野高校マラソン大会コース試走 [家族]

 高1の息子・廉とは、小学生のとき、親子ペアレースで何回も優勝や入賞をさせてもらった。
 親も子も、それぞれ二流ランナーなのに(単独では入賞は無理)、二人で息を合わせて走るとすごいパワーが湧き出てくる。今思い出しても、あの爆発的なスピードがどこから出てきたのか不思議である。
 中学生になると、同じレースに申し込み並走することも多かった。
 ところが、三年前の四月、息子が中2になってすぐの山崎さつきマラソン5kmで、折り返しまで並走するも3km付近で置いていかれてしまった。それからは、息子には勝てなくなり、並走することもできなくなった。(こんな近くでわが子の成長を見られるとは、なんて幸せ者でしょう。)

 
 2月19日に高校のマラソン大会があり、30位以内に入ると表彰されるそうである。
 「チャンス!」
 サッカー部では目立たない存在だが、長距離を走らせたらそこそこいけるはず。なにせ、中学卒業までは、「うちの宣伝になるから」としょっちゅうレースに出さされていたから。
 使われるコースも、鴨川の北大路橋スタートゴールということで、家からもそう遠くはないので、一度二人で試走することにした。(3年ぶりの、並走!)
 男子は、本番は、北大路橋・西賀茂橋・丸太町橋・北大路橋を一周半するらしい。(左まわり・約18km)
 とりあえず、最後の半周は省略して、一周12kmを試走することにした。コースの状態を確かめながら、1時間くらいかけてゆっくり走るつもりだった。
 結果は57分48秒。だいたいキロ4分50秒ペース。私自身はこれ以上速いペースは無理だが、息子は余裕だった。汗もほとんどかいていない。
 息子は、11月にハーフマラソンを1時間31分で完走している。これはキロ4分20秒ペース。18kmに当てはめると、1時間18分。
 最後の北側の半周は6kmより短いので、目標は1時間15分切りか?!
 これを達成したら、30位以内は間違いない。

 古い話だが、私もいなかの小さな中学から大きな高校に入り、まったく目立つことがなかった。体育の長距離走の練習ではいつもクラス一番だったが、「マラソン大会の日は、クラブ入っているやつが本気だしよるしな・・・」と友達から聞かされていた。
 結果は、10クラス200人以上の男子の中で10位入賞。
 初めて、担任の先生(体育)にみんなの前でほめてもらった。ちなみに、クラブに入っていない男子の中では学年1位だった。

 「廉よ、がんばらんでいいから、しっかり走れ。地球の上を、楽しんで走ってみ。」

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2007.11.23「坊っちゃん一緒にらんランRUN」

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