パオパオだより

2008年01月21日(月)

ブルガリアへの手紙 [学校]

 私が中学生の時、3年間担任をしていただいた中古賀公隆先生が、現在ブルガリアに住んでおられる。

 去年3月、向日市のご自宅で、一時帰国されていた先生と、約30年ぶりの再会をはたした。30年の間にいろんな事があったはずなのに、二人ともそれほど変わっておらず、ごく普通に話ができたのがうれしかつた。

 その時18歳だったミケねこのちびちゃんが、去年10月4日に死んでしまった(19歳)。  10月中旬、先生からの国際電話でそのことを知った。ちびちゃんは、先生の娘さん(ご結婚され、現在名古屋在住)がひろってきて、その後、先生の息子さんご一家が世話をされていた。
 3月におじゃました時、ネコ好きな私は、ちびちゃんの写真をとらせてもらっていた。その写真がほしいと言われたので、年賀状といっしょに送ることにした。
 それだけではちょっとさびしいので、石垣市のわんわんクラブのカレンダーと、私が去年読んだ本の中で一番印象に残っている「あなたは戦争で死ねますか」も入れておいた。

 郵便局で、中身の内容とおよその価格を書かされた。「英語で書いてください。」と言われ、困った。bookとphotoは思い出したが、カレンダーってどうやったっけ。(すんません、中古賀先生。・・・先生に教えていただいた英語は、全然身についていません。)
中身の合計は、2000円くらいの値打ち。送料は、2085円。送料の方が高かった。
 今年5月予定の中古賀先生クラス会(1970年度卒業)、実現に向けて努力します、という手紙をそえて発送した。 ( 先生は、ビザ更新の関係で、一年に一回帰国されています。)

 ちゃんと届いてくれたらいいんやけど・・・。(届かないことも、けっこうあるそうです。)

画像(180x135)・拡大画像(640x480)

2007.3.12 中古賀先生宅で

 
  ーーブルガリアへの手紙ーー

 中古賀先生

 おかわりありませんか。
 今年のブルガリアの冬は、どうですか。

 こちらもやっと冬らしくなり、おととい(1/17)は一日中雪がチラホラしていました。北の山はまっ白で、きっと別所はたくさんつもっていると思います。

 住所がわかっている同級生に、年賀状を出しました。
 その中に、「5月に中古賀先生のクラス会をします。ぜひ、参加してください。」と書いておきました。
 (中略)
 クラス会は、5月18日、場所は「とり幸」さんの線で話をすすめます。
 年賀状が出せてない人数も多いのですが、何らかの手がかりをさぐり、連絡をとっていこうと思っています。

 さきおととい(1/16)、ヨメさんとふたりでドキュメンタリー映画「ひめゆり」を見てきました。
 ひめゆり学徒隊の生存者22人の証言を、ナレーションや音楽をいれずつなぎ合わせた映画でした。
 100時間以上の証言を2時間10分にまとめたものでしたが、全然長く感じませんでした。自分自身がもともと年配の方の話を聞くのが好きなのと、17年前に亡くなった私の母とひめゆり学徒隊の方たちの境遇が似ていたことが、集中して見ることができた理由かもしれません。
 
 (中略)

 戦争を体験した人たちが、次々と亡くなられていきます。直接お話を聞く機会がどんどん少なくなっていきます。
 私も含め、戦争体験者を親にもつ世代には、何ができるのだろう。最低限、自分が親から教えてもらったことを、また自分の子に伝えなければ。
 でも、どういうふうに?

 「ひめゆり」は、私にとっては、もっともっと見たい映画でした。100時間以上の証言も全部見せてほしいです。
 一昨年5月に、滋賀の「沖縄館」で高間悦子さんからいろいろな話を聞いてから、「もうこれ以上、沖縄の人たちをだましたり裏切ったりしたらあかんで」という思いがずっと続いています。
 うちの子にも見てもらいたい映画やけど、予備知識なしに見ても、「かわいそうやったなあ」で終わってしまうかも・・・。
 映画を見に行ったら必ず、「何の映画見たん?」と聞いてくれるので、せめてその時、自分が感じたことを話しています。
 いつの日か、「そういや、沖縄戦とかひめゆりとかにこだわってたなあ」と思い出してくれたらいいんやけど・・・。
 つなぐことのむずかしさを痛感します。自分がよかれと思っても、決して強制にならないように。

 最近気づいたのですが、自分のやることの遅さ。
 これは、わざとですね。自分のやりたいことをすぐにやってしまうともったいない。ゆっくりゆっくり楽しんでやっている。
 今回のクラス会の件も、一昨年10月、林幸博君に会った時に、「やろか」と言ったのが始まりです。
 あれから、もう1年3か月。それでも、5月まで、まだ4か月もある。
 ほんまに長いこと楽しませてくれよんなあ。

 お気楽に、こんなことをやってられるのも、全部養ってくれているヨメさんのおかげです。感謝、感謝。
 先生も、ブルガリアまでついて来てくれはった奥さんに、感謝、感謝ですね。

 それでは、またお手紙か電話入れます。
 5月まで、体調管理をよろしく。

                 '08.1.19
                          藤井廣司
 
 
 

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