2008年01月27日(日)
第18回くみやまマラソン [ランニング・出張販売]
今年2回目の出張販売は、家から1時間以内の近場。
かなり冷え込んで、朝から雪。
レースが始まるころには雪もやんだが、木津川沿いのコースは、寒さに弱い人にはこたえると思う。
「くみやまマラソン」と言えば・・・
7年前、出張販売ではなく、純粋にレースに出るために参加した。息子の廉が、小3の時である。目的はただひとつ、親子ペアの部優勝ねらいである。
その前年、和歌山の大会で、ぶっちぎりの初優勝を飾っていた。あの感激をもう一度という思いで、スタートラインに立った。
スタートすると、さすがに京都はレベルが高い。ポーンと飛び出したつもりが、すぐ後ろに何組もついてきた。1.5kmコースの残り200mくらいまで、後ろにビタっとくいさがってきた親子がいた。足音どころか、親が子をしかっている(?)内容まで聞き取れた。
ゴール前のL字型の部分に入る手前で、「廉、行くで!」の合図とともに、猛スパート。そしてそのままなだれこむように、ゴール。後ろでは、なにやらうなる2位の親の声が・・・。
会心の勝利だった。最後の200mは、いったい何秒で走ったのだろう。今思い出しても、神がかり的なスピードだったと思う。
後でわかったことだが、2位の子は、「優勝したら、TVゲームのええやつ買うたる。」と親に言われていたらしい。うちは、優勝しても、「よう、がんばったな。」でおしまい。
あの時、廉はどんな気持ちやったんかなー・・・。
さあ、今日は、さらぴんシューズ「ゲルヌーサトライ」のデビュー戦である。
来週の「やまねこマラソン」では、目立つかっこうをしようと、うちにある一番ハデなシューズをもらった。レースの前に少しはきならしておきたかったが、ずっと雪ばっかりで、とうとう今日になってしまった。
ずっとスカイセンサー系のフラットソールのシューズばかりはいていたので、ターサー系のシューズは不安だった。
くみやまマラソンのコースの特徴は、何と言っても木津川大橋の往復である。
国道1号線でもあるこの橋は、日曜日でもすごい交通量だ。その柵のない歩道を、すぐ横を通る車を気にしながら走るのである。行きは大混雑、帰りはすいているがこっちの足がフラフラ。小学生はこの橋は通らないが、それにしても走路員が少なすぎるように思う。
参加者が増えているらしく、事故が起こらないか心配だ。
10kmの結果は、44分32秒。117人中、24位。
「ゲルヌーサトライ」は、まったく問題がなかった。むしろ、今まではいていたシューズより、具合がよかったかも。
ゴールして、ヨメさんに、「ショーズ、全然問題なかったわ。」と言うと、「あんたは、何はいてもそう言ってるやん。」と言い返された。 「そうやったかなあ。」
「それより、あんたが走ってる間、子どもがいっぱい来てむちゃくちゃしていったんやから。もう、たいへんやったんやで。」 「すんません。」(好き勝手なことばっかりして・・・。)
後かたづけをしている時、「大阪国際女子マラソン」が気になって、携帯のテレビをつけてみた。
「福士が、後続を40秒以上離しています。大会新記録もねらえる驚異のハイペースです。」テレビは、10km付近の様子を映していた。
「よっしゃ!」
福士が、大集団の中で優勝だけをねらうレースをしたらガッカリやでと思っていたので、この時点で大満足。福士がねらうべきは、このレースの1位ではなく、まったく新しいトレーニング法の実証であったはず。
後かたづけが一段落して、もう一度テレビをつけた時、すでに終盤の33km付近。
「あきらかに、福士のぺースが落ちています。」
「えー、まだ、9kmもあるでー。」
その後も、チラチラテレビを見ながら後かたづけ。テレビは、次々と後続ランナーに抜かれていく福士の姿を映し出していた。
「家に帰ったら、この福士のレースをしっかり分析しよう。」
二流市民ランナーにも、評論させて!
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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