2020年12月09日(水)
「VIDEOPHOBIA」 [映画]
◎シネマトゥデイより
■見どころ
大阪のコリアンタウンを舞台にしたスリラー。ある男性との情事を映したと思われる映像の流出を知った女性が、精神的に追い込まれていく。監督は『大和(カリフォルニア)』などの宮崎大祐。『クシナ』などの廣田朋菜、『ひかりをあててしぼる』などの忍成修吾、『ジムノペディに乱れる』などの芦那すみれのほか、梅田誠弘、サヘル・ローズらが出演する。
■あらすじ
東京で女優を目指していたものの、故郷である大阪のコリアンタウンに戻ってきた29歳の愛(廣田朋菜)。女優になることをどうしても諦め切れずにアルバイトをしながら演技のワークショップに通う中、クラブで出会った男と一夜だけの関係を持つ。それから数日が経ち、愛は男との情事を捉えているように思える動画がインターネットにアップされていることに気づく。以降、同様の映像が投稿されて拡散し、次第に愛の精神は変調をきたしていく。
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いつ以来か分からないくらい久しぶりの映画。
私が映画を選ぶ時の基準。
1.行ける映画館
2.行ける時間
3.映画の内容
この基準で行くと、
沖縄に行ったときの桜坂劇場。
那覇空港から名護に行く間の時間。
そこで見られる映画からチョイス。
ということになる。
ところが今年の6月から沖縄に行っていない。だから映画とは疎遠に。
今日は地下鉄・九条駅近くに用事があり、そのついでに「新・京都みなみ会館」に行くことにした。新しくなってからは初めてということになる。
用事が済む午前11時以降で、よさそうな映画は・・・。
「VIDEOPHOBIA」ねえ。
知ってるのは忍成修吾くらいだが、なんか私には合いそう。
水曜は以前はレディスデーで女性のみ1100円だった。しかし、今はだれでも1100円になったみたい。(私はシニアなので、いつでも1100円。)
と言うのに、観客は私を入れて5名。1上映で5500円しか入らないのはきついねえ。「新・京都みなみ会館」、だいじょうぶか。
映画は白黒。
「なんでやねん!」と思ったが、見ているうちにそれが自然な感じになった。
内容は衝撃的と言えるかな。
「わたしが、増殖する――」の意味が分からなかったのだが、「ああ、そういうことか」とちょっと納得した。
忍成修吾が秀逸。詐欺師的なあやしい役をやらせたら天下一品、その右に出る者はいないと言っていい。まあ、見てください。
一つだけ引っ掛かったのは、舞台が大阪鶴橋で、主人公の本名が朴さん。そうする必要性が理解できなかった。なにかそれらが映画の飾りのような扱いで、私はそこに引っ掛かる。
まだまだ続くと思って見ていたら、突然終わってしまった。それが残念。
「続きは自分で考えよ」ということでしょうか。
やっぱり映画はええわ。
私が見る映画はいつも観客席がスキスキ。コロナの心配はない。
また見に行こっと。
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バイト先から、「健康診断を受けるように」と言われた。去年までは私ら管理代行は除かれていたのに、今年から変わったのだそうだ。
会場は、地下鉄・九条駅近くの京都テルサ。うちからは遠く、交通費もかなりかかる。でも会社からの指示だから、従うしかない。
乗り継ぎがうまくいき、家から40分くらいで到着。
9時半開始で、事務の方から「おそ目に行った方がすいてますよ」と言われていたのだが9時半過ぎについてしまった。
案の定混みごみ。「早く着いて、早く済ませてしまいたい」という気持ちはみな同じなんですね。
レントゲンの列に並んでいると、「藤井さん」と声をかけてくる人あり。寮2で料理長をされていたKさん。今は移動で滋賀の寮に行っておられる。
私は大きなマスクをして突っ立っていたのに、よくわかっていただけたものだ。
Kさんはすごく優しい方で、寮2におられた期間は短かったがいい印象しか残っていない。そのあともまわるとこまわるとこでKさんといっしょになり、ちょこちょこお話ができて退屈さが紛れてよかった。
血圧測定では、1回目が177−98。やり直しの2回目が175-103。あかんやん。
けっきょくすべて終わったのが10時40分。1時間以上かかったことになる。
ああ、お疲れさん。
そこから歩いて「京都みなみ会館」へ。
見る予定の映画は11時45分から。映画が終わって家に帰るのが2時過ぎになるので、コンビニでパンを買っておいた。
映画館の方に「パン、食べてもいいですか」とお聞きすると、「今は食事はお断りしています。外のべンチでお願いします」と言われた。そらそうや、このご時世やから。
今日もポカポカ日和だったのでよかった。
しばらく外のベンチのところにいたあと、やっと中へ。
上映5分前に入場。
上映時間が1時間半くらいだったのでもつかなあと思っていたが、やっぱりダメ。1時間後にトイレへ。
おしゃれすぎて、どこにあるのかが分からないトイレ。
中には、お札が。
「令和コロナ退治」と書いてあった。
前の「京都みなみ会館」に比べると、すごく明るくなった。
映画が終わって出てきたときの「うしろめたーい」感じが感じられなくなった。それは、ええのか悪いのか。
帰りも地下鉄・九条駅まで歩いて、そこから地下鉄と京都バスで帰る。前とちがって駐車場がないから、そうして来るしかないね。
「今日は9日、『9の日平和ラン』をする日や。」
早く帰って、遅い昼ごはんを食べて、走りに行かなくては。
帰りも乗り継ぎはうまくいったのだが、映画館からは50分以上かかった。まあそれくらいは仕方ないか。
またおもしろそうな映画があれば、見に来ることにしよう。
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2020年09月29日(火)
「私たちが生まれた島 OKINAWA2018」 [映画]
◎シネマトゥディより
私たちが生まれた島〜OKINAWA2018〜 (2019)
2020年9月4日公開 141分
■見どころ
沖縄で生まれ育った若者たちが、基地問題と向かい合う姿を描いたドキュメンタリー。辺野古新基地建設問題に揺れる沖縄で、アメリカ軍の基地に囲まれて成長した若い世代が新たなアプローチで基地問題に取り組む。『増田 進 患者さんと生きる』などで組んできた双子の兄弟・都鳥拓也(撮影・編集)と都鳥伸也(監督)が制作した。
■あらすじ
2019年、沖縄で辺野古新基地建設の賛否を問う県民投票が行われ、反対票が過半数を占めた。その裏には沖縄県民投票のために奔走した元山仁士郎さんや、3人の子供を育てながら読谷村議選挙に立候補した城間真弓さんらの奮闘があった。一方、かつて太平洋戦争で激戦地となった伊江島の高校生・中川友希さんは、沖縄の過去を直視しようとする。
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上映期間がわずか7日間(9/25〜10/1)。
行く日を決めておかないと、見逃してしまう。
私は昨日行ってきました。
上映開始時刻が午前9時30分。
四条烏丸の「京都シネマ」は車で行けないので、バスと地下鉄の乗り継ぎを調べておかないとけっこう時間がかかる。
朝起きて、いつものお茶漬けサラサラ。
乗る予定のバスにも乗り遅れず、予定通り早めに「京都シネマ」に到着。
すると、なんと「9時20分から開場」の表示。廊下にはたくさんの人が並んでおられた。
「京都シネマ」もネット予約が始まり、「ひょっとして、当日は入れへんかったりして・・・」と心配になったがガラガラだった(80名収容のホールに20名ほど)。
コロナ対策だと思うのだが、入場前に席が指定できた。映画の途中でトイレに行かなくてはならない私は、当然出入り口に近い一番端を指定。ところが、入って気がついた。
「出入り口から一番遠い端を取ってしもたー。」
時すでに遅し。
案の定、上映開始1時間もしないうちにトイレへ。
それで済むかと思ったら大まちがい。この映画は141分。2時間たったあたりでまたしんぼうできなくなりトイレへ。もうこれ以上人の前をウロウロするのははばかられたので、そこであきらめ帰ることにした。だから、最後の20分は見ていません。トホホ・・・。
そんなことより、映画の内容。
うちの娘・真樹は、京都の高校を卒業後、沖縄県名護市の名桜大学へ。大学を卒業して3年半が過ぎるのだが、もう京都に戻ってくるという選択肢はないらしい。
現時点で、京都18年半、沖縄7年半。いずれ、この年数は逆転する。
沖縄は真樹が生まれた島ではないが、真樹が死ぬまで住み続ける島になるのかもしれない。私が沖縄のことを考えるときは、いつもそれが頭の中にある。
「どうか、真樹が米軍関連の事件事故に巻きこまれませんように」と願っている。
それは、現状を放置したままではかなえられないこと。沖縄では悲しい歴史がずっと繰り返されている。
「あたりまえ」、「あきらめ」のほうに傾きかけていた心を揺さぶっただけでも、この映画に出てくる人たちはえらい。
この映画の中に、私が何回も走ったところが出てくるだけでもうれしい。元山仁士郎さんのハンスト現場にも激励に行ったし。
「フジイさんは、ほんとに沖縄が好きなんだねー」と、沖縄の知り合いによく言ってもらえる。沖縄の人の前で「沖縄が好き」と言ったことはないのだが、用事もないのにたびたび訪れているのでそう思ってくださるようだ。なんでか理由はよくわからんのですけど、小さい時からずっと沖縄が好き。そういう気持ちがあるだけで、すぐに察してもらって、仲間のように受け入れてもらえる。これはありがたい。
「沖縄の暑さなんて、京都の蒸し暑さに比べたらなんちゅうこともない」とか言っただけで、ニコッとしてもらえる。
山育ちで海には恐怖しか感じないのだが、全然逃げない魚たちとプカプカ浮いていたら、「このまま死んでもええかー」とか思ったこともある。
そんな憧れの土地に住む人たちを長年悲しませるようなことは、なんとしても改善していかなくては。
そもそも沖縄に米軍基地が集中したのは、本土にあった米軍基地関連の事件事故によって反対運動が高まり、それでこそっと沖縄に移したかららしい。それはどう考えてもあかんやろ。明らかな「沖縄差別」。
元山さんが、問題解決のために「できることからやりましょう」と言ってられた。
時々沖縄のマラソンを走りに行き、娘に会ってくる私にできるのは、元山さんのような人を応援することくらいかな。
毎年6月の「沖縄慰霊の日」と12月の「沖縄100Kウルトラマラソン」では、「平和・憲法九条」ののぼりを背負って走っているけど、それも少しは応援になっているかも。
それにしても今年の「沖縄100K」、あるんでしょうかないんでしょうか・・・。
※京都シネマでの上映は10月1日まで。どなたか見て来られたら、最後の20分がどんなんか教えてください。私は漏らしそうになって、見てないんで・・・。
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【今日のみー】
今日、私は寮1の17時間バイト。
夜12時前に家に帰ると、みーちゃんが私のイスのおざぶを温めていた。
「藤吉郎、手柄じゃ。」
みーちゃんがどいた後のおざぶは、ほんわり暖かかった。
私はきくちゃんにも好かれているけど、みーちゃんもかー。
もてるわー。
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2020年04月11日(土)
「もみの家」 [映画]
「〔もみ〕というのは、脱穀前の稲の実のことで、まだ固い殻を被った米のことなんです。家族も、我々も、時間をかけて、その固い殻を破る手助けをするんです。」
緒形直人演じる〔もみの家〕主宰者・泰利の台詞より
◇ ◇ ◇
ずっと、「樅の木」の「もみ」を探していた。いつ出てくんにゃろうと思いながら。
映画の最後の緒方直人のセリフで「ズッ!」
「もみって、お米のもみのことやったんかー。」
京都シネマの会員更新の時期。これは行っとかないと。
四条堀川に、6時間まで900円というコインパーキングが見つかったので車で。そこから四条烏丸の京都シネマまでは、歩いて10分ほど。
昨年2月に亡くなられた佐々木すみ江さんが出ておられる映画なので見に行った。新聞の映画評で「主人公の16歳のあやかが、佐々木すみ江さんが演じる地元の老婆に声をかけられて号泣する場面がいい」みたいなことが書いてあった。
その場面を期待しながら見ていたら、序盤でいきなり。「えっ、このあとどうしたらいいの」状態になってしまった。
いい映画だとは思うが、エグイ映画が好きな私には合わない。文部省推薦で、学校から団体鑑賞に行くような映画。
ハラハラドキドキ、「それはあかんやろう」という場面がまったくない。
まあ前回が「ボーダー 二つの世界」というエグイ映画やったから、今回はこれでよかったのかな。たまには安心して見られる映画も見ないと、つかれるー。
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大林宜彦監督が亡くなられた。
「一番好きな映画は?」と聞かれたら、「日本の映画なら『さびしんぼう』やね」と答える。
◇ ◇ ◇
『さびしんぼう』という言葉は、大林監督の造語である。広島弁で腕白小僧、悪ガキを意味する"がんぼう"に対する女の子の呼び名がないので『さびしんぼう』というのを考えたという。子供の頃から使っている言葉で、8mmにもシナリオにも『さびしんぼう』を題名にしたのが何本かある。"がんぼう"が女の子を思うと"さびしんぼう"になる。"さびしんぼう"は両性具有のコンセプトで、人を愛することは淋しいことだという大林の感性が育んだ造語なのである。大林は「ぼくの映画は全部"さびしんぼう"という題をつけてもいいと話している。(ウィキペディアより)
◇ ◇ ◇
「さびしんぼう」は1985年の作品なので、私が30歳の時。もう結婚していた。なんで「さびしんぼう」にひかれてしまったのか、謎。
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【RUN】
映画を見終わり、堀川高校前のコインパーキングへ。
そこで着替えてランニングスタート。
四条堀川から四条通を西へ西へと。
千本四条のハデなパチンコ屋さんの前で1km。
6分半のいいペース
西院交差点手前の?山寺前で2km。
京都ファミリー前で3km。
日新電機前で4km。
三菱側の桜は、まだ少し咲いていた。
フレンドマート前で5km、32分46秒。
ここで折り返すかとも思ったが、もう少しで桂川に出るので行ってみることにした。
松尾橋で5.8km。
上流に進んで6km、39分20秒。
せっかくなんで、ここで記念写真。
帰りの西院交差点で10km、1時間05分26秒(32分39秒)。
スタート地点に到着、12.08km、1時間19分11秒。
しっかり走りました。
「映画+ランニング」がうまい具合にできた。
ただし、ふだんきれいな空気しか吸ってない私には四条通の排気ガスはこたえた。裏通りをよって走った方がよさそう。
次に走るなら、もっといいコースを考えよう。
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【今日のきく】
オバサンに全体重をかけるきくちゃん。
あまえているんだかなんだか・・・。
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2020年01月20日(月)
「パラサイト 半地下の家族」 [映画]
◎映画.comより
(解説)
「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」「スノーピアサー」の監督ポン・ジュノと主演ソン・ガンホが4度目のタッグを組み、2019年・第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルムドールを受賞した作品。
キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ家庭教師の面接を受けに行くことに。そして妹ギジョンも、兄に続いて豪邸に足を踏み入れる。
正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速していく……。
共演に「最後まで行く」のイ・ソンギュン、「後宮の秘密」のチョ・ヨジョン、「新感染 ファイナル・エクスプレス」のチェ・ウシク。
2019年製作/132分/PG12/韓国
原題:Parasite
配給:ビターズ・エンド
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今日は一日ゆっくり。
真樹が休みならいろいろなことができたのだが、一人ではつまらん。
真樹が「ハコニワ」のバイトに行っている間、車を借りて映画を見に行くことにした。
今あんまり興味深い映画がない。強いて選ぶとすれば、新聞の映画評がよかった「パラサイト」か。那覇おもろまちのシネマQでしかやってなかったので、高速を使って行くことにした。
真樹を「ハコニワ」に送って戻ってきたのがちょうど10時。許田ICまで15分。そこから西原ICまで35分。高速を出たところがいつも渋滞するのだが、今日はスイスイ行けて10分。ちょうど1時間で到着。
11時35分始まりだったのであせったが、余裕たっぷり。早めのお昼を食べる時間もあった。
ラーメンを食べて、シニア料金(1100円)で入館。私が選んだ映画の中ではお客様が多かった。ということは、逆に期待薄となるかもしれない。
おもしろいと言えばおもしろいのか?
でも、わたし的には「これはない」。
ただずっと「におい」がキーになっていて、最後にそれが・・・。(言えねえ言えねえ。)
そこが映画らしい映画であったとも言える。
そういう映画でした。
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2ひきで寝ることは少ないと思っていたが、このごろは寒いのかよく引っ付いて寝ている。
真樹を「ハコニワ」に送って、私は那覇へ。
サンエー那覇メインプレイス内のシネマQへ。
平日なので、人は少ない。
思ったより早く着いたので、フードコートでラーメン(500円)。
まあまあおいしかった。
「パラサイト 半地下の家族」で一番印象に残ったシーンは、豪邸の庭で、半地下家族のお母さんがハンマ―を投げるところ。このお母さんは、若かりし頃、ハンマー投げのチャンピオンだったようだ。
夜は節約でコンビニ弁当。
真樹が買ってあったインスタントみそ汁の最後の一個をもらった。買うて返さなあかん。
夜の11時すぎに買い物ラン。
「かねひで」は12時までやっている。
往復2.4kmのラン。
たまごも買ったので、帰りはヒヤヒヤものだった。
真樹がバイトから帰ってくるのを、はんぺんと共に待つ。
深夜12時半ころ、真樹は帰宅。
半額になった「かにかま巻きずし」などを食べながら、最後のゆんたく。
犬とちがって、ネコちゃんは人間の食べているものを欲しがったりはしない。
かしこいねえ。
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2019年07月26日(金)
「アフリカの光」 [映画]
◎映画.comより
■作品データ
製作年 1975年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 95分
■解説
北国の漁港を舞台に、“アフリカの光”を求めてさまよう二人の若者の青春像を描いた丸山健二の同名小説の映画化。脚本は「無宿〈やどなし〉」の中島丈博、監督は「櫛の火」の神代辰巳、撮影も同作の姫田真佐久がそれぞれ担当。
■ストーリー
空は重く、暗い、北の果ての港町。順と勝弘の二人は人人の視線を意識しながら、寒そうに肩をすぼめて歩いていた。二人が行きたいのはアフリカの海だった。なぜアフリカの海でなくてはならないのか、本当は二人にも分らない。この計画の全てが曖昧だった。しかし、二人がこの計画に熱中しているのは紛れもない事実だった。春になればマグロ漁船が帰って来る。それに乗ればアフリカに行けるはずである。二人はそれまでの生活費を稼ぐ...
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好き嫌いがはっきり分かれる映画。
私は大好き、ヨメさんダダ疲れ。
マニアックぽく見えるのに意外と普通なヨメさん。普通に見えるのに意外と全身ヘンタイと言うべき私。そのため、なかなか二人の話が合わない。
ショーケンはデビューの時から好きやった。私が12歳のころ。その時ヨメさんは6歳やから、好きもなにもないわなあ。
ショーケンの代表作と言われている「傷だらけの天使」は、私のテレビなし時代(18〜19歳)のことなのでまったく知らない。
この映画は、その翌年に公開されたもの。ヨメさんの話によると、グダグダさかげんが「傷だらけの天使」に似ているらしい。
ショーケンは上手に使ったげたら、ええ俳優やったのに。人生後半はもひとつやったね。惜しいねー。
ショーケンと田中邦衛がベタベタとひっつく場面が延々と続いた。
どこまで続くねんという感じだったが、私はそんなんも好き。
マグロ遠洋漁業の漁師の妻役の絵沢萌子さんがすごくよかった。
これは、私ら二人の意見が一致。
なんか、うちのヨメさんに似てるんですよねー。
「アフリカの光」の中の役では、もっともっと似てたんですけどねえ・・・。
私の青春時代でもあるこの時代の映画はおもしろい。
また機会があれば、ほかの映画も見てみたい。
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2019年07月05日(金)
「凪待ち」 [映画]
◎シネマトゥデイより
「凪待ち」 (2019)
2019年6月28日公開 124分
■見どころ
『凶悪』『彼女がその名を知らない鳥たち』などの白石和彌監督がメガホンを取ったヒューマンドラマ。パートナーの女性の故郷で再出発を図ろうとする主人公を、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』シリーズや『クソ野郎と美しき世界』などの香取慎吾が演じる。脚本を『クライマーズ・ハイ』『天地明察』などの加藤正人が担当する。
■あらすじ
木野本郁男(香取慎吾)はギャンブルをやめ、恋人の亜弓(西田尚美)と亜弓の娘の美波(恒松祐里)と共に亜弓の故郷である宮城県の石巻に移住し、印刷会社で働き始める。ある日、亜弓とけんかした美波が家に帰らず、亜弓はパニックになる。亜弓を落ち着かせようとした郁男は亜弓に激しく非難され、彼女を突き放してしまう。その夜、亜弓が殺される。
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今日は真樹とお出かけ。
映画を見ようということになって、いろいろ調べた結果「凪待ち」に決定。
車でbivi二条へ。
慎吾ちゃんが、どうしようもないろくでなしの役をやっているという程度しか知らなかった映画。
ほんまに、ほんまに・・・。
映画が終わった時、私も真樹も無言。いや、室内全体が無言だった。
しばらくして真樹が口を開いた。
「恐ろしかったなあ。ギャンブルは絶対あかんな。香取慎吾のギャンブルが、いったいいつ終わるんやろうと思いながら見てたわ。」
「ほんまやな。この映画は学校で見せるべきやなあ。やめられへんギャンブルの恐ろしさが、ようよう分かるもんなあ。」
慎吾ちゃん、「どうしようもないろくでなし」よかったでー。
あれなら役者として食っていけるでー。
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