パオパオだより

2017年07月15日(土)

静かな生活 [雑感]

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 いなかの我が家は静か。
 両隣は、昼間は人がいるが夜間は無人。裏に父もお世話になっている老健ホームがあるが、こちらも静か。

 うちにいて一番大きな音は、家の前を流れる川の音。川向に国道477号が通っているが、夜はほとんど通る車はない。

 窓を開けていると寒い(川からの冷気)ので全部締め切って寝た。ぐっすり寝て、起きたのは7時半ごろ。
 「きょうのわんこ、見やんなん」と思って、テレビがないことに気付く。

 私の部屋の窓を開けると、すぐ下にびわの木。

 「ヨメさんに、びわの葉っぱと実を持って行ったろー。」

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 ゴミ出しの曜日を忘れたので、ゴミ出し場所までお散歩。
 これがちゃんと歩けない。
 ブランクがあってもすぐに走れるようになるのに、歩くほうがむずかしい。走るのは、もう体内リズムのようなものが確立できていてそれをすぐに呼び出せる。
 それに対して、近くでもすぐ車で行ったりするので歩くのが苦手。なーんか変ですね。

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 お昼前、みき江姉とターコ姉が訪ねてきた。
 みき江姉は父のお見舞いに来たらしい。

 「こうじが11年前にPTAだよりに書いてたおじいさんの戦争の時の話なあ、ちょっとまとめて使わせてもらおうと思ってんねん。本人の了解を得なあかんし、使っていいか聞きに来てん。」
 「プロの文筆家はつらいね。どうぞどうぞ、つこてやー。」
 「11年前の文と今書いてる文と比べたら、やっぱりだいぶ変わってきてるな。」
 「そやろ、成長してるやろ。」

 みき江姉は呆れていた。横で話を聞いていたターコ姉はもっと呆れていたかも。

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 ターコ姉が「私も見たい」と言うので、11号まで出したPTAだよりを全部持って行った。(姉夫婦の家まで、うちから200m。)
 今ごろ、「なんじゃー、このPTAだより! こうじのやりたい放題やんかー」とか思って読んでいるでしょうね。

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 お昼は、家から持ってきたラーメン。
 具になるものを買って行こうと思っていたが、一人分の具ちゅうのはむずかしい。けっきょく、具なしラーメン。

 こちらに来てみると、たりないものがけっこうあった。
 しゃもじ、台所用スポンジ、しょうゆ、単3電池など。
 びわの葉っぱも持って行きたかったので、峠を越えて一度下界へ降りることにした。

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 店にいるものと思い直行すると、バイトさんのみ。
 家に帰ると、ヨメさんは試験勉強中。
 きくちゃんはうれしそうに出てきてくれた。

 「きくちゃん、こわないん? 前やったら、しばらく会わんと恐がって逃げ回ってたのになあ。」
 「暑すぎて、それどころやないみたい。」

 私も暑すぎて、ヨメさんにびわの葉っぱを渡し、要るものをちゃいちゃいとつかんで早々に引き上げた。びわの葉はよろこんでもらえたようでよかった。

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 町内にある野菜の販売機で、割れトマト(200円)ときゅうり(100円)を購入。
 それを持って、またいなかへ。

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 明日は京都走ろう会例会に行くつもり。
 朝寝坊できないので、時計の電池も買ってきた。
 退寮した寮生にもらった電波掛時計。T君、ありがとね。今も役に立ってるよー。

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 こんなええ環境の中にいるんやし、今日も走らな。
 昨日は南向いて花背峠往復8kmやったし、今日は北向いて大布施・八桝往復10kmやな。

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 スタートして300mで兄夫婦と父の家。
 ちょうど前の畑に兄がいたので声をかけた。

 それから20分以上も話し込んでしまった。
 兄は私と正反対で超真面目。別所の将来を考えて、何か打つ手がないかとあれやこれや考えてくれている。協力できることは精一杯したいという気はあるが、なんせ末っ子は力なしなもんで・・・。

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 うちの山がある滝谷口。
 「樹木葬ってええなあ」と思っていたが、うちの山には樹木がいっぱい。ここに灰まいてもらおかー。
 ただし、夏はマムシと蜂で大変やし、冬は雪で来れへんし、「死にどきは、春か秋ですなあ」と勝手に思っとっても、誰もまいてくれんか。

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 家から2.5kmくらいのところに、犬の訓練所。私の一つ下の喜代春君がやっている。
 今日もたくさんのワンちゃんが吠えまくっていた。それでも、周りに家がないところなので全然だいじょうぶ。犬も人もストレスがなくていいね。

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 大布施のドン付き、開花橋で4.5kmほど。
 広河原向きにあと500m走ろう。

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 そうそう、駐在所のワンちゃん見やな。

 「あれっ? 駐在所だよりに載ってた写真見たらコーギーに見えたのに、ちゃうやん。由緒正しき雑種犬やん。ああうれしー。」

 「いろはちゃーん」と呼んだら、私が恐いようで吠えて吠えて吠えて・・・。

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 消防の駐在所を超えたところで5kmになりそう。

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 おお、かわいいワンちゃんとこでちょうど5km。27分36秒。5分半ペース。
 ここで折り返し。

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 開花橋から京北側を望む。

 この先の温度計を見ると28℃。もう6時半だというのにこの暑さ。

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 上り坂をふうふう言いながら、やっと別所へ。
 北の一番かかりのおうちは木村さんち。
 いましたー、クーちゃん。

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 「クーちゃん、ごめんな。今日はさわったりでけへんにゃわ。ほんまにごめんな。」
 「事情があんにゃったら、しやーないがな」と聞き分けのあるクーちゃんでした。

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 兄はもう畑仕事を終えて、家に入ったようだ。

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 帰りの5kmは、31分13秒。6分15秒ペース。

 後ろ姿ジャンプ自撮りに挑戦したが、あまりうまくは行かなかった。ちょっとは浮いているはずですが・・・。

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 ダウンジョグで花背山の家まで。
 入り口近くに大きなねむの木があるんですね。今まで気付きませんでした。

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 今日の夕食は、制限食用に買っておいたやきとり缶詰。あとは煮豆とトマト・きゅうり、それときゅうりのどぼ漬け。まあまあ安上り。

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 夜8時で、気温25℃、湿度67%はきつい。
 別所としてはあり得へんような気候。
 でも、街中に比べたらずっとまし。今日も安眠できそう。

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2017年07月07日(金)

別所の自慢 [雑感]

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◎毎日新聞7月7日朝刊・キョウトスコープ

   祇園祭のチマキザサ 危機

 コンコンチキチン、コンチキチン−−。7月に入り祇園祭が始まると京都は祭り一色。山鉾(やまほこ)巡行を前にした宵山(よいやま)宵々山では子供たちが「チマキいりませんかーっ」とかわいらしい声をからす。これまでおなじみの光景で、今年も来年も再来年もずっと続くと私たちは信じて疑わないが、実はその裏側で重大な変化が起きているという。しかもそれは祭りに限らず、京料理や和菓子など伝統文化全般にかかわってくるというから深刻だ。はたして何が起きているのか?【榊原雅晴】

   京大・東口さん「祭りの持続 」を懸念

 祇園祭の厄よけチマキなどに使うササは長らく京都市左京区の花脊(はなせ)別所町や大原百井町などの森林で採集されてきた。農家の軒先で天日干しされ、100枚ずつ束にして上賀茂・深泥池(みぞろがいけ)付近の農家に出荷。そこで乾燥したササをお湯に浸して戻し、稲ワラを包んでい草で結び、厄よけチマキとして山鉾町に納められた。農家にとっては大事な副業であり、1世帯当たり年100万円ほどの貴重な収入源になっていたという。

 だが供給源となっていた洛北の山林で2004年から07年にかけササが一斉に花を咲かせ、枯れるという異変が起きた。ササの一斉開花・枯れ死自体は数十年に一度は起きる自然現象で、従来なら10年ほどで回復するはず。ところが今回はシカが新芽を食べる食害が追い打ちをかけた。人間の背丈ほどのササが茂っていたところの多くが、今も地面がむき出した状態。祇園祭で使われるササは今では長野や青森など他県産などに置き換わってしまったのだ。

 ことは祭りに限らない。京都で毎年消費されるササは約1000万枚と推定されるが、うち祭りでの使用は約200万枚。残りは京料理を飾ったり、生麩(ふ)や和菓子の材料に広く利用されてきた。洛北のササは香りが良く、葉裏に毛がなく加工しやすいことから上物とされ、江戸時代の地誌「雍州府志(ようしゅうふし)」は「他産地のものは使用に耐えない」としている。京都の伝統文化を支える重要な脇役だったのだ。

 この危機に市民グループなどから再生運動の機運が広がっている。2013年には産地や山鉾町、大学、行政の関係者や市民が加わった「チマキザサ再生委員会」が発足。花脊で採集されたササを鉾町の小学校で育ててもらう里親制度の推進や、シカ防止柵の設置などを進めている。

 子供のころから南観音山で囃子(はやし)方を続け、現在、京都大農学研究科博士課程で「チマキザサの持続的利用」を研究している委員会メンバーの東口涼(ひがしぐちりょう)さん(28)は「今の状況が続けば過疎や高齢化が進む産地でササの採集・加工の技術が失われてしまう」と懸念。「ササだけでなく、祇園祭に必要な松やワラなどの植物資源も京都で賄うのが難しくなっている。よそから持ってくればよいという考えで、祭りを持続的に守っていけるだろうか。ササ葉1枚の値段は3、4円。厄よけチマキは一つ1000円とか500円で売っている。受益者である鉾町の人びとが適切な負担をし、産地を支える仕組みを考えるべきだ」と訴えている。

〔京都版〕
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 私のふるさと京都市左京区花背別所町は、京都市内に住んでいる方でも知らない方が多い。そんな人には、「鞍馬から北に行き、峠を越えたところです」と言うとだいたい分かってもらえる。

 ただし、それは「花背」としての認識で「別所」としては認識されていないことが多い。 
 私も含め、別所の住人は自分が「花背」の住人という認識がない。別所の住人にとっての「花背」は、花背大布施町、花背八桝町、花背原地町の総称で、「花背別所町」はその名の通り別の所である。
 前者三町で一つの小中学校区(八桝小学校・花背第二中学校)になっており、別所町は単独で小中学校区(別所小学校・花背第一中学校)になっていた。これだけでも別所町が別の所だったことが理解できる。(別所から一番近い花背大布施町まで5kmある。)

 左京区の花背峠以北は、旧小学校区ごとに別所(別所小)・花背(八桝小)・広河原(堰源小)・久多(久多小)の4地区に分けるのが普通である。

 まあそれはいいとして・・・。
 別所の自慢は、京都市内なのにスキー場があったこと。私が小さい時は、スキー場の雪が見えなくなるくらいたくさんのお客様が来られたこともある。これは私の小さい時からの自慢だった。ただ、その名前が「花背スキー場」というのが気に食わんかった。「別所スキー場やろが」といつも思ってましたけど・・・。
 そんなスキー場も、だいぶ前に閉鎖されてしまいました。

 でも、もう一つ自慢できるものがあることを忘れていた。
 「別所の笹」。

 26年前に亡くなった私のおかちゃんも、「笹取り」にはすごくこだわっていた。胃がんの手術のあと一旦退院した時、父と一緒に一度だけ笹取りに行った。その思い出を胸に旅立って行った。
 「笹取りなんか行かんかったら、もうちょっと長生きできたのに」という人もいる。でも、私はおかちゃんがしたかったことをさせてあげて本当によかったと思っている。

 「道喜のちまき」とかゆうてありがたがっているけど、ちまきの笹は京都の山奥の別所で取ってるんですよ。

 私の七夕のお願いは、「別所がなくなりませんように」です。

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【今日のきく】

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 今日は寮2(出町)17時間。
 朝出て行くときのきくちゃん。
 階段の下の板間で、まったく動きません。

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【今日の制限食】

(朝食)
 きゅうりの塩もみでお茶漬け。

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(昼食)
 昆布の何とかとみそ汁アウト。たまごも胆のう炎にはあかんのやけど、そんなことゆうてたら食べるもんがない。これで何とかしのいだ。

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(夕食)
 私の大好きなちらし寿司、アウト中のアウト。昆布だしでごはんを炊かれるということで、ごはんももらえない。
 仕方ないのでコンビニへ。
 いろいろ調べて、チンジャオロース丼(498円)、しっとりカステラ(216円)、シュガーマーガリンスナック(90円)、カルピスソーダ(129円)。全部で933円(税込)になってしまった。痛い!

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2017年06月29日(木)

脳みそ沸騰 [雑感]

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千本二条上ル

 「藤井さんみたいに体を鍛えてる人は暑さに強いように見えるけど、脳みそ沸騰してますよ。脳みそは鍛えられへんからね。」
 「えっ?」

 今日は寮1(二条)17時間。
 朝、パソコンで食材発注するために管理人室に来られた料理長のSさんが、そう私に言われた。沖縄に行ったことは話していないのによく知っておられた。

 「しゃべりのおばちゃんから、みんな聞いたでー。写真も見せてもろたわ。Tシャツ半ズボンで、旗担いで走ってたがな。病気に負けんとがんばってはりますやん。普通は気力が衰えてしもて、何にもでけへんようになる人が多いちゅうのに。」
 「いやいやいや。仕事もせんと遊びちゃちゃくってるって、ヨメさんにめちゃくちゃ怒られてますねん。」
 「手術のちょっとあとに、そこまでできる人はなかなかいませんよ。ようがんばらはったと思いますけどね。」
 「そう言ってもらえるとうれしいです。自分で自分を励まそうと思って・・・。これがボクのリハビリですわ。」
 「また沖縄行かはるんでしょ。」
 「あかんてー、当分は。ヨメさん恐いちゅうねん。」
 「またまたー。」

 それにしても、「脳みそ沸騰」とはよく言ったもんだ。
 今まで何回も暑い沖縄を走ったから、私の脳みそは沸騰してしもて使いもんにならんちゅうことやね。最近ボケがきついのはそのせいやったんか・・・。

 「体は鍛えられども脳みそは無理」てか。

※「しゃべりのおばちゃん」とは管理代行仲間のK.Mさんのこと。

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【今日の制限食】

 今日は朝6時すぎから夜11時すぎまでの仕事なので、三食とも寮で。

(朝食)
 豚肉と野菜の中華炒め、オニオンスープ。
 このほかにさんま甘露煮があったがこれはダメ。

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(昼食)
 朝の残り物なので、基本朝と同じ。
 ごはんがなくなったのか、パンだった。
 ジャムが心配だったが、増粘安定剤は入っていないみたい。

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(夕食)
 夏野菜カレー、サラダ、マンゴー。
 カレーはだいじょうぶ。サラダはツナサラダだったのでアウトだったが、S料理長が「藤井さん用のサラダ用意しとくわ」と言ってお豆さんのサラダになった。
 ありがとうございます。安心してゆっくりと食べられました。

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 おとといの寮2の料理長さんもそうだったが、食事制限の私にすごく親切。 
 「何でも聞いてや、何でもゆうてや」と言ってくださる。

 これで、今日も家から用意してきた缶詰などを食べずにすんだ。
 最初は「食べるもんないしどうしょ」と不安だらけだったが、なんとかなりそうですね。ほんまにありがたい、ありがたい。

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【今日のきく】

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 今日はアクシデントがあり、家に帰ったのは夜12時すぎ。
 きくも一番雨のきつい時、ヨメさんに散歩に連れて行ってもらったようだ。それでだいぶ疲れたみたい。

 私がふろから上がると、バスマットに転がっていた。
 私もきくもヨメさんもみんなお疲れ。

 「お互い、たいへんやねー。」

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※今日は休み時間をうまく使って、中途半端になっていた沖縄ブログがだいぶ書けた。
 よかったら見てください。

 6月22日 ポケットWifi忘れたー

       ダブルブッキング

 6月23日 一人沖縄平和ラン・2017

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2017年05月24日(水)

末っ子はビビりんちょ [雑感]

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◎ごはん部とらなびさんの「弟の日」より(一部抜粋)

   弟君たちの性質 
         末っ子の「弟」

あまえんぼうです。特に異性の兄姉、姉がいる場合はその傾向が強くなります。

しかもこの甘えん坊はただ甘えるのではなく異性に対する甘え上手なため、とてもモテます。タラシです。

基本的に甘やかされて育つため、自分の興味のあることしかしません。(これが長じて、才能が開花することもあります)

世の中のお姉さん方(特に長女)、気を付けましょう。
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 今日は寮1(二条)17時間。
 あと3日で手術から1カ月。もうすぐ激しい運動をしてもいいんですよね。
 (「もうしとるんちゃうんかい!」とのツッコミ、ありがとうございます。)

 5月4日、退院の日のおもしろかったことを思い出した。
 入院前に五百田達成さんの「きょうだい型」の本を読んでいたので、顔を合わせる看護師さんたちの「きょうだい型」を勝手に予想して楽しんでいた。
 9日間の入院で、お世話していただいた看護師さんは10人以上おられた気がする。その中で強く印象に残っているのは4名。4名ともお若い方だった。

 Aさん 一番最初に来られた方。若いのに落ち着きが感じられる。
 Bさん 声やしぐさがかわいい。仕事仲間からもかわいがられている。
 Cさん 例の「楽ですか」発言の方。仕事はしっかり。 
 Dさん 最も話しやすそうな方。しかし私には話しかけて来られなかった。

 この4名が印象に残ったのは、「きょうだいしまい型」の4つのタイプが全部そろっているのではないかと思ったから。

 Aさん 長子
 Bさん 末っ子
 Cさん 一人っ子
 Dさん 中間子

 退院するまでにそれを確かめたいと思っていたが、なんせ末っ子はビビりんちょなもんで・・・。自分の娘くらいの歳の子にも上手に話せませんのやわ。

 退院の日、たまたま朝の検診に来られたのがDさん。もう、この人に聞くしかないと決心し・・・。

 「すいません、きょうだい型教えてもらえませんか。」
 「えっ?」
 「あのー、きょうだいの何番目とかゆうの。ちょっと興味がありまして・・・。」

 今まで一切私語を交わしていない患者から、いきなりこれでは「えっ?」になりますね。

 「私は3人姉妹の真ん中です。」
 「やったー、当たったー!」
 「どうして分かったんですか。」
 「きょうだい型の研究している人が本を出されていて、その部分を過大評価したらあかんと思うんですけど、けっこう当たってるなあと思うところもあってね。
 中間子は調整型で、どんな人とも合わせるように努力するって書いてありました。看護師さん(Dさん)を見ていたら、そんなところがあるなあと思って。」
 「えっ、そうなんですか。ほかにはどんなことが書いてありました?」
 「中間子は、他人の評価を気にするんですって。きょうだいの真ん中で注目されることが少なかったから、ずっと褒めてもらいたい、評価してもらいたいという思いがあるみたいですよ。」
 「そうなんですか・・・。」

 このあと、Dさんのほうから姉との関係、妹との関係の話が続いて行った。その本も読んでみたいとまでおっしゃったので、「立ち読みで十分です」と答えておいた。
 Dさんは同室の患者さんとはすごくしゃべっておられた方なので、私が何にもしゃべらないのを不思議に思っておられたのかも。退院の日に、今までしゃべったこともない看護師さんと話し込んでしまい・・・。

 さて、この話のオチ。
 「藤井さんの血圧、上が178です!」
 「わっ、私の人生最高値です。」

 退院日だというのに、末っ子のビビりんちょはこんなことくらいで血圧がぐーんと上がってしまうんでしょうか。一番しゃべりやすいDさんでこれやから、かわいいかわいい(と思われる)Bさんとしゃべったら血圧200超えかー。ああ体に悪い!
 

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【今日のきく】

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 朝6時前、私が家を出ていくときのきく。
 これは私をブロックしてるんじゃなくて、やさしく見送ってくれているんですよね。

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 いや、そうでもないか。
 この目つきだと・・・。

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2017年05月17日(水)

老化か? [雑感]

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 今日は寮1(二条)17時間。

 朝、シューちゃんに会えると思っていたのに会えなかった。
 6時45分ころ、非常階段のカギを開けに行くと、下の道にシューちゃんと飼い主さん。南のほうから戻ってくるところだった。上から「シューちゃん!」と呼びかけたかったところだが、このしわがれ声ではねえ・・・。残念!

 シューちゃんの飼い主さん(女性)は、いつも大きなビニール袋を持って散歩しておられる。○ンコ袋にしては大きすぎひんかと思っていたら、今日やっと分かった。散歩中にゴミを拾ってられた。えらいわ。そんな人に飼われているから、シューちゃんは犬柄もよく長生きなんですね。うちのきくもそう言われたいなあ。

 このごろずっと体がだるい。何もしていないのに疲れている。朝起きた時からスッキリしていない。
 これが手術の影響ならまだいいのだが、手術をきっかけに一挙に老け込んだような気がしてならない。

 頭がぼけてきたのはしょうがないとしても、手術前までは走る方は健在。この歳になっても、まだ毎年5km20分は切っていたし、フルも3時間40分で走れたらそんなに「老人」でもない。
 でも今はとても無理なような気がする。おもろない。ワクワク感が全然ない。

 毎日薬を飲み続け、ほどほどに生きていく余生ってどうなんでしょうね。バーンと爆発する方がおもしろいような・・・。爆発してみたいねえ。
 ぜいたくでしょうか。

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 ヤクルト・由規投手、2083日ぶりの巨人戦勝利。
 苦労人大松選手、フェンス最上段に当たる2点2塁打。もうちょいでホームラン。

 今日はこれでいいや。
 老けんようにきーつけよーっと。

 ちょっと寝て、明日また朝が早い。
 シャキンと起きられたらなあ・・・。

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【今日のきく】

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 ペロペロペロ・・・。
 ちょっとしか残ってへんなあ。

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 ペロペロペロ・・・。
 舌、長いやろー。

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2017年05月15日(月)

沖縄復帰・葵祭・あんも [雑感]

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◎琉球新報5月14日

   沖縄の負担度、本土の209倍

 15日で沖縄が日本に復帰して45年の節目を迎える。復帰を機に、米軍基地の負担から解放されると多くの県民は期待したが、今もなお広大な米軍基地が横たわり続けている。米軍に起因する事件・事故も後を絶たず、何人もの県民が尊厳や命を奪われてきた。一方、復帰後沖縄に駐屯し始めた自衛隊は近年「島嶼(とうしょ)防衛」を理由に存在感を高めている。政府は多くの県民の民意を無視し、名護市辺野古への新基地建設も強行した。「基地なき島」を望んだ県民の思いとは裏腹に沖縄は、国防の最前線としての負担を強いられ続けている。

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 県内の米軍基地の面積は2017年1月時点で1万8822ヘクタール。復帰時の2万8660ヘクタールから約34%の返還にとどまる。返還面積の最大は昨年末(16年12月)の北部訓練場の過半(約4千ヘクタール)。一度に返された面積としては最大で、これが全体の返還面積を一気に押し上げた。

 日米両政府は、これらの数字を引用し「沖縄の負担軽減」とアピールする。しかしもともと県内の米軍基地の多くは県民から「銃剣とブルドーザー」で無理やり奪い取った土地だ。さらに多くの基地の返還は代替施設の建設(移設)や既存基地の統合・機能強化がセットになっている。返還面積の数字ほどの負担軽減感があるとは言い難い。

 東村と国頭村にまたがる米軍北部訓練場には、昨年末の過半返還の条件として、新たにヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)が東村高江の集落を囲む形で6カ所建設された。一方、伊江島補助飛行場では、強襲揚陸艦の甲板を模した着陸帯「LHDデッキ」の拡張工事が進み、海兵隊ステルス戦闘機F35と垂直離着陸輸送機オスプレイの離着陸訓練という負担が加わる。国土面積のわずか0・6%である沖縄に在日米軍専用施設の7割超が集中し、過度に負担を強いる構図は変わっていない。

 人口当たりの米軍負担率も本土とは桁違いの高さだ。日本に駐留する米兵数を人口千人当たりで割った場合、本土在住者は米兵0・086人を負担しているが、沖縄は県民千人当たり17・99人を負担し、負担率は約209倍となる。

 米軍の日々の訓練も県民の暮らしを脅かし続けている。午後10時以降の夜間飛行の常態化や嘉手納基地への外来機飛来、パラシュート降下訓練やつり下げ訓練があり、部品落下事故や流弾事故も相次いでいる。米軍が「運用上の必要性」を盾に、わが物顔で沖縄の陸、空、海を動き回る状況は、復帰後45年を経ても改善されていない。
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※また新聞記事のコピーですけど、すごく分かりやすいのでぜひ読んでくださいね。
 

 病院の診察室前のロビーでテレビを見ていた。
 NHKの「あさイチ」。

 「なんで南沙織の残念な息子が出てるんやろう」と不思議だった。私の高校生時代、アイドルと言えば天地真理と南沙織。そんなに人気があったのに、息子はちと残念な印象。
 しばらく見ていてやっと分かった。「ばあちゃんが、ばあちゃんが」と何度も言っていたのは、南沙織のお母さんのこと。
 正直、南沙織の息子にはいい印象はなかったが、まあ一生懸命沖縄の基地問題をレポートしていた。がんばれ!

 今まで何度も書いたがもう一度。
 「東京に米軍基地を!」

 普天間の代替地は東京に。それが唯一の解決策だ。
 受益者負担の原則で、人口が最も多い東京に、米軍基地の恩恵も被害も受け入れていただきましょう。

 私は国政選挙の一票の格差是正に反対。都会の人に選ばれた議員だらけになったら、米軍基地も原発も絶対に都会に設置されることはない。しわよせはすべていなかに。

 「米軍基地・原発を東京に誘致する会」ってないのかな。
 あれば、ぜひ会員になりたいと思う。

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 今日5月15日は葵祭。
 上賀茂神社まで走って見に行こうかなと思ったが、その元気はなかった。

 上賀茂小学校教師時代、一度だけ子どもたちを連れて見に行ったことがある。30年近く前のこと。
 今は授業を勝手に変更して、教師一人で40人の子どもらを連れて行くことなど不可能なんでしょうね。
 ああ、なつかしい。

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2011年4月14日

 あんもが死んで、今日で6年。
 もうじき地獄であんもに会えるかなあと思ってたのに、先延ばしになったわ。

 もうちょい待っててね。

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【今日のきく】

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 夕方のお散歩。
 久しぶりにかわいいきくの写真が撮れた。

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 今日の夜もバス停まで、オバサンお迎え。

 しっぽフリフリというより、おけつブリブリ。
 ものすごくうれしそうにしていたので、オバサンに行くと思ったら・・・。
 後ろにいた女子高生にアタック。女子高生はめっちゃビビッていた。
 オバサン平謝り。

 「きくちゃん、アンタにはオッサンが入っとるんか。ええかげんにしいや!」

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