パオパオだより

2016年09月05日(月)

「スクール・オブ・ナーシング」 [映画]

画像(189x267)

◎シネマトゥデイより

■解説

看護師養成機関で学ぶ若者たちが、命の現場で体験する葛藤や成長を描くヒューマンドラマ。母を亡くして看護師を志すようになったヒロインが実習で患者と触れ合う様子を中心に、看護を学ぶ学生たちが悩み、もがくさまを映す。監督は、『シェリー』などの助監督を務めてきた足立内仁章。『校歌の卒業式』でデビューを果たした桐島ココがヒロインに抜てきされ、大和田健介、佐伯日菜子、吹石一恵、榎木孝明らが出演。熊本と鹿児島で撮影された自然豊かな風景や、看護の教育現場の現実に迫った物語が見どころ。

■あらすじ

幼少期に母親が他界した木津川あかね(桐島ココ)は、“地球防衛軍”になる夢を抱く丹羽幸助(大和田健介)やシングルマザーの寺田玲子(佐伯日菜子)らと熊本県人吉市の看護師養成機関で学んでいた。その後あかねは、病院での実習で死期が迫っている古村明(榎木孝明)を担当する。古村は素直なあかねと打ち解けていくが、彼女のある一言をきっかけに心を閉ざしてしまい……。
--------------------------------------------------------------------------------

画像(226x223)

 昨日のハーフ激走と長距離運転のダメージは、想定以上に大きかった。朝、立てないくらいの腰痛。今日は元々バイトを休みにしていたのだが、全然動けないのでそれはいい判断だった。

 何もする気が起こらない。こんな時は映画です。
 私の映画の選び方。それは内容よりも映画館。
 1.京都みなみ会館
 2.桜坂劇場(沖縄・那覇)
 3.京都シネマ
 この3つで全体の8割を超える。

 今日は「桜坂」は無理なので、「みなみ会館」と「京都シネマ」をチェック。
 みなみ会館で、知らん新人「桐島ココ、大和田健介」が主演の映画があった。 こういうのはたいていおもしろい。これに決定。

画像(320x180)・拡大画像(640x360)

(左から)木村知幸さん、佐伯日菜子さん(この写真は別の映画館のもの)

 会場には、居酒屋をリストラされ看護実習生となった栗原役の木村知幸さんが来られていた。地元京都出身の方のようだ。
 また、シングルマザー寺田役の佐伯日菜子さん・・・。どこかで見た顔だと思っていたら、元Jリーガー奥大介さんと離婚した本物のシングルマザーでした。(奥大介さんは離婚後、宮古島で事故死されたのでよく覚えています。)佐伯さんに京都に来てもらいたかったですね・・・。

画像(259x194)

 あと、お坊さん役で出ておられた真柴幸平さん。ガードマンのY隊長そっくりやし。九州弁もおんなじで、わろてしもた。

画像(320x246)・拡大画像(500x385)

 60歳を「還暦」とはうまくいったもんだと思う。50代で死んだら気の毒だと思うが、60過ぎたらもうええやんと思ってしまう。ほとんどの人がそう思っているみたいで、私が「病気のダブルパンチです」と言うと、「そうかー」と嬉しそうにされる方が多い。
 うちのヨメさんに至っては、「いつ死んでもええけど、スパッとな」と懇願する。分かった分かった、スパッとやな。日々心がけとかなあかんな。

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2016年07月30日(土)

「FAKE」 [映画]

画像(228x320)・拡大画像(400x560)

◎シネマトゥデイより

チェック:『「A」』『A2』などの森達也によるおよそ15年振りの単独監督作で、2014年のゴーストライター騒動で話題になった佐村河内守を追ったドキュメンタリー。聴覚障害を抱えながらゲーム音楽などを手掛け称賛されるも、ゴーストライターによる楽曲を自作として発表していた佐村河内の素顔に肉薄する。世間を騒がせた男に密着した森監督が、本作を通じて訴えたいことは何なのか期待が高まる。

ストーリー:2014年、聴覚障害を抱えながら「鬼武者」などのゲーム音楽や「交響曲第1番“HIROSHIMA”」といった作品により「現代のベートーベン」と呼ばれた佐村河内守が、実は耳は聞こえており、作品はゴーストライターの作曲だったと報道される。騒然とする状況で、自宅での撮影に応じた佐村河内は……。
--------------------------------------------------------------------------------

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

 「明日の予定は?」と、昨日の夜、真樹に聞いてみた。 
 「なんにもない。」
 「ほんなら、映画でも見に行くか。」
 「いいのんやってる?」
 「いや、そら調べな分からん。」

 今日の朝調べてみると、四条烏丸の京都シネマで「FAKE」が上映されている。車で行くと駐車場代が高くて大変だが、5時間1400円という格安のところが見つかった。
 12時30分始まりだったので、真樹がそこそこの時間に起きてくるかどうかだけが問題だった。久しぶりの京都の家なので、ゆっくり寝かせてやりたいし・・・。

 今か今かと待っていたのだが、真樹が起きたのは11時。
 「真樹、すぐ出かけられるか?」
 もちろん真樹は何も食べていないので、食事時間を含めてあと1時間半。

 11時20分自宅出発。
 これはどう考えても食事時間が取れないと思ったが、道はスイスイ。初めて行くコインパーキングもすぐ見つかり、京都シネマがある「COCON烏丸」の地下レストラン街に入ったのは11時50分。
 「食事時間、確保!」

 地下レストラン街では一番入りやすそうな「麹」さん。真樹は「オムライスランチ(770円+税)」、私は「本日の魚ランチ(820円+税)」。注文後さっと出てきたので、ゆったりと食べることができた。

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

 さて、映画のほうは・・・。
 私はなかなか良かったと思ったのだが、真樹はどうだったでしょう。

 「誰にも言わないでください 衝撃のラスト 12分間」とあったので、佐村河内さんは実は奥さんに操られていたんかいなと思ってましたわー。それやったらほんまに「超衝撃」ですけど、ちゃいました。

 「森達也さんはうまい!」と、ところどころに感じるところがあった。それがこの映画の見どころかも。

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

 京都シネマのお隣に雑貨屋さんがあった。
 8月23日の真樹の誕生日にはちょっと早いが、そこで誕生日プレゼントを買った。今真樹が世話をしているらしいネコちゃんそっくりのネコバッジ。ほんまによう似てました。

画像(240x320)・拡大画像(480x640)

「さぶろう!」

 

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2016年05月12日(木)

2015年度に見た映画のまとめ [映画]

画像(290x320)

「ホワイトゴッド」

 去年ガードマンのバイトを始めてから、映画を見に行く回数が減った。それでも沖縄に行くたびに映画も見に行き、1年間で10本以上は見た。ただ、このブログに映画評を書くヒマがなかった(「映画評」と言うほどたいそうなものではありませんが・・・)。

 4月 「ジヌよさらば〜かむろば村へ〜」 桜坂劇場(沖縄)
 5月 「華氏451」 京都みなみ会館
 5月 「神々のたそがれ」 京都みなみ会館
 5月 「傷だらけのふたり」 京都みなみ会館
 6月 「あん」 シネマQ(沖縄)
 9月 「セシウムと少女」 京都みなみ会館
 9月 「お盆の弟」 京都みなみ会館
11月 「海のふた」 桜坂劇場(沖縄)
11月 「エール!」 桜坂劇場(沖縄)
12月 「草原の実験」 京都みなみ会館
12月 「犬に名前をつける日」 京都シネマ
 1月 「ホワイトゴッド」 シネマパレット(沖縄)
 2月 「人魚に会える日」 桜坂劇場(沖縄)
 3月 「猫なんかよんでもこない」 池袋シネマ・ロサ(東京)

 この4月も、沖縄のサザンプレックスで「僕だけがいない街」を見た。2月の「人魚に会える日」に続き、真樹といっしょに。せめて真樹といっしょに見た映画だけでも記事にしたかったなあ・・・。

 今日、久しぶりに京都みなみ会館へ。「大地を受け継ぐ」、「花、香る歌」の2本を見てきたのだが、また映画評を書く時間がありませんねえ。

画像(226x320)
画像(229x320)
画像(229x320)
画像(226x320)
画像(226x320)
画像(228x320)
画像(226x320)
画像(226x320)
画像(226x320)
画像(228x320)
画像(223x320)
画像(228x320)
画像(228x320)
画像(226x320)

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2016年01月22日(金)

「ホワイト・ゴッド」 -初のシニア割引- [映画]

画像(226x320)・拡大画像(452x640)

◎映画ナタリー 2015年11月17日(火)19時30分配信

   犬たちの反乱描く「ホワイト・ゴッド」監督が語るハンガリーのペット事情

 「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」監督のコーネル・ムンドルッツォが、ハンガリーのペット事情と撮影の裏側について語ったコメントが到着した。

 本作は雑種犬の飼い主に重税を課す法律が施行されたある街を舞台に、野性に目覚めた犬たちの反乱を描く物語。2014年のカンヌ国際映画祭である視点部門のグランプリを受賞し、主人公の少女の飼い犬を2匹1役で演じたルークとボディは、優秀な演技を披露した犬に贈られるパルムドッグ賞に輝いた。

 ムンドルッツォの母国であるハンガリーでは国民の約70%がペットを買っており、ムンドルッツォ自身も犬に囲まれて育ったという。「ハンガリーでは人間と同じ額の電車賃を払えば、犬もケージに入らず普通に電車に乗れるんだ。室内で飼うのが普通だし、カフェに犬を連れて入るのは日常だね。それからペットショップで犬や猫を売っていることはほとんどなくて、ブリーダーから買う。だからかわいいからといって子犬を衝動買いすることもないし、ブリーダーのところに何回か通って犬との相性を確認したり、飼い主としての心構えを学ぶことができるんだ」と話すムンドルッツォ。

 撮影については「出演した約250匹のほとんどが保護施設から来た犬で、彼らすべてに名前を付け、4カ月の準備期間にはトレーナー約50名が家族のように一緒に過ごしながら訓練したんだ。現場のスケジュールはすべて犬あわせ。犬には決して苦痛を与えないように、撮影そのものが遊びと感じられるように細心の注意を払い、犬たちのコンディションを最優先した」と明かす。ちなみに、保護施設から来たすべての犬たちに里親が見つかったが、彼らはもらわれた先でも本作撮影時に付けられた名前で呼ばれているそうだ。

画像(320x177)・拡大画像(640x355)

-------------------------------------------------------------------------------

 最近、沖縄と映画がセットになっている。
 バイトに行く日が多くなったため、休みの日が少なくなり、何でもかんでもまとめてしまう癖がついた。沖縄に行くときは沖縄の映画館を調べて、時間を調節して見られるようにしている。(ただし、見た映画評をこのブログに書くヒマがなく、スルーしてしまっている。)

 今回は、私のお気に入りの「桜坂劇場」で見たい映画がなく困っていた。他の映画館は名護に行く途中では寄りにくそうやしと思っていたところ、県庁前にいいところがありました。「パレットくもじ」9Fの「シネマパレット」。

 うまい具合に、前から見たいと思っていた「ホワイト・ゴッド」がいい時間帯にあるじゃないですか。それに、すっかり忘れていたが私は60歳。初のシニア割引適用で1100円。

画像(300x163)

 前に新聞の映画評で見て、詳しくは書いてはなかったのだが、犬がぎょうさん出てくるというだけで見たくなった。その時に載せられていたのが上の画像。映画の内容が分からんでも、ゾクゾクしますやん。


 映画館は京都シネマよりは広かった。ところが、始まる間近まで私一人。
 「完全貸し切りかい!」とうれしくなったが、気がつけばプラス2人。それでも、カンヌで賞を取った作品やのに3人か―。

 私の映画評は、中身についてほとんど書かない。感じ方は人それぞれですから。
 でも、この映画はしびれた―。(毎回そんなことを書いているような気がするが・・・。)
 今までこういう映画を撮りたかった人はたくさんいたと思うが、CGではない生身の犬は難しくて無理だったのだろう。ほんま、ようやらはったと思う。

 泣く映画ではないと思うが、私は泣けてきた。
 もうこの先二度と撮れない映画だと思う。
 必見!

画像(320x142)・拡大画像(640x284)

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2015年12月11日(金)

「犬に名前をつける日」 [映画]

画像(223x320)・拡大画像(447x640)

◎シネマトゥデイより

 映画『かもめ食堂』などの小林聡美が主演を務めたドキュメンタリードラマ『犬に名前をつける日』が10月31日より全国順次公開される。2010年秋、愛犬のゴールデンレトリバーを重い病気で亡くした『すべては海になる』の山田あかね監督が、先輩映画監督に促されて「犬の命」をテーマにした映画を撮ろうと思ったことが、この映画の始まりだ。

 それから動物愛護センターから犬や猫を救い出している人たちや、東日本大震災で置き去りにされた動物を保護している人たちの活動を4年にわたって追い掛け、200時間を超える映像を撮りためた山田監督。それらの映像から福島の原発20キロ圏内から救い出された犬むっちゃんに焦点を絞ったドキュメンタリー「むっちゃんの幸せ」が生まれ、小林はむっちゃんの声を担当したことがきっかけで、山田監督が準備を進めていた本作にも主演することになった。

 そうして完成した『犬に名前をつける日』は、200時間を超えるドキュメンタリー映像に取材する側=久野かなみ(小林聡美)を主人公としたドラマを加えたドキュメンタリードラマに。ドキュメンタリーとドラマを融合させることで、犬と猫の命の現場でゆれる取材者の気持ちをリアルに描き出すことに成功している。

 「ギリギリの命を全力で助ける人たちの情熱と行動力を目の当たりにして、私はただ圧倒されるばかりでした」と振り返った小林は、「そうして助けられた犬たちは、私たち人間にまたいろいろな力や喜びをくれるのです。どの犬もみんな幸せでありますように」と願いを込めている。

 かなみの元夫・前田役を務めたのは、自身も保護犬の里親である上川隆也でその愛犬と共に出演。主題歌を提供したのは、メンバー自身が動物愛護チャリティーイベントにも参加しているウルフルズ(「泣けてくる」)といったように、本作には犬たちを愛するメンバーが集結している。(編集部・市川遥)

------------------------------------------------------------------------------------

 場所を「京都シネマ」に移し、もう1本。
 ヨメさんの学校が終わる時間にお迎えに行くていで、実はその車に乗って帰ってもらい私は映画に。これは駐車代が節約できていい。

(注)続きは、のちほど。

画像(320x239)・拡大画像(410x307)

映画に登場するブンとダイ(ブログ「衣笠山でおさんぽ」より拝借)

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

「草原の実験」 [映画]

画像(228x320)・拡大画像(400x560)

◎シネマトゥデイより

■チェック:『ブレスト要塞大攻防戦』などのアレクサンドル・コットが監督を務め、雄大な草原を舞台に描く衝撃の人間ドラマ。旧ソ連で実際にあった出来事をモチーフに、少年と少女の淡い恋模様と共に彼らを待ち受ける驚がくの事件を紡ぎ出す。韓国人とロシア人の血を引く美貌のエレーナ・アンがヒロインに抜てきされ、全編セリフなしの難役に挑戦。大自然の美しさに満ちた詩情豊かな映像とはかけ離れた、無垢(むく)な少女を待ち受ける宿命に絶句する。

■ストーリー:少女(エレーナ・アン)は、心地よい風が吹き渡る草原にぽつんと立つ家で父親と2人で生活していた。仕事に出て行く父を見送った彼女は、スクラップブックを眺めたり、トラックの荷台を掃除したりしながら時を過ごす。そんな美しい彼女に地元の少年や、風来坊の少年が好意を抱き……。
--------------------------------------------------------------------------------

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

 「離婚届け出してきたし」とヨメさん。
 「なんでー。第一、本人自筆でハンコも押さんと認められへんやろう」と私。
 「文句あんにゃったら訴えたら。」
 「えー、どうしたらええねん。」
 「知るか!」

 「あー、ほんまにこれからどうしよう」と途方にくれたとき目が覚めた。
 でもリアルすぎた。夕べは気温が上がり、いつもの分厚い毛布にくるまって寝ていた私は寝汗をかいていた。それでうなされて悪夢を見たんですね。(「悪夢」で終わってくれたらいいんですが・・・。)

 気を取り直して・・・。
 今日は久しぶりに、映画を見に行くことに決めていた。
 いつもの「京都みなみ会館」。今日は金曜日なので、パンとコーヒーがサービス。これはうれしい。次も金曜に行かんとあかんね。

画像(320x240)・拡大画像(480x360)

 最近はほとんど下調べをせず映画を見ている。
 「草原の実験」も同じ。「一切せりふがない」とどこかに書いてあり、それが気に入った。私は字幕の字を読むのが苦手で、読んでる間に場面が変わったりして内容が分からなくなることが多い。その点、せりふなしはいい。映像に集中できる。そんな軽い気持ちで見に行った。
 それに映画のチラシの少女が美人。(後で調べると、主演のエレーナ・アンは撮影当時14歳。)私の好きな黒木メイサ風美少女だ。それだけでも見に行く価値があると思った。

 しかし、鈍感すぎました。「草原の実験」という題自体に違和感を抱かなくてはいけなかった。この映画は、絶対に感想を語ってはいけない映画。どうか見に行ってください。絶対に損はさせません。

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2015年09月24日(木)

「お盆の弟」 [映画]

画像(226x320)・拡大画像(452x640)

◎Movie Walkerより

■作品情報
 40歳を控え離婚の危機に瀕した売れない映画監督が再起を図ってもがく様子を、全編モノクロームのやさしいまなざしで描きだしていくドラマ。監督は「キャッチボール屋」で第16回日本映画批評家大賞新人監督賞を獲得した大崎章。脚本は「キャッチボール屋」でも大崎監督と組み「百円の恋」では第一回松田優作賞を受賞した足立紳。「フィッシュストーリー」の渋川清彦が崖っぷちに立つ映画監督を、「あぜ道のダンディ」の光石研が監督と一緒に住むガンを患っていた兄を演じるほか、『SPEC』シリーズの岡田浩暉、「ガールフレンド」の河井青葉らが出演。大崎監督や渋川らの出身地・群馬県でオールロケされた。

■ストーリー
 不惑を控えた売れない映画監督・渡辺タカシ(渋川清彦)は、妻子と別居しており、ガンを患っていた兄マサル(光石研)を看病すると言って実家に転がり込んだ。地元の神社にお参りしたり食事の準備をしたりする日々。同じく売れないシナリオライターである悪友・藤村(岡田浩暉)がいる焼きまんじゅう屋でシナリオ作りに精を出すタカシには、映画作りが進めば妻(渡辺真起子)との関係を直せると思っている節があった。一方の藤村は新しく出来た彼女に熱を上げているからか、シナリオ作りに身が入らない様子。そんな中藤村はタカシに涼子(河井青葉)を紹介する。涼子のような美人で性格もよさそうな人が兄と付き合ってくれたら安心だと考えたタカシは彼女と頻繁に会うようになるが、涼子の思いはタカシに向かっているようだった。妻からは離婚を切り出され、映画作りもうまく進まず、涼子には酔った勢いで結婚していることを口走ってしまい、行き詰まるタカシだが……。

------------------------------------------------------------------------------------

 京都みなみ会館で、続けて2本目。以外な名作だった。

 キャストは、光石研と渡辺真起子以外は知らない人ばかり。でも主役の渋川清彦(ガレッジセールのゴリさんをやさしくした感じ)、親友役の岡田浩暉(神田うのの弟みたいな感じ)、合コン相手の河井青葉(吉田羊か?)、青葉の親友・後藤ユウミ(ブス役はむずかしい)、みんなよかった。

 この映画は、「妻に離婚を迫られている情けない男」の話。つまり、今の私です。とか書いたら、またヨメさんから「いらんこと書くなー」と怒りの鉄拳を食らう。

 家に帰って夕食時、「ますみちゃんがボクと離婚したい理由が分かったわ」と言ったら、横にいた廉が苦虫をつぶしたような顔をしていた。気分悪くしてごめんね。

 「お前には魂がないんだよ」と親友がタカシにそう叫んでいた。そうか、それや。たしかに私にも魂らしいものがない。それやったんやねえ、私が好かれない理由は。さて、これからどうして行ったらいいんでしょう・・・。

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

「セシウムと少女」 [映画]

画像(190x266)

◎シネマトゥディより

■チェック:映画館ラピュタ阿佐ヶ谷の経営者才谷遼が初メガホンを取り、17歳の少女と7人の神々たちの冒険を描く心温まるファンタジー。どこかに行ってしまったおばあさんの大切な九官鳥を捜すため、1940年代にタイムスリップするヒロインの姿を追い掛ける。主人公を演じるのは、オーディションで選出された新人の白波瀬海来。神々を演じるベテランの川津祐介らと彼女が繰り広げる、摩訶(まか)不思議な物語に心奪われる。

■ストーリー:両親と一緒に阿佐ヶ谷で生活している17歳の高校生ミミ(白波瀬海来)は、成績優秀だが、常に疎外感があった。ある日、彼女は下校中に送電線の下で雷に打たれてしまう。それをきっかけにミミは雷神のらーさん(長森雅人)をはじめ、風神のふーさん(飯田孝男)といった神々と知り合うことになる。

------------------------------------------------------------------------------------

 ああ、久々の映画。
 4月から6月にかけて4本の映画を見たのだが、このブログに書くヒマもなかった。あの4本、どうしましょうかねえ。
 6月22日、「沖縄慰霊の日」の前日に沖縄で「あん」を見て以来の映画。なんと、まる3ヶ月ぶりです。

 京都シネマか京都みなみ会館か迷ったが、駐車場のあるみなみ会館へ。ところが雨で道路渋滞。内容をほとんど把握しないまま「セシウムと少女」へ。入ったとき、もう上映開始10分ほどすぎていた。残念。

 しかし、おもしろかった。内容、展開はかなりむちゃくちゃだったが、主役・白波瀬海来(かいら)とその祖母の若き日の役・金野美穂の18歳コンビがかわいくてよかった。チラシにも、「少女時代の静(金野美穂)とミミちゃん(白波瀬海来)の銭湯でのミュージカルシーンは本作のハイライト!」と。

 東日本大震災の原発事故について、「こんなふうに言い切っていいんか知らん」と思う場面もあったが、それはそれでよろしい。
 「木原白秋はこんな人やったんか、阿佐ヶ谷ってこんなとこやったんか」とあらためて認識する場面もあり。最初の10分を見逃してしまったので、レンタルCDが出たら借りてぜひもう一度見てみたい。

画像(320x213)・拡大画像(600x400)

Posted by パオパオ   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

9

2016


        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

プロフィール

パオパオ

このブログについては「ごあいさつ」をご覧ください。

PHOTO

長靴ウォーキング

長靴ウォーキング

「二条城で、走Run Night(走らないと)!」18回目

「二条城で、走Run Night(走らないと)!」18回目

ゼファー750さん、ご来店

ゼファー750さん、ご来店

検索


カテゴリーリスト

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク集

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2008 Paopao All rights reserved.