パオパオだより

2014年03月14日(金)

「9の会」の仲間を石川県知事に! [平和]

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第29回マラソンに挑戦する会 (2010年)

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第29回マラソンに挑戦する会 (2010年)

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第30回マラソンに挑戦する会 (2011年)

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第31回マラソンに挑戦する会 (2012年】

 3月16日投票の石川県知事選挙に、「ランナーズ9の会」の仲間である木村吉伸さんが立候補されている。
 私が初めて木村さんとお会いしたのは4年前。5月3日、金沢市犀川河川敷で開催されていた「マラソンに挑戦する会」で。私はその年の4月の京都府知事選挙で、「ランナーズ9の会」の仲間である門祐輔候補の応援演説をしたばかりだった。「マラソンに挑戦する会」で木村さんを見つけ、木村さんがその年の3月の石川知事選挙に立候補されていたことを知った。
 そのときに、「もし4年後の知事選にまた立候補されたら、必ず『平和・憲法九条』ののぼりを持って応援に行きます」と約束させてもらった。こんなひどい腰痛になっていなければ、本当に行く気になっていた。

 今日、選挙事務所に電話させてもらった。
 「京都の藤井と申します。木村さんとはマラソンを通じてお知り合いになりました。知事選に出られたら必ず応援に行きますと約束していたのですが、体調が悪くて行けません。その代わりに、私のブログで応援したいと思っています。ブログでの応援で、何か制限とかあったら教えてください。」

 電話に出られた方は、「個人的なメールなどには規制がありますが、ブログにはまったく制限はありません」とのこと。他の候補への誹謗・中傷以外なら何を書いてもいいようだ。また以前は投票依頼のようなことは×だったが、今は問題ないらしい。
 そらそうですよね。見たくないブログなんか見んかったらすむことですもんね。

 さてと、木村吉伸さんの応援ですが・・・。
 実は、私は木村さんとは3回お会いしただけです。2010、2011、2012年の「マラソンに挑戦する会」の会場で。でも、フルマラソンを楽々完走できる体力の持ち主で、憲法九条をまもってくださる方であることだけは知っています。もう私はそれで知事候補としては十分なんですが・・・。
 もっと知りたい方は、「木村吉伸サポーターず」へ。

 石川県民のみなさん、木村吉伸さんをよろしくお願いいたします。

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【RUN】

 今日も「あいおわ治療院」で、浮腰式腰痛治療器で治療してもらった。これは効く感じがする。
 もう今日から鎮痛剤を飲むのをやめた。きりをつけないとね。

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 夕方、真樹と「京都キャロット」まで。
 早歩きという感じだったが、腰にはひびかなかった。

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 きくを店から連れて帰ってきて、腰の具合がましな気がしたので6日ぶりにそろりと走りに行くことにした。 
 1km走ったところで5分35秒。まあまあ走れている。腰のちょっと上のあたりに、後ろから大型ホッチキスで止められているような痛さ。分かります?
 さすがにだんだんと体が重くはなってきたが、何とか5km。27分06秒。ちょっとがんばりすぎたかも・・・。
 1kmダウンジョグと最初の店往復1.3kmも合わせて、今日は7.3km。

 明日も無理せずそろりと走ろう。

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2013年11月12日(火)

いらんちゃ 米軍基地! [平和]

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 11月10日付の京都民報に、「標的の村」上映会のお知らせがあった。この映画は9月に京都シネマで上映されていたのだが見逃していたもの。
 左京区役所で午後2時と6時半からの2回。新日本婦人の会が主催らしいので、私の姉に会えるかもしれない。そう思い、2時からの部に参加させてもらうことにした。

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 家から左京区役所までの距離を調べてみると約4.5km。これなら走って行ける。
 おととい和歌山の「しまむら」で買ったジャージ上下(1900円)とジャケット(1900円)を着て。スポーツ用品店関係者がよその店で買っているようでは・・・。でも、安い! ヨメさんは、「きっしょく悪いカメムシ色」と言うけれど。

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 円通寺の裏を通り、深泥ヶ池に降りていく急坂へ。

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 地下鉄北山駅でちょうど3km。

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 京都府立大前を左折。

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 左京区役所到着。距離は調べたとおりの約4.5km。信号に何回かかかってしまったので、27分14秒。

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 2時10分前くらいに着いたのだが、用意されていた60席ほどはすでにうまっていた。立ち見も含めて80人くらい。
 姉が来ていないか探してみたが見当たらない。よく考えると主催は新日本婦人の会左京支部。姉は、左京区役所のすぐ近くだが北区だった。

 映画「標的の村」についてはまた別枠で書きます。
 本当にいい映画で、多くの人に見てもらいたいと思いました。

 映画のあと、新しい米軍基地建設が問題になっている京丹後市の橋本まり子市議のお話があった。この部分は、私にとって予期しなかった「もうけ」になった。

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 山田京都府知事が米軍レーダー基地受け入れを表明したニュースには仰天した。だれのための、何のための新米軍基地受け入れなのか理解できない。そう思っておられる方は多いと思う。

 京丹後市経ヶ岬に現在ある自衛隊基地を南側にずらし、その空いた土地に新米軍基地を建設する予定らしい。新しく取得予定の地権者に対しては、坪8千円相場の土地に対して19万円で買い取るという話をしているそうだ。「札束で釣る」っていうやつですね。
 過疎地で将来の不安だらけだとは思いますが、どうか札束で魂を売ってしまうようなことはしてほしくない。何とか踏ん張ってほしい。かつては「革新の牙城」と言われた京都の意地を見せてほしい。米軍基地が近くにあって得なことなんてなんにもありませんよ。

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 会場内で、「米軍基地建設反対丹後連絡会」のTシャツとジャンバーを販売されていた。背中に「いらんちゃ 米軍基地!」と書いてある黄色のもの。もうTシャツの季節でもないので、ジャンバーをいただいた。これだと沖縄に行ったときも着れる。京都の丹後と沖縄が連帯できたらいいのに・・・。

 「さっそくこれ着て走って帰ります」と橋本市議に言い、いっしょに写真に入ってもらった。
 私ができることは、このジャンバーを着て走ることくらい。 
 「その地図はどこですか?」とでも聞いてもらえたらシメシメ。その日のために、「米軍Xバンドレーダー基地」についてしっかり勉強しておかなくては。
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 深泥ヶ池にいる姉夫婦に「標的の村」を見てきた話をしに行った。
 するとそこに私の父が。すっかり忘れてました、今日は父のほっぺたのできもんを取る手術の日。

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 手術はうまくいったらしく、父の機嫌もよかった。

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 姉の家で父としゃべっているとき、兄夫婦が心配して見にきた。
 次女が車で長女の家まで送り、長女が病院に付き添い、長男と次男(私)が顔を出す。父は、自分の手術に4人の子がかかわってくれた事がうれしかったようだ。いろいろなことをいっぱいしゃべっていた。

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 来月で92歳になる父にも、戦争の悲惨さをもっと伝えてもらわなくては。

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※「やつし」の父は、ばんそうこうを貼った顔の写真はNG。代わりに、姉夫婦の家のネコちゃんに出てもらいました。

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2013年05月03日(金)

子どもに伝える憲法 [平和]

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◎京都新聞5月3日朝刊・凡語

  3年前に亡くなった作家の井上ひさしさんは、出っ歯が恥ずかしかったので、歯医者に普通の入れ歯を頼んだら「歯型を変えると、あなたはあなたでなくなる」と言われたそうだ▼「憲法も同じです」と子どもたちに話している。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義は「私の歯のように、憲法の個性」であって、「この三つをかんたんにかえてはいけないということをわかっていてください」(「子どもにつたえる日本国憲法」講談社)▼きょうは憲法の誕生日なのに、お祝いどころか、憲法を変えようという声が聞こえる。しかも政権の中からだ▼憲法改正の発議要件を緩め、衆参両院の賛成を「3分の2」から「2分の1」にする。まずは関門の鍵を解きやすくしておいて、次の狙いは自民党がめざす「国防軍の保持」だろう▼これまで憲法改正できなかったのは、諸外国に比べて要件が厳しかったから。そんな理屈だが、実際はそんなに違わないようだ。要件が厳しいのは憲法の重みゆえであり、一部を改正するにも時間をかけ熟議を重ねるためだ▼選挙制度改革をみても議論を深める国会になっていない。要件を緩めれば、「決められる政治」が暴走しかねない。憲法は政府の好き勝手を許さない−井上さんが子どもたちに伝えたことばが重みを増す。
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 新聞がやっと「憲法改正の発議要件を緩める」のはダメという記事を書き出した。私が取っている毎日新聞と京都新聞は同じような考えのようだ。
 また、各種のアンケートで「憲法96条の改正」に反対が賛成を上回っている。ちょっとホッとした。
 新聞の記事も最初は難しいものが多かったが、今回の京都新聞の「凡語」のように分かりやすく書いてあるものも増えてきた。

 私ももっと勉強して、ことの重大さを分かりやすく人に説明できるようになろうと思う。

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2013年02月22日(金)

抑止力? [平和]

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◎毎日新聞2月22日朝刊 「ヒバクシャ広島/長崎:’13冬/5」

   抑止論の限界 世界は見よ

 ◇6000人治療の医師、警告
 米軍により広島に原爆が投下された時、広島陸軍病院の軍医だった肥田舜太郎さん(96)は、原爆が人間をどのようにして殺していくかを、つぶさに見た。爆心地から約6キロ離れた民家で往診中に被爆し、直後から救援治療に奔走した。その体験が戦後、被爆医師として6000人以上の被爆者の治療に当たり、核廃絶に生涯をかける原点になった。

 北朝鮮が今月12日、3回目の核実験を強行した。さいたま市浦和区の自宅でニュースを見た肥田さんは「核兵器が地球上に存在する限り、こうした国がなくならない」との思いを改めて強くしていた。北朝鮮の度重なる核実験は、核抑止の限界を突きつけていると言い、こう指摘した。「核のカードを保有すれば外交上、優位に立てると考える国が今後も出続ける。米国をはじめ、今核を持つすべての国が自ら廃絶するしか、人類は核の恐怖から逃れられません」

 肥田さんは戦後、東京や埼玉で低所得者向け診療所を開設した。「被爆医師」のうわさを聞きつけ、受診に訪れた患者は、肥田さんが看護師に席を外させると、ようやく被爆体験や身体の異常、生活の窮状を語り始めた。

 きのこ雲の下、命からがら生き延びた人々を5年、10年と苦しめ、ゆっくりと命を奪う。肥田さんが原爆放射線の残忍さを知ったのは、米研究者が書いた内部被ばくに関する論文だった。原爆投下から30年たっていた。

 なぜ、放射線被害の研究は日本で進まなかったのか。その問いに肥田さんはこう答えた。「米国が徹底的に隠したからです」。戦後の占領下、被爆者を診た医師は症状などを記録したり研究したりすることが厳禁とされた。一方で、米国は広島と長崎に原爆傷害調査委員会(ABCC)を設置。被爆者を検査して被爆による遺伝的影響を調べたが、治療は一切施さなかった。

 軍事は人命より優先する−−そう思わせる原爆被害の治療実態だった。軍事が優先されると、国民は犠牲を強いられる。肥田さんは昨年10月、講演先の沖縄県で、そのことを痛感した。県民の反対運動の中、オスプレイが米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)に配備されるのを目の当たりにした。「沖縄県民がどれほどノーと言っても、米国は耳を貸さない。日本はまるで植民地だ」。怒りが胸を突いた。

 肥田さんは1月、腰の持病のため休んでいた講演活動を1カ月ぶりに再開した。「1000人の幸福のためなら10人が犠牲になっても構わないわけはない。1人の命も犠牲にしてはいけないのです」。その思いが96歳の肥田さんの背中を押している。

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 「抑止力」とは、ある人たちにとっては都合のいい言葉。
 身近なところでは、沖縄の米軍基地の存在が抑止力になっているといわれる。でも、何に対する抑止力かよく分からない。「火に油をそいでいる存在」と見ることもできる。沖縄の米軍基地がなくなって、何か困ることある?

 アメリカで銃乱射事件が頻繁に起こっても、銃規制はされない。自分の身を守るためという理由で、簡単に銃を持つことができる。これも、「抑止力」という考え方だろうか。日本のように全面的に禁止している国では「銃乱射事件」などありえない。アメリカも日本のいいところは見習えばいいのに・・・。
 
 肥田医師の最後の言葉がいい。
 「1000人の幸福のためなら10人が犠牲になっても構わないわけはない。1人の命も犠牲にしてはいけないのです」
 「抑止力」という言葉を自分たちの都合のいいように使っている人たちには、この言葉の意味をよく考えてもらいたい。

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【RUN】

 お昼前にジョギング。
 家から深泥池、上賀茂神社、京産大を回るコース。序盤は下り、中盤平坦、終盤上りと変化に富んだコース。
 6.82km、37分26秒。もうちょっと距離があると思っていたのに意外と少なかった。

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 夕方、もう一度ラン。
 1kmジョグのあと、1000+1000。3分50秒、5分34秒。
 1kmダウンジョグをプラスで4km。

 今日は2回合わせて10.8km。

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2012年11月15日(木)

カープ・栗原選手の思い [平和]

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◎毎日新聞11月14日夕刊

   ヒロシマと生きる 「被爆者 プレーで元気付けたい」
                  カープ・栗原選手 FA行使せず残留

 プロ野球のフリーエージェント(FA)権行使の申請期間が13日終わり、広島の栗原健太(30)の残留が確定した。公式ブログで被爆地への思いを発信する栗原だが、今季は5月に右肘を手術、原爆の日前夜に開かれたピースナイターも自宅観戦するしかなかった。「来季こそは全力プレーで、被爆された方々を元気づけたい」と話している。

 右肘手術の影響で今季は21試合出場にとどまり、0本塁打、5打点、打率2割1分1厘。主力になって最低の数字に終わった。

 山形県生まれ。日大山形2年の98年夏、甲子園の土を踏んだが、広島は遠かった。原爆のことは教科書でしか知らず、初めて訪れたのは17歳、入団発表の日だ。原爆資料館の前で記念撮影したものの入館しなかった。

 転機は04年の結婚だった。妻(27)が被爆3世で、8月が近づくたび原爆のことを口にした。被爆体験を語らぬ親戚がいること。被爆者が減り、広島でさえ原爆への関心が薄れていること。資料館も一緒に見学した。黒く変色した弁当箱の白飯に、言葉を失った。「一発の爆弾が日常を奪ったのか」

 焦土の広島に球団が生まれた意義も考えた。被爆者を含む市民は、創設時から募金で球団を支えた。その思いに応えられないか。08年まで本拠地だった旧広島市民球場では、原爆の日に試合がなかった。疑問に思い、その年8月6日、ブログで書いた。「とても大事な日ですが、僕たちは毎年遠征で広島にいません。理由はあるのでしょうか?」

 静かに過ごしたい被爆者に配慮し、市条例の施行規則で市民球場が休場と知って反省したが、のちに規則は改正される。11年8月6日、マツダスタジアムでピースナイターは開かれた。今年は日程の都合で前夜に開催された。しかし、立つべき打席に自分がいない。歯がゆかった。

 「ピースナイターを楽しみにしてくれる被爆者の方もいる。全力で打ち、走り、元気を送る。それが広島で野球を続ける意義」。来季の活躍を誓って振り抜いたバットが、広島の室内練習場に快音を残した。【平川哲也】
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  <橋下・大阪市長>「核廃絶無理」発言 広島市長が苦言

 遊説先の広島市で10日、核兵器の廃絶を「現実には無理」などと発言した日本維新の会代表の橋下徹大阪市長に対し、広島市の松井一実市長は14日の定例記者会見で、「被爆の実相を十分理解していない人の発言」と苦言を呈した。広島を訪れて実相を理解してもらうよう橋下氏に求めるという。

 松井市長は発言を「いろいろな考え方の一つ」としながらも、「被爆者の話を聞いていただければ、おのずと分かるのでは」と述べた。政令指定都市の市長が集まる会合などで、橋下氏と面会した際に広島訪問を求める意向だ。大阪市は、核兵器廃絶を求める国際NGO「平和市長会議」(会長、松井市長)に加盟している。

 一方、橋下氏は14日、「核廃絶を訴えても世界には響かない」と改めて持論を展開した。市役所で記者団に「核廃絶は理想だが、政治は現実に即して戦略を考えないといけない」と主張。日本が国連安全保障理事会の常任理事国ではない現状を指摘し、「一地域でペーパーをまとめるだけでは世界は動かない」と、湯崎英彦広島県知事らに反論した。【中里顕】
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 プロ野球でお金をたくさん持っているチームは、自力で選手を育てようという気がないように見える。。他チームの主力選手を引き抜き、他チームを弱体化させるのがチームの方針なのだろうか。
 わがヤクルトスワローズからは、ハウエル、ペタジー二、ラミレス、グライシンガー、ゴンザレス・・・。苦労して探してきた主力外国人選手を札束で・・・。
 広島東洋カープも、江藤、金本、新井と次々と4番バッターを取られてしまった。次に狙われるのはヤクルトなら林 昌勇(イム・チャンヨン)、広島なら栗原かなあと思っていた。
 しかし、栗原はちがった。今年は故障で出番が少なかったが、本調子なら広島の4番を打つバッターである。広島の安月給に対抗して、厚い札束を出してくる球団があれば心も揺れるものだ。
 これを押しとどめたのは、被爆3世の奥様の力が大きいだろう。実際に被爆した者の恐怖、痛み、苦しみ、悲しみを祖父母から直接聞いた奥様は、ご自身も体に異変があるのかもしれない。そういう話をしっかり受け止め、自分の生き方に反映させている栗原選手は立派だと思う。
 まるで他人事のようにしか発言できない大阪市長とはえらいちがい。まず、栗原選手ご夫婦と橋下大阪市長との対談でもしてもらったらどうでしょう。

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2012年09月17日(月)

「放射能副読本」学習会 [平和]

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 正確には、放射能から子どもを守る会・茨木主催の「放射能」について共に考える連続学習会の第1回。実は文科省から公立小学校に配布された副読本も「放射線について考えてみよう」であって、どこにも「放射能」という言葉は使われていない。
     ◇     ◇     ◇
■放射線(ほうしゃせん、radiation)とは、放射性元素の崩壊に伴い放出される粒子線 あるいは電磁波のこと。主にアルファ線、ベータ線、ガンマ線の3種を指す。また、それらと同程度のエネルギーを持つ粒子線や宇宙線を含めることもある[1]。広義には、様々な粒子線や電磁波の総称である。電離作用を持つ電離放射線について考えることが多く、励起なども起こり、これらに基づいて、物理作用、生理作用のほか、化学作用も現れる。
■放射能(ほうしゃのう、英: radioactivity)とは、原子核が崩壊して放射線を出す能力のことである。原子核の崩壊により、出された放射線のうち、電離作用をもつ電離放射線について考えると、励起などもおこり、これらにもとづいて、物理作用、生理作用のほか、化学作用も現われる[]。
 放射能の単位はベクレル(記号 Bq)であり、1Bqは1秒間に1個の原子核が崩壊することである。
 日本語ではしばしば放射能と放射性物質と放射線とが混同されているが、その意味は明確に異なる。日常会話やマスコミ等において「放射能を浴びる」「放射能に汚染される」などの誤用が一般に定着し常用されている。また、英語では放射性物質のことを radioactive materials と表記するが、標識などにおいて radioactive と略記することが多く、これを放射能と日本語訳してしまい(厳密には放射性と訳さねばならない)、誤用が起きていると考えられる[要出典]。放射能は英語で radioactivity である。(ウィキペディアより)
     ◇     ◇     ◇
 まず、ここからです。
 9月7日の「茨木金曜日行動」で、この学習会のビラを配らせてもらった。それを配っている本人が、その学習会に全くかかわらないということは問題だ。そう思い、昨日の京都走ろう会のあとお昼ごはんも食べずに駆けつけた。
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 茨木市民会館に着いたのは1時50分くらいだったので、学習会はもう半分ほど進んでいた。参加者は私を含めて8名。こないだの「茨木金曜日行動」に参加されていた方が4名、呼びかけに応じて来られた方が4名だった。

 「小学生版副読本『放射線について考えてみよう』を読んで、疑問点を出し合おう」ということで、副読本の項目に沿って話し合われていた。

 私が到着したときは、「放射線を受けると、どうなるの?」という項目。以下、原文のまま引用。
     ◇     ◇     ◇
 (放射線を表す単位は)長さを表す単位「1メートル=1000ミリメートル」と同じで、1シーベルトは1000ミリシーベルトです。マイクロはミリより小さいときに使い、1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルトとなります。
 自然から1年間に受けている放射線の量は、一人当たり約1.5ミリシーベルトです。一度に100ミリシーベルト以下の放射線を人体が受けた場合、放射線だけを原因としてがんなどの病気になったという明確な証拠はありません。

【考えてみよう】
 絵を見て健康的な暮らしのためには、どのようなことに心掛けるとよいか考えてみよう。
     ◇     ◇     ◇ 
 その絵というのは、中心に「がんなどの病気」があり、上から右回りに「年をとる」、「遺伝的な原因」、「ウイルス・細菌・寄生虫」、「働いている所や住んでいるところの環境」、「食事・食習慣」、「放射線・紫外線など」、「たばこ」、「酒」。
 なるほど書いてあることはまちがいではないが、明らかに「放射線」を薄めるために書かれている。その放射線も「紫外線」と同等の扱いとは・・・(「放射線・紫外線など」のところの絵は太陽光線を手でさえぎる女性の姿)。

 次は、「放射線は、どうやって測るの?」という項目。
     ◇     ◇     ◇
【調べてみよう】
 文部科学省は、学校に放射線測定器「はかるくん」を貸し出しています。「はかるくん」を使って学校の中や周りを測ってみよう。
※「測定器で放射線を測っているよ」という小学校の教室の写真。
     ◇     ◇     ◇
 参加されていた元小学校教員の方がおっしゃった。
 「小学生は測定器に興味を持つと思います。そして、目に見えないものが数値として測れたら喜びます。そのものの危険性などには関心がなくなり、何がどんな値か、中には大きな値が出ると「わー」と喜ぶ子もいるかもしれません。」
 中学校の理科の先生のご意見。
 「教室や学校で簡単に測れるものなら何も恐れることはない、という新たな安全神話作りじゃないですか。」
 また、福島から避難されているお母さんは、「避難生活を送っている自分の子と同じ小学生が、楽しそうに測定器を使っている写真は受け入れられない」とおっしゃっていた。

 最後に、「放射線から身を守るには?」という項目。
     ◇     ◇     ◇
 放射性物質を利用している施設の事故によって、放射性物質が風に乗って飛んでくることがあり、この時に放射性物質から出る放射線を体の外からと体の中から受け取ることがあります。
 体の外から受ける量を少なくする方法があります。一つは放射性物質から離れること。もう一つは放射線を受ける時間を短くすること、そして放射線を通しにくい建物の中に入ることです。建物の中に入った時は、放射性物質が建物の中に入らないようにドアを閉め、外からの空気を取り込むエアコンや換気扇の使用を控えるなどの対策をとることが大切です。また、長袖を着ることにより、放射性物質が体に付かないようにすることができ、服や体に付いても放射性物質を洗い流すことができます。
 体の中から受けることから身を守るには、体の中に放射性物質が入らないようにマスクをしたり、放射性物質が決められた量より多く入ったりした水や食べ物をとらないように気を付けたりするなど対策を取ることが大切です。
 なお、体の外から放射線を受けたことを原因として、人が放射線を出すようなことはなく、かぜのように人から人へ伝染することはありません。
     ◇     ◇     ◇
 「なんで、原発(放射性物質を利用している施設????)をなくすというのがないやろう。」
 これが、参加者全員の疑問。事故が起こったあとの対策よりも、事故を起こす元をなくすという発想は初めからないのだろうか。
 また、中学の理科の先生の言葉。
 「震災がれき処理なんて、まやかしのような言葉を使ってはいけませんよ。あれは正しくは『死の灰処理』です。」
 テレビや新聞がそう正確に報道してくれたら、また今の事態も変わっていくだろうに。

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世界が輸入禁止にしている日本の食品 (1094KB)

 副読本のほかにもいくつかの資料をいただいた。その中で、みんなが「びっくりした」、「知らなかった」と言われていたのが、「本当に食べても安全ですか? 世界が輸入禁止にしている日本の食品」。
 8月27日現在、日本の食品の輸入規制をしている国は14ヶ国。中でも、日本の原発を後押ししているはずのアメリカが細部にわたって規制。アメリカは遺伝子組み換え食品などの規制もゆるいようなのに・・・。
 「どうゆうこっちゃ?」
 「これはほんまに危ない証拠とちがうんかいな。」

 私は遅れていったせいもあり、時間が短くて掘り下げた意見交換もできなかった。それでも認識を新たにしたことがいっぱいあった。
 多くの人にアピールするデモも大事かもしれないが、まず自分が勉強して基本的な知識を身につけなれればと思った。
 「茨木金曜日行動」で配らせてもらったもう1種類のビラ、「内部被ばくを生き抜く」の上映会にも都合をつけて行こうと思っている。

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帰りの京都市地下鉄

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